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幻想的で切なく、どこか印象派のニュアンスも感じられる曲想の交響曲を教えて下さい。
マーラー5番のような1つの楽章が特に美しい曲ではなく、曲全体を通して美しい曲を理想としています。

イメージとしては
プーランクのシンフォニエッタ
ドビュッシー(編曲:M. コンスタン)の交響曲「ペレアスとメリザンド」
のようなイメージです。

コアな質問ではございますが、よろしくお願いします。

※参考動画(シンフォニエッタより第3楽章)を添付しました

A 回答 (4件)

 交響曲というものは、「起承転結」だとか、「喜怒哀楽」だとか、「序破急」だとか、何かと多様なものを並べて変化を付け、そのバランスの妙を競うといってところがあるので、全体を通して幻想的というものは、あまりないのではないでしょうか。



 「幻想的」といっても、分かったような分からないようなもので、

「ファンタジー」といえば「夢想的」「夢見心地」「白日夢」
「ファンタスティック」といえば「非現実的」「空想的」

といった感じで、質問者さんの意図するところは「ファンタジー」なのかな、と思います。
(クラシックの交響曲で「幻想的」というと、真っ先に思い浮かべるのがベルリオーズの「幻想交響曲」ですが、これは「シンフォニー・ファンタスティーク」)

 「ファンタジー」で思い浮かぶのは、交響曲よりも

ドビュッシー作曲/交響的素描「海」
ドビュッシー作曲/「牧神の午後への前奏曲」
フォーレ作曲/組曲「ペリアスとメリザンド」
シベリウス作曲/交響詩「トゥオネラの白鳥」

あたりでしょうか。
 交響曲にこだわるのであれば、ファンタジーというよりは「悲しみ」「閉じこもり」「現実逃避」ではありますが、グレツキ作曲/交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」あたりがイメージに近いかな、と思います。
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マーラーを聞いているなら、10番アダージョも聞かれましたか? 未完成品ですが美しいです。



組曲ならレスピーギの”ローマの泉”が浮かびましたが。
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hornisさん、こんにちは。



交響曲の中から・・・ですね。

フランクの
『交響曲 ニ短調』
>幻想的で切なく、どこか印象派のニュアンスも感じられる曲想の交響曲
というリクエストに一番近いのではないかと思います。

ピアノ付きですが、
ダンディ
『フランス山人の歌による交響曲』

ラロ
『交響曲 ト短調』(有名なスペイン交響曲ではない)
これもなかなか雰囲気のある曲です。

もろに印象派ですが、
オネゲル
『交響曲第4番 バーゼルの喜び』
ルーセル
『交響曲第1番 森の詩』
『 同 第4番』
ミヨー
『室内交響曲第1番 春』


交響曲といえばドイツとロシアのように思われていますが、フランスにはたくさんの佳曲があります。探してみるといいかもしれませんね。
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シベリウスの4番の交響曲はどうでしょうか。



自分自身、この曲の良さについて深く知っているとは言いがたいのですが……幻想的な曲というのは、一度聴いてすぐ良さがわかるわけではないと思います。徐々に心の中に浸透するものではないでしょうか。

私自身、これを機会にこの曲の世界をさらに探索してみたいと思います。
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