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20代後半の女です。
10年ほど前から気管支喘息を患い、何度か入院…
今は、喘息専門の病院に通院しているのですが、プレドニンを処方されました。
主治医は「まだ若いから…」と処方しなかったのですが年末、我慢できない発作で外来を受診。
その時、診てくださった先生(部長)が「プレドニンしかないな…」と処方。
入院中、仲良くなった方々は、プレドニンをもう20年も30年も飲んでるとおっしゃってました。
白内障、骨粗しょう症…数々の病気になったとおっしゃっていました。
ネットでプレドニンの副作用を調べたのですが怖くて飲むことができません…
プレドニンを飲まれていた方で、やめることのできた方っておられますか?

A 回答 (12件中11~12件)

お答えします。


プレドニンをはじめとするステロイドは、20世紀最大の医学の進歩に貢献した薬物で、夢の薬とか魔法の薬とか呼ばれております。これは、生理的にも(健常人でも)副腎と言うところで分泌されているホルモン(副腎皮質ホルモン)です。ただし過剰に分泌されたりする(たとえば副腎にホルモン産生の腫瘍ができたりした時)と、顔は真ん丸の赤ら顔(月様顔貌)になり、手足は細いのに体幹は太る(中心肥満)ことや、うつ病になるなどの症状がでます。その他に高血圧や微量に含まれるカリウムなどの電解質異常、感染症などに罹りやすくなる免疫抑制など発症します(クッシング症候群)。同様に、別にステロイド産生腫瘍がなくても、内服すれば同様な症状が出る訳です。
このようなステロイドが前世紀最大の発見と言われた理由は、膠原病などの自己免疫性疾患(たとえばSLEや慢性関節リウマチなど)に特異的に効き、死亡率を減少させるため、このような方々には長期に連用していただいております。
さて、気管支喘息は、気管支の痙攣に伴う呼吸障害を起こす疾患で、これもステロイドが良く効きますので、吸入薬などあり、初期治療で投与したりします。基本的には、その他の気管支拡張剤(キサンチン誘導体)やβ刺激剤が奏功しない場合は、ステロイドの内服を行います。これは、気管支喘息の重積発作(重症な発作)は、死亡することがあるため、普段軽症だからと放置することができないからです。
お話からすると、小児喘息からの移行患者さんのようですので、確かにステロイド性白内障など起こしてくる可能性があります。しかし、ステロイドの内服と判断された以上内服されたほうが宜しいかと思います。と言うのは、多くの患者さんでは、ステロイドを30-60mg/dayから投与開始し、コントロールがつけば漸減(次第に減らしていくこと)していくことができ、維持量の10-15mg/day(プレドニンで1日3錠程度にできるからです。この程度のステロイドは内服が長期連用しても副作用はほとんどありません。
要するに、夢の薬であるステロイドは副作用がいっぱいあって怖いので服用するのを控えると言うのは得策ではなく、どううまく服用して副作用を最低に抑えるかが、医師側からすれば医療技術と言うことになります。したがって、現在呼吸器の専門医ならば指示に任せ、もし専門医でなければ専門医を紹介していただくことをお勧めします。
ちなみに専門医であるかどうかは直接日本呼吸器学会専門医ですかとお尋ね下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
お恥ずかしい話、専門用語は全く分かりません…
病院のホームページを見てきました。
先日、プレドニンを処方してくださった先生は日本呼吸器学会専門医。
普段、私を診て下さってる先生は日本内科学会認定医
だそうです。
素人の私には何がどう違うのか分かりませんが、喘息内科の先生です。
今は朝と夜、ステロイドの吸入をしております。

お礼日時:2005/01/04 01:28

担当医の指示に従って下さい。

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