■収入が0円ならする必要ナシ!?
まず、寄せられていた回答がこちらである。
「収入ゼロなら確定申告に行かなくてもいいです」(aokiiさん)
「申告書は郵送で送られて来るので、(中略)『今までの貯蓄で生活してました』など理由を書いて送り返すだけです。よほどおかしい所がなければ 収入のなかった方の申告はそれで終わりです」(kekokekorinさん)
無職で収入が0円の場合、確定申告をしなくてよいようだ。ただし、昨年まで仕事をしていたが、現在は無職という場合や、収入が少なくても仕事をしていた場合――。働いていた分の税金が戻ってくる可能性があるため、確定申告をしたほうがいいかもしれない。
■住民税の申告は必要!?
ちなみに申告書が送られてくることに対し、以下のベストアンサーが参考になりそうだ。
「前年申告があった納税者に対し、翌年も申告書が郵送されます。無職であるなら所得税確定申告は必要ないでしょう。ただし、市町村の役所等で住民税の申告が必要になるかと思われます」(star460219さん)
申告書は、前年度申告があったものに届くようだ。また、無職であれば所得税の確定申告は必要なく、住民税の申告が必要になるとのこと。
これについては、以下の専門家として回答しているファイナンシャルプランナー(以下、FP)の答えが参考になる。
「住民税の申告をしておけば、確定申告をしなくとも問題はありません。必要であれば届くかと思われます。どちらも無申告であったりすると、保険料が高くなってしまう可能性が出てきたりするので注意してください」(FPの青木計成さん)
確定申告をしないと、無職であっても国民健康保険や住民税などの金額が高くなってしまう可能性がある。
しかし、住民税の申告をしていれば、確定申告をしていなくても、国民健康保険や住民税などが高くなってしまうことはないという意見も。つまり、どちらかひとつを行っていれば良いというわけだ。
詳しいことは税務署等に確認を取るのが一番であるが――。無職で確定申告の必要に迷った際は、前情報として参考にしてみてほしい。