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<特集・和田亮一/第1回>脚本・演出にラップスクールも創業するマルチな才能に迫る

<和田亮一・特集>第1回:マルチな才能で、ラップスクールも創業する脚本・演出家!最近、堀江貴文さんの書籍『多動力』にみられるような、いくつもの異なる仕事をこなす人たちが注目を集めている。和田亮一さんも、間違いなくその一人だろう。和田さんは、脚本家、演出家やIT企業の役員、ラップスクール創業者といった、さまざまな肩書を持つ才人である。

そこで、「教えて!goo」では、和田さんがどんな人なのか、その詳細に迫るためインタビューを敢行することにした。今回から5回にわたり、和田さんの半生や、劇団PEACEの立ち上げ、仕事観、影響を受けた人などについて、いろいろと伺ってみようと思う。今回は、第1回目ということで、和田さんの少年時代から演劇の道を志すまでの話をお送りしよう。

■演劇とは接点がなかった少年時代


――まずは、和田さんの少年時代のお話を聞かせてください。

福島出身で、地元はすごく田舎だったんですよね。子どもの頃は、よく山で遊んだり、サバゲー(サバイバル・ゲーム)したりしていました。

――サバゲーですか(笑)。自然が好きだったんですね。

生き物を育てるのも、すごく好きでしたね。今でも、ウサギと猫を育ててるんですけど、昔からすごく動物好きでした。

――ところで、その頃から映画やお芝居が好きだったんですか?

劇団を立ち上げたということで、そう聞かれることもあるのですが、実はそうでもありませんでした。そもそも福島ではお芝居なんて見たこともありませんでしたし、せいぜい演劇鑑賞教室などで見た覚えがあるくらいですね。むしろ絵本がすごく好きで、毎日お母さんにずっと読んでもらっていた記憶があります。

――そもそも演劇のことを、ほとんど知らなかったというのは意外です。今の和田さんからは、到底考えられないですね。

■早稲田大学の応援団に入ることを決意するが……


――和田さんが、演劇に興味を持ちはじめたのは、いつ頃なんですか?

演劇に興味を持ちはじめたのは大学に入ってからです。中学、高校は柔道部だったので、普通にスポーツをやってましたし、高校では応援団もやっていました。

――応援団とは、演劇と程遠いですね。

早稲田大学の応援団に直接指導を受けていていたのですが、応援団の人たちがめちゃくちゃ格好よくて……。絶対に早稲田に入学して応援団に入ってやるって思っていました。

――高校時代の和田さんには、早稲田大学に入学し、応援団に入るというビジョンがあったんですね。

でも、残念ながら早稲田には落ちてしまい、明治大学に入学することにしました。そこで入ったのが、演劇学専攻という学科だったんです。文学部の演劇学専攻という学科で、周りに演劇をやっていた人が結構多かったんですよ。同じクラスの同級生には、井上真央ちゃんもいました。

――なるほど。こうして和田さんは、演劇に近い環境に身を置くことになったわけですね。

■はじめて見たお芝居に衝撃を受け演劇の道へ


――なぜ和田さんが演劇学科に入ったのか、その理由を教えていただけますか?

僕が演劇学科に入った理由は、文学部で哲学を学びたかったからです。当時、他に受験した大学にはフランス文学というものがありました。フランス文学は哲学を勉強できたんですけど、そもそも明治大学にはフランス文学というものがなかったんです。

――じゃあ、哲学を学ぶのを諦めたのでしょうか?

いえ、要項を見ていたら、演劇学専攻であれば、どうやら哲学が勉強できそうだということを発見し、いろいろ天秤にかけた結果、明治大学に入学することにしたんです。

――明治大学で演劇学科に入ったのは、哲学を学びたかったことが理由なんですね。

そもそも演劇がやりたくて、その学科に入ったわけではないんです。実際に、入ってみたら演劇をやっている人が多く、お芝居を見に行こうって誘われたんですね。はじめた見たお芝居が、帝国劇場でやっていた『レ・ミゼラブル』というお芝居だったんですが、「なんだこれは!』とすごい衝撃を受けて、それがきっかけで演劇の道に入っていくことになりました。

――和田さんが演劇の道をこころざすきっかけは、あの『レ・ミゼラブル』だったんですね。


今回は、和田さんの少年時代~大学時代を紐解き、劇団の道に入るまでのお話を伺った。次回は、あの「GHOST IN THE BOX!(ゴーストインザボックス)」を上演した、劇団PEACE時代のお話を中心に聞いてみたいと思う。



和田 亮一(わだ りょういち)プロフィール
和田亮一脚本家・演出家として舞台・イベントを中心に数多くのエンターテインメイントを創作する。養成所での講師、ウェディングや企業の表彰式など、枠にとらわれず数多のイベントの構成、演出、プロデュースを手掛ける。2014年それまでのアングラなイメージであったラップという文化を「学校で学べるもの」と一新し、“新たなコミュニケーションの形”・“教育の形”として多数のメディアに取り上げられる。世の中に現象を生み出し、常に新たな文化を作り出すことを信念にしている。2018年社会現象となった映画『カメラを止めるな!』の原作を手がけた。現在はIT企業の役員、スタートアップの創業支援など行っている。2019年4月に、リアルを超えた世界で、夢を実現させるVRプロダクションマボロシを設立。最近では、カナダ人落語家 桂三輝(サンシャイン)のNYブロードウェイ公演応援プロジェクトをスタートさせるなど、精力的な活動を続けている。
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