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アンティークカルティエの文字盤について

時計にお詳しい方、どうか教えてください。
時計コレクターだった祖父母の腕時計を家族で形見分けしています。私は宝石が着いた類が好きではないので、普段使いでき且つ長く愛用できる物を選びたいと思っています。

カルティエのシンプルな物が見つかり、バンドを交換して使おうと思っているのですが、調べていると偽物であるような情報がありました。祖父母は、旅行用に盗られても構わない偽物を少し買っていたとの情報があり、困惑しています。写真のような文字盤は、ラインナップとして存在するのでしょうか?

(特筆点)
・Ⅹ、Ⅶともに飾り文字がない
・swiss madeではなく、parisとの刻印
・手巻き、使い込んであるが破損やメッキ剥がれなどなし

「アンティークカルティエの文字盤について 」の質問画像

A 回答 (3件)

NO.2です。

お礼頂き有難うございます。

>革ベルトは、バックルが着いてないものですが。

おそらくバックル=尾錠(洋服のベルトのような革ベルト部分に穴が開いていてそこで止める)
純正尾錠とかAバックルといった呼び名のタイプでしょうか?

ご参考
http://eguchi-store.jp/blog0004/

また、私の挙げた調整できないDバックル、可能のものでもOEMのメーカーは特注になります。
前記で挙げたメーカーの取扱代理店、かつCartierをわかっているショップでなければフィッティング含め困難な場合があります。

ご参考(前回答で挙げたメーカー・金額はメンズ用ベルト・クロコダイルの一例です)
http://www.cfjapon.co.jp/collection/custommade.h …
http://www.cfjapon.co.jp/collection/watch/ladys_ …
http://www.mimosa-1.co.jp/jcp/product.html
http://www.mimosa-1.co.jp/jcp/product/material/c …

私的な経験で(antique・Cartier)を扱う実績の多いショップ(アンティーク時計の専門店)で行ってます(オーダー。既製品のタイプではないため)、Cartierで確認し時計に合わせて費用含め見積依頼ではと存じます。
尾錠も年代によって形が変わるので、使用、価格、許容範囲(時代考証へのご自身のお考え)含め選択下さい。

小ぶりでありながら質感と品格を持ち即判断できる素晴らしい時計と存じます。
機械は修理が可能ならば定期的なメンテナンスで使用できます。
(当方の過去の一例ですが70年代のCartierのメンテの相談をした時、メンテ可能とのお返事でした。それは手放してしまいましたが今もそう変わらないと思われます。またムーブメントがETA社の場合はベースが汎用ムーブメントでよりパーツの確保・メンテで容易な方向になると思います。)

素敵な時計、想い出と共に楽しんで下さい。m(__)m
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初めまして。

拙い知見と経験ですがよろしくお願いします。

>写真のような文字盤は、ラインナップとして存在するのでしょうか?

詩論の結論で写真からの推察ですが、Cartierのタンクシリーズの『タンク・ルイカルティエ』と存じます。本時計はタンクのシリーズでも最もベーシックで原点となったモデル。

タンクには古い時代にはタンク・ノーマル(写真と形が似てるがケースの水平方向が写真より厚く四角形が強調されたデザイン)、タンク・レベルソ(時計本体が反転する、70年代頃の一時期のみ)、タンク・シノワ、タンク・オビュ(ベルトの取り付け部分の形状がオビュ(弾丸)のような意匠になっている)、タンク・アメリカ(もともとは1930年代)タンク・フランセーヌ等初期のタンクからアンティークの扱い(一般には1970年以前)でも形状含め様々です。

>・Ⅹ、Ⅶともに飾り文字がない

本来一般的にはメンズは7時の位置、レディスが10時の位置にCartierの隠し文字が入ります。大体70年代から。
この隠し文字の理由は偽造対策もありますが、本来Cartierのアンティーク文字盤は『手書き』です。だから猶更アンティークの時期はプロが鑑定しても悩む事がある程です。

★そこで結論からですが・・・
真贋はCartierショップに持ち込むと確実にわかります(店頭ではなくCartier社の時計師確認)。
そして、ケースサイドのビス(もちろん金無垢)を外しムーブメント本体および内部裏蓋等も含め確認されます。近くにショップがない場合、Cartierのカスタマーセンターに連絡すると対応方法の連絡があると存じます。素人目、写真で確実に真贋がわかるのは非常に困難な上、特に文字盤の書換え(リダンとも呼ばれる。新たに作るか、元の文字盤から再生した物で全て偽物扱い、オリジナルではない、の評価になります)

>・swiss madeではなく、parisとの刻印

存在します。

>手巻き、使い込んであるが破損やメッキ剥がれなどなし

★結論ですが一番わかるのが前記のCartierへの持込、メンテナンスとして預けて鑑定含みで見てもらう事です。
時計のメンテナンスの記録も残ってますし、最後にメンテナンスをしてからの経過時間によっては、時計内部の注油箇所が乾いたり、油が流れたり汚れている場合があります。
機械式時計の機構上避けられないので、メンテの記録(カルティエの伝票等)があればよいのですが、無い場合は裏ぶたを開け内部を確認するしかありません。

次に真贋は手巻きの時計でもパッと見竜頭を引いたくらいではわからないですし、古くムーブメント(内部の機械)が疲弊しているとがたが出る場合もあります。
年代的に1950年代ぐらいまではEWC社、その後ルクルト(ジャガールクルト)、ETA社となります。60年代以降の場合、メンズかレディスにもよりますが、ETA社モデルが多くなります。
その際ムーブメントの確認でも真贋がわかります。なお特にEWC社の場合、年式も古い上かなりコンディションが落ちていても希少性から相当の金額になります。
(但しパーツの寄せ集めのように再生されてる場合Cartier側からコメントがでるかもしれません)

そしてケースですが、基本このタイプは時代的にも金無垢しか存在しません。金張りも特注でもない限りないと思います(Cartierは顧客要望で特注も請け負う)。
但し知る限り唯一の例外が確か80年代に販売されたマスト・タンクです。
ご参考
http://www.antiwatchman.com/watch/watch0059/othe …

これは銀のケースに溶かした金を張り付かせるヴェルメイユ方式(フランス等では食器他のアンティークでも用いられた手法)だけです。
ご参考
http://ameblo.jp/masjewelry/entry-11647051461.html
但し、本時計はそれに該当しない(文字盤のレターが違う)のであくまで金無垢が本来です。

こうした各点(さらにバックル(尾錠部分)も種類がありオリジナルの判断があります。
写真からわからないですが、普通の尾錠とDバックル(これも持ち主の腕の太さに合わせて作るため調整できないタイプと調整が可能なタイプがある)
それにより革ベルトですが、Cartier製の革ベルトは質が大変良いですがとても高額です。OEMで製作しているメーカー(ジャン・クロード・ペラン、カミーユ・フォルネ)で同等品が5万円近くします。尾錠部分のタイプによってはオーダーとなるので該当する場合も考慮下さい。
(愚談で私もCartierのアンティークを所有してますが、ベルト長さ調整できないDバックルのためオーダーした事もありました)

長文愚答ですが参考になれれば幸いです。m(__)m

参考
http://www.antiquewatch-carese.com/stocklist/m_w …
http://www.antiquewatch-carese.com/stocklist/l_w …
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この回答へのお礼

大変詳しく教えて下さってありがとうございました。宝飾品や高級時計などに疎いのですが、歴史や技術発展の経緯まで窺い知ることができ、とても興味がわきました。回答者様のリンク一つ目の時計の雰囲気に近いと感じます。革ベルトは、バックルが着いてないものですが。

祖母が残してくれた時計、大切にメンテナンスして残したいと思います。カルティエショップに持ち込んで解体・中まで見てもらうことにしました。

革ベルトは、使用感が出ているので、新しくオーダーを考えています。OEMのメーカーさんに頼むのもいいですね、わくわくしてきました。

お礼日時:2016/08/16 08:19

カルティエのタンクシリーズは偽物が横行し過ぎたために文字盤のローマ数字の一部にブランド名を偽装させる等の対抗手段を取られるようになりました。

つまり、アンティークはそれほど偽物との見分けが付けにくいと思ってください。
ですが、写真の物は肝心のベゼル(文字盤)がピンボケで判断は難しいですね。

それ以外の判断材料としては、リューズの先端がサファイア等の宝石であること。リューズを引き出した時にガタが無い等ですね。あと、ボディーですが、メッキを使っていることはありません。金は全て18金です。絶対に剥げません。ベルトを交換して使うとありましたが、ひょっとするとその時に真贋が判るかもしれませんよ。偽物は安いシャフトを使っているので、技師が見れば直ぐに判ります。

まあ、形見という事ですから、真贋は別として大切に使えば良いと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。
カルティエは特に好きだったようで、何本もあったのですが、フェイス周りに宝石が付いてないのがこれだけだったので、これが本物であれば自分用に分けてもらおうと思っています。私自身は時計はずっと使える一・二本しか持ちたくないので、現金ですが真贋を気にします。技師さんに見てもらうとすぐ分かるわけですね。ベルト交換もあるので、持ち込んでみます。

お礼日時:2016/08/12 10:57

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