
同ホテルでは、2015年からホテル滞在型の恐怖エンターテイメントであるホラールームシリーズを展開しており、今回はその第4弾。タイトルに「SWITCHES ~恐怖へのスイッチ~」とある通り、“スイッチ”がテーマである。12月20日までの期間、1日1室限定で、宿泊者のみがその恐怖を味わうことができる。
今回、特別にそのホラールームの中を見せてもらうことができた。ネタバレになり過ぎぬ程度にその様子をレポートしたいと思う。
■ホテルの中に1室だけある恐怖の部屋
「ホテル ユニバーサル ポート」はユニバーサル・スタジオ・ジャパン(TM)の最寄り駅であるJR「ユニバーサルシティ駅」からほど近い場所にあるホテル。


館内には、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(TM)でも大人気の『ミニオン』たちがたくさん。ホテルにいながらにしてテーマパークにいるかのように楽しい気分にさせてくれる。


そんな明るい雰囲気のホテルの中で978号室だけが「SWITCHES ~恐怖へのスイッチ~」の舞台となっている。スタッフの方に案内していただき、おそるおそるドアに手をかける。


足を踏み入れてみるとまず目に飛び込んでくるのが、おどろおどろしいベッドである。


鎖につながれた体や人影のようなものが描かれており、もうこの時点で怖すぎる。
■スイッチを入れる瞬間が怖すぎる!
壁際を見ると、いくつかのスイッチが並んでいる。


しばらく悩んだ末、意を決してスイッチを入れてみた。ちなみにスイッチを入れるのには相当な勇気が必要だった。とてつもない緊張感。

その結果何が起こったか……ここで詳しく書くのはやめておこう。ただ、筆者が思わず「うぉわ!」と声をあげてしまったことと、「怖すぎて無理」という宿泊客のためにホラー現象が起きなくなる「リタイアスイッチ」が用意されていることなどから察していただきたい。

ちなみに一番の恐怖ポイントはここだった。この先は実際にドアを開けてみてのお楽しみ。

他にも、カーテンがズタズタに引き裂かれていたり、前述のおどろおどろしいベッドに寝てみると死体になったような気分が味わえたり、部屋の中の細かな仕掛けも面白い。


スタッフの方によれば、12月20日までの開催期間中、すでに9割ほどの日程が予約で埋まってしまっているのだとか。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(TM)帰りに、恐怖体験でもう一盛り上がりしたいというお客さんなどに好評なのだという。毎回この企画を楽しみにしているリピーターの方も多いそうだ。
「SWITCHES ~恐怖へのスイッチ~」のホラールームは最大4名で利用することができ、1室で1名あたり9,500円~(朝食付、税・サ込み)。ホラー要素が含まれるため、15歳未満は利用不可となっている。
予約は公式サイトからオンラインで行うことができ、空室情報も参照できる。キャンセルが出ることもあるそうなので、宿泊してみたい方はマメにチェックしてみよう。
【イベント情報】
ホテル ユニバーサル ポート「SWITCHES ~恐怖へのスイッチ~」
住所:大阪府大阪市此花区桜島1ー1ー111
開催期間:2018年9月1日~12月20日