嫌だなーと思いつつ、気分よく新年を迎えるためにはなんとかしなくてはならない。大掃除をするにあたって役立ちそうな情報について「教えて!gooウォッチ」で探してみたところ、以下の3つが発見されたので、紹介しよう。
■油汚れがしつこいガスコンロ掃除のコツは?
掃除をするのに厄介な場所といえば、その筆頭に上がってきそうなのがキッチン周りではないだろうか。特に油汚れがガッツリとついてしまったガスコンロはかなりの難所。株式会社ダスキンの広報担当・梅村さんによれば、「漂白剤溶液」を用意しておくのがコツだという(教えて!gooウォッチ「油汚れがしつこくて大変!ガスコンロ掃除のコツは?」より)。
「洗い桶や、シンクにナイロンの大袋を入れ、その中に40~50℃のお湯に酸素系漂白剤を記載された分量通り溶かします。そこに台所用洗剤をティースプーン1~2杯分入れます。そうやって作る『漂白剤溶液』に五徳など、取り外せる部品を外して15分間つけおきまします」(梅村さん)
つけおきしている間に、五徳などを取り外した後のコンロ台を掃除する。「油がこびりついている場合は、プラスチック製の不要なカードや割り箸をヘラ代わりにして、傷つけないよう注意しながら落としていきましょう」とのことで、不要なカードを用意しておくと便利なようだ。
「ガスコンロのしつこい汚れには市販の油汚れ用洗剤をスプレーします。そしてそこにラップを貼り付けてください。こうして“湿布”をすることで汚れが浮き上がって落としやすくなるんです。10分ほどそのまま放置してください。汚れが落ちたら、水拭きで洗剤を拭き取り、その後カラ拭きをしてください」(梅村さん)
油汚れにはつけおきや湿布が効果的なのだ。置いておくだけで汚れが落ちやすくなるなんてありがたい。
■さらに厄介!レンジフードの掃除方法は
また、キッチン周りでさらに厄介に感じるのがレンジフードの掃除だ。梅村さんによるとここでもやはり、つけおきが効果的だという(教えて!gooウォッチ「汚れがたまったレンジフードのお掃除攻略法」より)。
「まずはレンジフードを開け、取り外せる部品はすべて取り外しましょう」(梅村さん)
そして先ほども使った「漂白剤溶液」を用意する。「漂白剤溶液の中に部品を15分ほどつけこんでください。こうすることで汚れに対して洗剤がなじみ、汚れを浮き上がらせてくれるんです」 とのこと。
また、使用には注意が必要だそうだ。
「酸素系漂白剤につけおくと、アルミの部品などが黒く変色する場合があります。長時間のつけおきはせず、必ず15分ぐらいずつ様子をみてください」(梅村さん)
つけおいた後の部品はスポンジでこするだけで汚れが落ちる状態になっているという。15分のつけこみ時間中にはレンジフードの内側を掃除するなどして、時間の節約にも努めよう。
■なかなか綺麗にならない窓ガラスを美しく仕上げるには?
窓ガラスの掃除も難しい。下手なやり方で掃除すると洗剤の跡が残ってしまい、透明な仕上がりにならなかったりする。梅村さんによれば、窓ガラス掃除にもコツがあるという(教えて!gooウォッチ「窓ガラスの掃除を美しく仕上げる方法は?」より)。
「まず、ガラス面を拭く前にやっておいていただきたいことがあります。それは窓の下の『さん』の部分の掃除です。ここにホコリがたまっていることがよくあるのですが、先に掃除しておくようにしましょう。窓ガラス用の洗剤がホコリの上にかかるとべちゃーっとした汚れになって取りづらくなってしまうんです」(梅村さん)
なるほど、窓ガラス自体を掃除する前にまず「さん」を掃除する。これはなかなか思いつきにくいポイントだ。
「その次に、垂れた洗剤がガラスの下の床の部分に染み込んだりしないようにタオルを敷いて保護しておいてください。そしてガラス面にガラス用の洗剤を『X』の字を描くようにスプレーし、水に浸し固く絞ったぞうきんで、まず端を四角く拭き、中心に向かって四角く渦を巻くように拭いていきます」 (梅村さん)
そして、ここからの拭きとり方が仕上がりの美しさを左右するという。
「その後に水拭きし、カラ拭きしていくのですが、せっかくキレイにした窓に水滴の跡が残っていると台無しですよね。スーパーやホームセンターなどでも簡単に手に入る『吸収性の高いクロス』を使うのがおすすめですよ」(梅村さん)
吸収性のクロスを用意し、短時間でカラ拭きしていくことで水滴の跡などが残りにくくなるのだとか。きちんと準備をして、一発で終わらせてしまおう。
以上の点をふまえ、サッパリした気持ちで新年を迎えよう!