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絵を描くのは楽しい
見ているのが楽しい

A 回答 (11件中1~10件)

NO。

2の回答に補足します。

「絵を描くの」の「の」は具体的に言えば「こと」になり、「は」は音楽を演奏したり、字を書いたりという他のことと較べ「絵を描くこと」は、という比較・対象の意味があります。

「見ているの」も「見ていること」で、「が」は「見ている」ことを個別に取り上げ、他の読むこと等との比較という意識はありません。

「は」には、この比較という特殊性の認識がありますが、「が」は単に個別に対象を取り上げているところが異なります。■
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「は」と「が」はもともと性質の違う助詞です。


「は」は一般に「係助詞」と呼ぶ人が多いのですが、古語を学んだ人が知ってる「係助詞」は、「係り結び」に登場することから「係りの助詞」と呼ばれました。「係り結び」がほぼ滅亡したのだから、係助詞ではなく「副助詞」と呼ぶべきだと、金田一春彦氏は言っています。
 一方の「が」は「格助詞」です。(これにも「格」とは何かがはっきりしない日本語で用いる呼び方ではないのかもしれません。そんな議論を始めてもしようがないので、「格助詞」「係助詞」は用いることにしましょう)
 格助詞「を」「に」「が」「と」「より」「で」「から」「の」「へ」(「や」はちょっとご遠慮願いましょう)9つの格助詞に「は」をくっつけて見ましょう。

 「△をは」「には」「×がは」「とは」「よりは」「では」「からは」「のは」「へは」

「をは」は本来存在しませんが、「をば」という形はありました。雑談が入りますが、「飯ば食う」という九州方言があります。「をば」が使われなくなって、「ば」を省略したのに、九州方言は「を」を取って「ば」を残したのです。

古くは「をば」が存在したのに、現代では存在しません。結局「がは」「をば」がなくなりましたが、それ以外は今も残っているわけです。その代わり、「が」対「は」の問題、「を」対「は」の問題が残りました。後者の「を」対「は」の問題はほとんど取り上げることはありませんが、「は」対「が」の問題は今も永遠の問題であるかのように残っています。もう一度いいます。「が」と「を」の二つだけは、「は」がつかない格助詞なのです。だから、「〇〇は」という形が出てきたら、それは「が」か「を」が元の形だと言うことができます。
 以前こんな質問がありました。
「このパイは赤ん坊でも食べられる」という文の主語は何か。
主語という概念が問題ですが、「このパイ」と「赤ん坊」の二つに意見が分かれました。正解は「赤ん坊」です。「このパイは」は「このパイを」を主題化したものです。九州弁で言えば、「このパイば」となるところです。「このパイが」を主語とすれば、「パイが赤ん坊を食べることになります。
 以上述べてきたように、「が」「を」は直接「は」に置き換えられるが、それ以外の格助詞は「は」を直接付ければいい。「に」を主題化するのには「には」の形をつかえばいいのです。
 「のが」は主題化すれば、「のは」になります。
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「のは」と「のが」の違い。



 先行コメントをお読みになれば、おわかりになるかと。
 No.3、No.7、No.8のコメントをお読みのうえ、少し問題を絞り込んでください。
 この質問のしかたでは、この場で答えるのはほぼ無理です。
「は」と「が」の違いだけでも相当の難問です。
 今回はこれに「形容詞の文型」の問題が加わっています。
 さらに、「の」の話が加わっています。

 こんな難問に数行で断定的なコメントをしている人は、よほどの天才かホニャララかのどちらかです。「は」と「が」のごくごく一部について書いているだけです。
 それを読んでなんとなくわかったような気になってもなんの意味もありません。

 ちなみに、一般に「は」と「が」の問題は下記のように説明されています。
 相当難解ですが、これはまだまだ一部の話です。それほどむずかしいテーマなのです。類似の質問をご確認ください。
【総記の「が」】
https://yousei.arc-academy.net/manbow/index.php/ …
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No.3 の saburoo です。


説明の補足を。

「のは と のが の違い」という質問ですが、これは、「は」と「が」の違いという以外に、形容詞の文型の問題でもあるという点が、問題を複雑にさせています。

形容詞は、大きく2つに分けられます。属性(性質)形容詞と、感情・感覚形容詞です。

属性形容詞は、一般的なもので、「大きい・狭い・丸い・重い・速い」などなど、多くの形容詞がこれに入ります。基本文型は、
   Aは ~い(です)

感情・感覚形容詞は、「楽しい・悲しい・怖い・憎い」「痛い・熱い・寒い」などで、その感情・感覚の主体「私(あなた)」と、その感情・感覚を引き起こす対象が必要になります。基本文型は、
   私は Bが ~い(です)
となります。

ただし、次のようなことがあります。

 1 「私」は言わなくてもわかるのでよく省略されること
 2 対象が表されない場合があること
 3 感情・感覚形容詞が、属性形容詞のように、その対象の性質を表すように使われる場合があること

質問の「見ているのが楽しい」は、「私」が省略されています。
形容詞文は、基本的に主題文なので、「~は」が必要なのですが、「~が楽しい」と言えば、そう感じているのは「私」に決まっているので、わざわざ言わなくても自然になります。

3は、「ダンスは楽しい」のような場合で、「楽しい」と感じる主体が必ずあるはずなのですが、それは表現されません。「ダンスは楽しい(ものだ)」のような一般的な性質の表現になっています。
質問文の「絵を描くのは楽しい」がこの例で、「私」の気持ちであってもいいし、一般的な「絵を描くこと」の性質だと言ってもいいわけです。

ちょっと不十分な説明ですが、時間がないのでここでやめます。

saburoo
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どちらも文章として間違っていません。

しかし、これで、「は」と「が」の違いが分かるはずがありません。違いの分かる例文は、むしろ
「絵を描くのは楽しい」
「絵を描くのが楽しい」
のような例文です。しかし、だからといって簡単にわかるかというと、そうは行かないのが、「は」と「が」の問題です。
 このサイトでも、しばしば「が」と「は」の違いについて質問があります。
上に見えている
「教えて!goo」の後に『「が」と「は」の違い』と入れて、検索ボタン(虫眼鏡状の)を押してください。いっぱい出てきます。中に参考になるものがあるかもしれません。ここで回答している人達の回答も出てきます。もし、参考になるものがあれば、ここに書いてください。
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この場合の「の」は準体代名詞、直前の内容を名詞化します。


絵を描くのは楽しい→絵を描くことは楽しい(こと=準体代名詞)
したがって、名詞+は、または名詞+が・・・・・助詞「は」と「が」の相違?、ということになります。
純然たる名詞と置き換えて考えても同じです。
絵を描くのは→写生は、見ているのが→観劇が。
「が」は格助詞の主格、短い文章では大きな差はありませんが、文章で表現される内容で、主役待遇で描写されます。
「は」は係助詞、主題の提示と説明されます、プラカード(主題)を挙げて、これについて説明します、と言った感じかな?。
当然続く内容は。その主題に関する内容に限定されます、ならば最初から主題に限定しても、同じ内容になります、この限定が強調につながることもあります。
一般的に、私が・・・・・、自分の判断で行動、結果責任を持つ
     私は・・・・・、事実関係を述べるだけ、他から得た情報を丸投げするだけ(内容については責任持てない)、説明の中には、言い訳     もあります、言い訳の場合は、私が・・・・ではなく、私は・・・・が使われることが多いかも?。
>絵を描くのは楽しい
ほかの何かすることは無関係、で楽しい→事実関係の表現。
ほかの何かもいろいろやったが、で楽しい→絵を描くことの強調。
>見ているのが楽しい
見ているのが、不器用な自分にはお似合いです。
孫の遊ぶ様子を見ているのが楽しい(「・・のが」主役待遇、楽しい、自分が表現される)、孫の遊ぶ様子を見ているのは楽しい(事実関係の表現、他人の様子の表現でも使えます)。
理屈より、多くの表現例に接して、日本語の感性として身に着ける必要があります。
別のところで、「が」はその前が強調され。「は」は後のことばが強調される・・・・なんてとらまえ方もありましたが。
「が」主役なら、強調されてあたりまえなんですね。「は」は説明なんだから。説明内容が重要ですね、それを強調と考えれば・・・・。
でも本来は玉のような気もします。
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#4のお答えと同じですが、


「私は、絵を描くのが楽しい、そのためにはどんな手段をとろうと許される」
「私は~を見ているのが楽しい」「ああ、そうかいいつまでも見ておいで」
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本質的問題なのですが、



「絵を描くのは楽しい」は、『絵を描くことについて述べている』文です。それは楽しい、と言っている。

「見ているのが楽しい」は、『「楽しい」と述べている文』です。楽しいのが何かについて「見ているの(見ていること)」だと特定(場面によっては注釈)している文。
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「楽しい」は、


  
  1 Aは 楽しい

という文型をとります。
ここで、Aに入るのは、[人]または[こと]です。

  1a 私は楽しい。
   b ダンスは楽しい。

[こと]には、文相当の内容(~の/こと)も入ります。

  1c 踊る の/こと は楽しい。

「楽しい」は、もう一つの文型をとります。

  2 Aは Bが 楽しい

典型的には、Aに入るのは[人]、Bは[こと]です。

  2a 私は ダンスが 楽しい。
   b 私は 踊るのが 楽しい。

で、質問の文ですが、

  3 絵を描くのは楽しい
  4 見ているのが楽しい

3は、1cと同じ文型です。「絵を描く」を主題とし、それについて、「楽しい」という解説(情報)を加えています。

4は、2bと同じ文型です。その「私」(と、見ている対象「~を」)が省略されています。(「私は 絵/ダンス を見ているのが楽しい」)
主題「私」について、「~を見ている」こと、それが楽しい、と言っています。


(もう一つの考え方)

上の2のところで、「典型的には」という書き方をしましたが、別の形もあります。

  5 [こと]は[こと]が 楽しい
  5a ダンスは、踊るより(も)、見ているのが楽しい。

この前半を省略しても、質問の4と同じ文になります。

saburoo
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この「の」は形式(抽象)名詞です。



「が」は格助詞の「が」で、個別性の認識を表わします。

「は」は特殊性の認識を表わす副助詞です。■
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