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電話番号を間違うことは、to call the wrong numberと表現するのが一般的ですが、なぜ定冠詞を使うのでしょうか。

正しい番号が一つしかないのに対し、間違った電話番号の組み合わせは無数にあるはずです。また、間違い電話という名詞形はa wrong callしかありません。とはいえ、動詞の種類には関係なく(callでもdialでもmakeでも)theを使うのが一般的なようです。なぜでしょうか、関心のある方ご意見をください。

A 回答 (3件)

(やってはいけないことですが)「間違い電話をかけてみよう!」というときには"Try to call a wrong number."になるんだと思います。

それで、実際につながれば"I've called the wrong number."になるのでしょう。

間違い電話の組み合わせが複数可能なのは事実ですが、それは「まだ間違い電話という行為を実行していない(上の例参照)」時点での話であり、間違い電話をかけてしまえばもはや「一対一の関係」すなわちdefiniteな状態です。よって、定冠詞theを用いるのではないでしょうか。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。企図段階の行為と実行段階の行為では定/不定が変化するのだというご意見と理解しました。

そうすると、"Johan is always trying to talk to a celebrity."という計画でも、それが実行されると
"John talked to the celebrity."になってしまうのでしょうか。有名人なら誰でも良かったという意図は、実現してしまえば特定の有名人と話をしたという結果を生むわけですから。

Googleでいろいろと検索し、無作為に検索結果の文を分析したところ、wrongという形容詞が定冠詞を要求しているのではないかと思われてきました。ヒット件数だけ見ても、a/the wrong guy, way, bus, addressの全てで定冠詞を用いたほうが圧倒的に多いのです。各文を検討しても"They got the wrong guy."というニュースのキャプションのように、他の形容詞だったら不定冠詞を使うと思われる状況でもtheが使われています。

更にご意見を下されば幸いです。

補足日時:2004/12/01 11:23
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この回答へのお礼

かなり長い間ご回答を検討していましたが、やっと腑に落ちました。現在完了のようにとっさの状況を描写する表現では、話者はあまり余計なことを考えないのだと解りました。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/01 19:53

私も、No.1 さんと同じように考えました。


Mr.○○○さんであれ、Ms △△△さんであれ、The ◇◇◇◇ Centre にであれ、双方予想だにせず、Line が繋がってしまい、ご当人さまがお出になられた瞬間に(たぶん、"the!"という音がして)、電話に出られた方は"the wrong number"の持ち主になってしまうのだと思います。

ただ、今ささっと英会話のサイトをいくつか見てみたところ、受けての言葉としては、"You have the wrong number." と "You have a wrong number." の両様あるようでした("the wrong number"の方が多かったですが)。ここからは想像ですが、前者は「その番号は違ってますよ(ここの番号ですから)」、後者は「かけ間違えられましたね(あなたにとって無数にある wrong numbers のどれかをチョイスしてしまいましたね)」ということだろうかと考えました。つまり、間違い電話にも二様あり、初めから持っている番号が違っている場合と、callする際に押し間違える場合とがあり、いずれにせよ、相手の方が出られて、その番号が確定された瞬間に、相手の方にとっても、掛けてしまった方にとっても、その番号は"the wrong number"という既成の事実になります。けれども、相手の方が、"one of many"の一つを選択してしまいましたね、もしくは、間違いの可能性の中の一つである番号をお持ちですね、という言い方をしてくれれば、掛けてしまったにもかかわらず、それは"a wrong number"ということになるのかなと思いました。うまく整理しきれずすみません。私の考えです。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。確かに文法的にはaでもtheでも問題ないのかもしれませんね。しかし実際の用例では定冠詞つきのほうが圧倒的多数であることが気になっていました。


ご指摘のとおりかけ手の視点では可能な間違いの一つに過ぎない電話番号であっても、うけ手にしてみればたった一つの電話番号ですから、定冠詞を使うのは自然でしょうね。私の想像ですが、間違い電話はかけ手に非がありますから、I have called a wrong number.という表現は、迷惑をこうむったうけ手の立場に譲歩しているのかもしれません。

そのとおりだとすると、the/a wrong numberにはニュアンスの違いがあり、それが用例数の違いに影響していると考えたくなります。それぞれどんなニュアンスがあるのでしょうか。

補足日時:2004/12/01 11:39
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Gです。

 こんにちは。

これは両方とも使われますが、ニュアンスがかけた人と受けた人とのとり方で使い分けています。

書けた人
(Looks like) I (have) called a wrong number, sorry. たくさんある間違い番号のひとつをかけてしまったようです

(Looks like) I (have) called the wrong number, sorry. 本当ですね、たしかに間違った番号をかけてしまったようです。

受けた人
I'm afraid you (have) called a wrong number. たくさんある間違い番号のひとつをダイヤルしたのだと思いますよ。

I'm afraid you (have) called the wrong number. 今かけてきた番号は私のですから間違い番号と言うしかないでしょうね。

とかなり意訳した日本語を書いてしまいましたが、これらの文章を言う時にこのような意味あいを持たせていっているように私は感じます。

calledの代わりにyou have a/the wrong numberと言ってhaveの現在形を使うときもあります。 冠詞の違いは同じだと思います。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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この回答へのお礼

分かりやすかったです。私が難しく考えすぎていたようです。

お礼日時:2004/12/01 21:18

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