No.1
- 回答日時:
こんばんは。
恥ずかしながらオルトケイ酸ソーダ、とははじめて聞いたのですが、
苛性ソーダのNaOHとは違うものの、石けんは脂肪+アルカリ、
という組み合わせでできるので、苛性ソーダの代わりになる
強アルカリの薬品ではないかと思いました。
どう違うのか私は化学にさっぱりなので、他の方にお譲りしたい
と思います。ただ、今一般的な手作り石けんは苛性ソーダがメインで、
鹸化値など苛性ソーダか苛性カリを基準に算出されているため、
苛性ソーダを利用することをおすすめします。どのみち、オルトケイ酸
ソーダも同じような劇物ではないかと思いますし。
で。
苛性ソーダの危険性ですが。これはやっぱり、取り扱いに非常に
注意が必要な薬物だと思います。でも、危険物取り扱いの中に
入ってないし~と思い、私はかなりラフに扱ってしまっています・・(^_^;。
腐る、というのがよくわかりませんが・・私にとって腐る、
というのは、有機物を栄養としてなにかの菌が大量に繁殖した状態を言うので。
苛性ソーダが目に入れば、目の水分・タンパク質とあっと言う
間に反応して、化学やけどを起こすと思います。ひどければ失明も免れないと思います。
普通の肌でもそうです。化学物質によるやけどは本当にこわいです。
これは苛性ソーダが揮発した蒸気でも同じことらしく、私は石けん
作りには防護用グラスをかけています。あとマスクも必須ですね。
石けんづくりの過程で、「水に苛性ソーダを入れて溶かす」という
工程があるんですけど、これをすると、マスクとサングラスの必要性を
ひしひしと感じます。うっかりグラスを忘れてしまったとき、
目がきしきし痛みはじめ、あわててかけたことがあります。
あと服装は、分厚い生地の長袖長ズボン、靴下、ゴム手袋で、
肌の露出を押さえ、水場の近く(なにかあったときに水をばっと
かけて流せるよう)で作業しています。
でも、暑いですよね~。
こないだゴム手袋の中がぬれぬれになってしまい、面倒になって、
しばらく混ぜたあとにゴム手袋をはずして素手でかきまぜ、
ボウルに触っていました。
やっぱり縁など一部分タネが飛んでいて、作り終わったころ、
中指に小さな火脹れができているのを見つけました・・(^^;;;。
今ではもう、あとかたもなく治っていますけど。
特に容器から出すときは緊張します。また、水に入れるときは
ステンレスの流し場に容器を起き、万が一容器が壊れて水溶液が
流れだしてそのへんに飛び散ることになっても、ステンレスの
流し場だけですむよう、それだけは気をつけています。
下手をすると人も殺せる危険な薬物ですが、昔は水道管の掃除に
よく使われていたそうです。(それで水道管の腐食が激しいため、
あまり取り扱われなくなったとか・・?)
危険だけど、要所を押さえて使えば、むやみにこわがる必要は
ないのではないでしょうか・・。
華やかに見える石鹸作りも大変な苦労の賜物なんですね!以前父がビニール製の使い捨て全身作業服を200円くらいで買ってきたのでそれを私も買おうかなと思います。後は酢を準備して外でやろうと思っています。(結構怪しまれそうですが)ありがとうございました
No.2
- 回答日時:
干支で 1周りも昔の話ですが、子どもが小四の夏休み、自由研究で石けん作りをさせました。
最初、勉強がてら某公共施設での講習会に行ってきたのですが、やはり苛性ソーダは危険とのことで、長袖長手袋着用、さらにできたら保護眼鏡も、との注意がありました。
その後スーパーで、「石けんの素」を見つけ買ってみたところ、
「強アルカリ性の劇物ではありません」
と箱の裏に書いてありました。
夏の暑い時期でしたから、子どももTシャツに短パン姿でしたが、肌がかぶれたり失明したり、そんな兆候は全くありませんでした。
>どう違うのでしょうか?…
あの時、それが苛性ソーダではなく、「オルト珪酸ナトリウム」であることまでは調べたのですが、化学に疎い私に、それ以上のことは理解できませんでした。
いずれにしても、苛性ソーダほどの危険性がないことだけは事実です。
No.3
- 回答日時:
以前「ゆほびか」という雑誌に「オルトケイ酸ソーダ」を使って作る手作り石鹸の作り方が紹介されていました。
雑誌についていた応募券を送ると、全員にオルトケイ酸ソーダをプレゼントということもしていました。
ですから、苛性ソーダほどの劇物ではないのだと思います。
それでも、ペットボトルの中で油に混ぜて振ると、少し熱くなりました。軍手などをつけて作業したほうがよさそうです。
参考URLは、この方法で石鹸を作った方の体験記です。最初はうまくいかなかったようですね。
わたしは、クリーム色のしっかりした石鹸ができました。
参考URL:http://kobe.cool.ne.jp/syumisyumi/arekore4.htm
私もそのっやりかたをやろうと思ってるんです!雑誌にお出たんですね!美肌水を作った人が作った石鹸ですよね?凄く楽しみになってきました!ありがとうございます。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
ケイ酸ソーダは加水分解で苛性ソーダを生じます。
つまり、最終的には苛性になっているわけです。
結局、気をつけて取り扱わなければならないことに違いはありません。
苛性ソーダは固体でも潮解性(水分を吸って自然に溶ける)がありますから、保存にも注意しないといけませんが、気をつけて扱えば大丈夫です。
手袋と眼鏡(保護眼鏡でも伊達眼鏡でも)をつけて扱い、使用中は他のところを決して触らない(特に顔とか自分の体。痒いと自然にやるから。)、使用器具はよく後で洗い、不要な苛性は中和してから捨てる。これぐらいですかね。
確か薬局とかで買える筈です。劇物なので印鑑は必要ですが。
フレークのは扱いづらいと聞いたことがありますので、粒状のものが手に入ればそっちがいいです。
これ以外にも注意すべきことはあるので、やる場合には本やWeb等で充分知識を仕入れて準備をして下さい。
最終的には同じなのですね。私の調べた限りではケイ酸ソーダのほうが安く早く出来るというだけなので助かりました。十分注意したいと思います!ありがとうございました
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