アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

形容動詞と名詞+だの見分け方において
「とても」を前に入れて変であれば名詞+だだと習いました
①陽気な歌声が〜
②春らしい陽気だ
③姉は陽気だった
④陽気に踊る
これらの陽気の前にとてもを入れると③が変な気がします〜ということは、①②④は形容動詞で③は名詞+だということで合ってますか?
どなたか教えてくださいm( _ _ )m

A 回答 (6件)

No.4でコメントした者です。



 前半部にちょっとみっともない間違いがあるので、修正させてください。申し訳ない。
 下記のように改めます。〈問題はこの先。〉以降の中級向け・上級向けはそのままです。細かい修正点は、リンク先を随時書き改めます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 基本的には〈「とても」を前に入れて変であれば名詞〉でいいと思います。
 No.1やNo.2のかたの回答でおわかりですかね。
 ただ、少し踏み込むとかなりメンドーなことになります。

 詳しくは下記をご参照ください。
【形容動詞と名詞+だの見分け方 教えて!goo 辞書】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12326767543.html
 以下は一部の抜粋(重言)。

  質問者がどのレベルの答えを求めているかで、コメントがかわる。
 初級向けには、〈「とても」を前に入れて変であれば名詞〉でいいと思う。
 質問者が③を「名詞+だ」と考えたのは何かの勘違いだろう。「姉はとても陽気だった」は問題がない。
 問題は②。「春らしいとても陽気だ」はXだろう。質問者は「とても春らしい陽気だ」と考えて◯にしたのかもしれない。
 その場合の「とても」は「春らしい」にかかっていて「陽気」にはかかっていない。

 じゃあ「春らしいとても陽気だ」がなぜXか、と考えると始めると、ちょっとむずかしくなる。「とても陽気だ」は◯なのに、なぜ「春らしいとても陽気だ」はXなのか。
「陽気」を辞書でひく。
https://kotobank.jp/word/%E9%99%BD%E6%B0%97-6528 …
===========引用開始
大辞林 第三版の解説

ようき【陽気】
一( 名 )
①[0] 天候。時候。 「よい-になる」 「 -の加減で体がだるい」 「 -のせいで妙にはしゃいでいる」
②[1] 万物が動き、生まれ出ようとする気。 矢印左右 陰気
二[0] ( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
①浮き浮きした感じでにぎやかな・こと(さま)。 「 -に騒ぐ」
②性質の明るく快活な・こと(さま)。 「 -な人」 「 -な性格」
===========引用終了

①陽気な歌声が~
③姉は陽気だった
④陽気に踊る
 は辞書の二[0] ( 名 ・形動 )の意味。これは「名詞」と「形容動詞」がある。
「とても」がついて「とても陽気〜」できるのは「形容動詞」のほう。
 
②春らしい陽気だ
 は辞書の一( 名 )①天候。時候。の意味。これは「名詞」でしかない。
「名詞」の場合は、「とても」をつけるとヘンなことになる。だから「春らしいとても陽気だ」はXになる。  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    • good
    • 1

NO.3の補訂です。



「但し、形式動詞という品詞区分は誤りで、」の「形式動詞」は「形容動詞」の誤りです。
形容動詞というのは、「陽気な」「陽気に」「陽気だ」を一語と考え、「な」「に」「だ」を活用とする誤った考え方です。

活用というのは、語と語の繋がりで起こる形式の変化で意味は変化しません。しかし、二語である「陽気な」「陽気に」「陽気だ」はそれぞれ意味が異なります。そのため、質問のような「陽気だ」が名詞か形容動詞かという疑問が生じることになります。

名詞の「陽気」だけを「陽気な」「陽気に」「陽気だ」の形容動詞と区分し、語幹の部分の「陽気」を一語の名詞とする奇妙な解釈とならざるをえません。正しくは、「陽気」が実体概念を表わす「名詞」の場合と時間的に変化しない静的な属性概念を表わす静詞である「陽気」という二つの意義を持つ多義の語であるということです。

「とても」を前に付けて判別するというのは、こうした本質的な誤りを回避する機能的、形式的な判別法ということになります。

なお、下の回答で「とても美人」を例外としていますが、この「とても」は副詞で「美人」という名詞の中の「美」、「美しい」という属性に結びついているもので、「ずっと遠方」「ごく高姿勢」などと同じように一見、名詞を修飾しているかのようですが、名詞の中の「遠」「高」などの属性把握の部分に結びついて属性把握を立体化しているものです。「とても金持ち」
なども同様な表現です。「とても」という属性の程度を表わす副詞本来の使用法であって例外ではありません。

このように、見掛けの形式にとらわれ表現の本質を正しく理解できないと誤った解釈に落ち込むことになります。■
    • good
    • 1

基本的には〈「とても」を前に入れて変であれば名詞〉でいいと思います。


 No.1やNo.2のかたの回答でおわかりですかね。

 ただ、少し踏み込むとかなりメンドーなことになります。
 詳しくは下記をご参照ください。
【形容動詞と名詞+だの見分け方 教えて!goo 辞書】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12326767543.html
 以下は一部の抜粋(重言)。

 質問者がどのレベルの答えを求めているかで、コメントがかわる。
 初級向けには、〈「とても」を前に入れて変であれば名詞〉でいいと思う。
 質問者が③を「名詞+だ」と考えたのは何かの勘違いだろう。「姉はとても陽気だった」は問題がない。
 問題は②。「春らしいとても陽気だ」はXだろう。質問者は「とても春らしい陽気だ」と考えて◯にしたのかもしれない。
 その場合の「とても」は「春らしい」にかかっていて「陽気」にはかかっていない。

 じゃあ「春らしいとても陽気だ」がなぜXか、と考えると始めると、ちょっとむずかしくなる。「とても陽気だ」は◯なのに、なぜ「春らしいとても陽気だ」はXなのか。
「陽気」を辞書でひく。
https://kotobank.jp/word/%E9%99%BD%E6%B0%97-6528 …
===========引用開始
大辞林 第三版の解説

ようき【陽気】
一( 名 )
①[0] 天候。時候。 「よい-になる」 「 -の加減で体がだるい」 「 -のせいで妙にはしゃいでいる」
②[1] 万物が動き、生まれ出ようとする気。 矢印左右 陰気
二[0] ( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
①浮き浮きした感じでにぎやかな・こと(さま)。 「 -に騒ぐ」
②性質の明るく快活な・こと(さま)。 「 -な人」 「 -な性格」
===========引用終了

①陽気な歌声が~
②春らしい陽気だ
④陽気に踊る
 は辞書の一( 名 )①の意味。これは「名詞」でしかない。

③姉は陽気だった
 は辞書の二[0] ( 名 ・形動 )の意味。これは「名詞」と「形容詞」がある。
 だから「春らしいとても陽気だ」はXになる。

 問題はこの先。
 中級向けなら、下記のka04zuさんのBAがわかりやすいうえに重要なことを書いていると思う。
【国語の形容動詞と名詞の区別について】
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …
 判定法だけ抜粋する。
1)「~な+名詞」という形にできれば形容動詞
2)直前に程度の副詞「とても」を入れられれば形容動詞

 この考え方でいいと思う。
「陽気」のように「名詞」でもあり「形容動詞」でもあると、1)の判別法ではわからない。
 その場合は2)の判別法で考えればよいだろう。

 ここから先は上級者向けと言うか、ほぼ余談。
 ↑にあてはまらない「例外」がある。
 ↑でka04zuさんも書いている「美人」。
 これは名詞でしかないのに「とても美人」と言える。「美人なお姉さん」と言えるか否かは、微妙な気もするが現段階ではXだろう。ちなみ「美人すぎる○○」も「美人」が「名詞」でしかないから、厳密にはXになる。これはいつ「形容動詞」を認める辞書が出てきてもおかしくないような。
「~すぎる」の反対語は?【1】&【2】
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-11783748656.html

 昔、「最悪」は「名詞」でしかないので「最適な人選」はXと書いたことがある。たしかことときは形容動詞はなかった。
 困ったことに、最近の辞書は認めてしまっている。
https://kotobank.jp/word/%E6%9C%80%E6%82%AA-5071 …
===========引用開始
デジタル大辞泉の解説

さい‐あく【最悪】
[名・形動]最も悪い状態であること。また、そのさま。「最悪な(の)場合」「事態は最悪だ」⇔最善/最良。
[補説]俗に、「最悪チームの解散もありうる」のように、副詞的に用いることもある。
===========引用終了

 個人的には「最悪な」は使わないけど、そんなことを言ってもキリがない。
 困るのは「とても最悪だ」とは言えそうにないこと。つまり↑の判定法では形容動詞になならない。同様のことは、昔から形容動詞としても使われる「最適」にも言える。「とても最適だ」は相当イヤ。おそらく、程度をあらわす副詞と「最」が重複するからだろう。
 こういう例を見ると、辞書の編纂責任者を呼びつけたくなる(笑)。
    • good
    • 1

形容動詞とは属性表現の語で、名詞は実体を表わす語です。



「とても」は程度を表わすので属性表現を修飾しますが、「とても学生だ」とは言わないように名詞を修飾はしません。
なので、習った内容は正しいのですが、「とても」を前に入れて変なのは「春らしいとても陽気だ。」なので、②の陽気が名詞です。

他は「とても陽気だ」となり形容動詞になります。
但し、形式動詞という品詞区分は誤りで、正しくは③の「陽気だった」は属性表現の「陽気」+肯定判断の「だ」で、「陽気な」「陽気に」は属性表現の「陽気」+判断辞の「な」、格助詞の「に」です。

このように、形容動詞と呼ばれているのは本来、助詞や格助詞と静的な属性表現との二語の組合せであり、活用を持たない静詞としてとらえなければなりません。■
    • good
    • 0

「とても」を前に入れて変であれば名詞+だだと習いました


このやり方は一応正しいです。結局利用法を間違ったわけです。
①(とても)陽気な歌声が〜
②春らしい(とても)陽気だ
③姉は(とても)陽気だった
④(とても)陽気に踊る
    • good
    • 2

「とても」をつけておかしいのは2でしょう。


2だけが、「天気、天候」で言い換えられます。

1,3,4の「陽気」は「朗らかで明るい」という意味。
「明るい歌声」「姉は明るい」「明るく踊る」なので、これらは形容詞的。つまり、形容動詞。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています