離婚＞自己破産＞復縁

お世話になります。
書籍やネット上で調べましたが法律に関する知識が乏しいのでアドバイスをお願いします。

少々事情が複雑ですがご説明いたしますと・・
　私は３０代既婚者で幼い子が２人います。職業は父の経営する会社で役員をしております。
役員といっても従業員１０名程会社でして、この不況の折社員よりも少ない給料の中、誰よりも働き会社存続の為がんばってきました。代表者（父）はサラ金から借金をしてまで会社の運転資金を投入しましたがそれも限界で年明けには倒産が確定してます。
　役員である父母、私は返済する義務がありますので持家等めぼしい財産は失うことでしょう。さらに額が額ですので自己破産は決定的です。

　そこで私名義の学資保険があるのですが子供に罪はありません何とか彼女（娘）達の為にそのお金だけは残しておきたいのです。
　少ない知識の中思いついた方法は自己破産前に妻と離婚し彼女にその学資保険を財産分与として渡し自己破産・免責が決定した後にまた家族と過ごすというものです。
　財産隠しと言われればその通りですが、家も車も職も失くし子供達の教育のために蓄えたものすら奪われたのではやり切れません。

　どうか、専門的な知識をお持ちの方問題点、アドバイス等をお願いいたします。

No.1 ベストアンサー 回答者： noname#11466 回答日時： 2004/10/02 02:25

やはり犯罪になるので駄目でしょう。

ご質問のようなことはよくやろうとする手法です。
破産法３７４条の詐欺破産罪

債務者破産宣告ノ前後ヲ問ハス自己若ハ他人ノ利益ヲ図リ又ハ債権者ヲ害スル目的ヲ以テ左ニ掲クル行為ヲ為シ其ノ宣告確定シタルトキハ詐欺破産ノ罪ト為シ10年以下ノ懲役ニ処ス

に該当します。
更に、債権者から否認される（つまりその分与を取り消され、破産財産となる）ことにもなります。

また更に、免責を受けられない可能性まで出てきます。
最近破産しても全額免責にならないケースが出てきています。理由は色々ですが、免責も厳しく見るようになってきたと言うことです。

考え方を変えてみて下さい。現在の債務が仮に１億、学資保険が２００万としましょう。

今後の破産・免責により、９８００万を得る（正直に学資保険を破産財産にする）のか、１億を得る（学資保険を隠す）のかという違いです。（免責してもらうと言うことは要するにそれだけのお金をもらって完済できるのと違いはないと言うことです）
こんなわずかな差のために犯罪を犯す必要がありますか？

もう一つ違う考え方をお教えしましょう。
最近頭金０で住宅を購入！なんてことがまかり通るような世の中です。
このわずかな頭金で家を買う人たちはみな債務超過です。（家の価値はすぐ下がるがローンは減らない）
何故かみな幸せそうに購入するし、生活していますよね？
でもご質問者は破産・免責になると、０からの出発です。債務超過ではないんですよ。おかしな話ですよね。
ご質問者よりも財産がない人たちの方が幸せそうだなんて。

あと、ご質問者も保証債務を負っていると言うことですが、会社の保証人になっているということですよね？
もしそうでなければ必ずしも債務を負うとは限りませんので。

No.3 回答者： noname#18634 回答日時： 2004/10/02 16:52

貴兄の質問文を拝見して思わず書いてしまいました。

「家も車も職も失くし子供達の教育のために蓄えたものすら奪われたのではやり切れません。」

これが破産と言うことではないのですか。
現実をしっかり受け止めて下さい。

破産後立派に立ち直った人は大勢おります。
貴兄の場合遊びや博打での事件ではないし立ち直れますよ。

仮に免責が下りなかったらもっと悲惨な事態になります。

どうか現実をしっかり受け止めて下さい。
そしてご家庭のため次に向かって前進して下さるよう
願って止みません。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
nobonobo様の仰るとおり、下手な小細工はせずにいちから再出発したいと思います。
心からのお言葉と激励感謝いたします。

お礼日時：2004/10/03 22:14

No.2 回答者： noname#11466 回答日時： 2004/10/02 02:31

Ｎｏ．１ですが補足します

このサイトでは違法行為のアドバイスは禁止されているので、結局の所は私が書いたような話になるのですが、実務的な話としては弁護士にご相談下さい。
債務の金額、債権者の種類、などなど細かな話から多少はご質問者が聞いた方が良い話が聞けるかもしれません。（あくまで可能性です）

この回答へのお礼

両親(社長、専務)とも話し合い明日にでも弁護士に相談に行こうかと考えています。以前当社に不渡りを出し倒産した会社の管財人の方というのも皮肉な話ですが・・親身になってご回答いただき本当にありがとうございます。

お礼日時：2004/10/03 22:33