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干支には順番があります。
「ね」「うし」・・・この順番はどのようにして決まったのでしょうか?
今日、子供が読んだ本には「ねずみ」が「うし」に乗っかって「足がのろいのであらかじめ先に出発した牛」より先に到達したそうです。
それ以外の定説は?

A 回答 (4件)

僕は鍼灸師なのですが、干支のお話は鍼灸治療の上で非常に重要な事項なのです。



まず、十二支を知るには十干(じっかん)を知らなければなりません。

万物は全て陰と陽に分類されるという『陰陽論』というものがあります。
また、万物は全て「木・火・土・金・水」の5種類の物質の運動変化によって生成するという『五行説』というものがあります。
十干は五行説の5種類がさらに陰陽二元に分類され、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類に分類されています。

・「甲」 は鎧で、草木の種子がまた厚皮を被っている状態を表しています。
・「乙」 は軋るで、草木の幼芽のまだ伸長し得ずに屈曲している状態を示します。
・「丙」 は炳らかで、草木が伸長してその形体が著明になった状態です。
・「丁」 は壮と同義で、草木の形態の充実した状態です。
・「戊」 は茂るで、草木の繁茂して盛大になった状態です。
・「己」 は紀で、草木の繁茂して盛大となって、なおかつその条理の整った状態を表します。
・「庚」 は更まるで、草木の成熟団結して行きつまった結果、自ずから新しいものに改まってゆこうとする状態です。
・「辛」 は新で、草木の枯死してまた新しくなろうとする事です。
・「壬」 は妊で、草木の種子の内部に更に新しいものが妊れる事を示しています。
・「癸」 は揆るで、種子の内部に妊まれた生命胎の長さが、度られる程になったという象です。

一回りした後はまた「甲」に戻ります。

十干は10個ある各文字が万物の栄枯盛衰を表しており、それらは繰り返されるという事も表しています。

さて、十二支にはそれぞれ獣(けもの)の名前が付いていますが、元々の示す意味は十干と大体等しいものです。

・「子」 は孳るで、新しい生命が種子の内部から萌し始める状態です。
・「丑」 は紐で、からむことを意味します。芽が種子の内部でまだ伸びえぬ状態です。
・「寅」 は動くで、草木の発生する状態です。
・「卯」 は茂るで、草木が自然を蔽う状態です。
・「辰」 は振うで、陽気動き、雷がきらめき、振動し、草木が伸長する状態です。
・「巳」 は巳むで、万物が繁盛の極になった状態を示します。
・「午」 は忤だうで、万物にはじめて衰微の傾向がおこりはじめたさまを表しています。
・「未」 は味わうで、万物が成熟して滋味を生じた様子をあ表しています。
・「申」 は呻くで、万物が成熟して締めつけられながら固まってゆく状態です。
・「酉」 は縮むで、万物が成熟に達した後にちぢむ状態です。
・「戌」 は滅ぶで、または切ることで、万物が滅びゆく状態です。
・「亥」 は閉じるで、万物の生命力が凋落し、すでに種子の内部に生命が内蔵された様です。

中国では殷の時代から十干と十二支の組み合わせを用いて十と十二の最小公倍数である60周期で日を数えていました。
この組み合わせは「甲子」が最初で「癸亥」が最後です(余談ですが、阪神タイガースの本拠地は甲子の年に出来たので『阪神甲子園球場』という名称が付いているそうです)。

これら十二支十干の60通りの組み合わせを一巡することは一つの人生を生ききったことを意味します。
61年目からは新たに次の人生を生きるということとなり、この事から60歳を『還暦』というのだとか。

こんなに難しい事は子どもに話しても理解しがたいので、牛の上にネズミが乗っかって・・・というお話が出来上がったのでしょうね。

鍼灸師はこういう事を考えながら治療してます(笑)。
あ~疲れた(笑)。
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私も昔読んだ本ではねずみが牛に乗って、ゴール直前でおりて、一番でゴールしました。

たしか、神様に挨拶に行くのだったと思いますが、その時にねずみは、猫に挨拶に行くのは別の日だと嘘をついて、猫を遅刻させました。それ以来、猫はねずみを襲うようになりました。という話ですよね。ねずみ悪いやつですね。
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この回答へのお礼

みなさん、ありがとうございます。
「桃太郎」というのがありますが「猿・鳥・犬」が鬼が島にオニ退治に行きました。帰ってくるのが遅くなり、そのため駆けつけるのが遅くなり、「・・・・・・猿・鳥・犬・亥」と最後のほうになったとさ。
と、私は推理しています。

お礼日時:2004/09/16 23:31

定説かどうかは知りませんし,正しいのかどうかも分かりませんが・・・。



 ・http://astro.ysc.go.jp/izumo/nihon2.html
  日本の星の民族 「十二支」

 『子,丑,寅,卯,辰,巳,午,未,甲,酉,戌,亥で,草木の成長の度合を表わす語を順番に並べたものです.』との事です。

参考URL:http://astro.ysc.go.jp/izumo/nihon2.html
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同じ説しか知らないですねぇ。


イタチの話は???

参考URL:http://www.johos.com/omoshiro/bucknum/20010109A. …
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