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私は大学で心理学を勉強しています。
まだ1年生なのですが、先日の臨床心理学の講義がショックで、相談させて下さい。

その講義は、自己愛についての講義でした。
ナルキッソスが出てきて、自己愛を調べる心理テストもやりました。
結果は、そんなことだろうと思っていたのですが、自己愛がかなり高かったのです。

その後、先生が
「今、思えば、私がカウンセラーになる道は、自己愛を捨てる過程でもありました」とおっしゃって。
「自己愛が強い人は、カウンセラーに向きません」とも仰って。ちょっとショックです。

勿論、そんなところでショックを受けるより、勉強をしている方が有益だと思います。
ただ、1年生の頃から「向いてません」宣言をされるとは思っていなかったのです。

自己愛の強い人は、どの様な面でカウンセラーに向かないのでしょうか?クライアントの意見を「そんじゃないでしょ!」と自分の意見を押しつける・・・・・・とかでしょうか。

勿論、これくらい言われただけで諦めるつもりではありません。

A 回答 (4件)

まず,


> ナルキッソスが出てきて、自己愛を調べる心理テストもやりました。
> 結果は、そんなことだろうと思っていたのですが、自己愛がかなり高かったのです。

↑これと

> 「自己愛が強い人は、カウンセラーに向きません」とも仰って。ちょっとショックです。

↑これは話が別ですよ.
いろいろな考え方はあると思いますが,私の立場で言わせて頂ければ,そのテストで個人の資質を判定することはできません.統計学的に大量の人を対象にテストすると傾向が現れることはあっても,統計的な誤差も含まれる心理テストでは個人の事象は分かりません.

よって,学習の過程としてそのようなテストの存在を知ることが一つ,それからもう一つ勉強の過程で一般論として教授がカウンセラーに必要な資質について語ったことを聞いた,ということを学べば十分だと思います.
仮に自己愛の強さとカウンセラーに向く資質に相関があったとしても,Beshinyさんがカウンセラーに向くかどうかは,現時点では分かりません.長い経験の中でクライアントとの関係がどうだったか調べない限り,分からないでしょう.

カウンセラーはとてもしんどい仕事ですが,病んでいる社会にとって必要な仕事です.頑張ってください.
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その先生のことばを好意的に解釈すれば、カウンセラーになるには、強い自己愛と向き合う過程が必要ということじゃないですか?



自己愛については、(1)自己愛は愛の未熟な形態だとする意見と、(2)自己愛は他者愛とともに育てるべきものとする意見とがあります。(1)であれば、自己愛は「捨てなければいけない」という考え方もありえるでしょうが、ちょっと極端すぎる気もします(また、その場合、普通、「捨てる」のではなく、「乗り越える」というような言い方をする気がします)。

いずれにしても、「自己愛」は、不動の何かではありません。「乗り越える」にせよ、「ともに育てる」にせよ、「成長」のなかで捉えるべきものでしょう(だからこそ、冒頭に書いた、「強い自己愛と向き合う過程」が必要だと思うわけですが)。とすれば、3年後、5年後のBeshinyさんが、いまと同じはずはないわけで、一回の心理テストでショックを受けるほどのこともないのではないかと思います。
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素人の疑問ですが、自己とは何か、愛とは何かの二つが決まらないと自己愛の意味もわからないのではないかと思いました。

それとも自己愛と言うのは特別の、ひとまとまりの概念なのでしょうか。自己愛と言うものをどう考えるかによっていろいろ変わるようにも思うのですが・・・
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心理テストの結果は(よくできたものでも)集団では傾向が確認できてもその結果が確実に個人に当てはまるというわけではないので、その結果にはあまり振り回されない方が良いのでは?


たった一回の心理テストで「あなたの性格はこうです」なんて決め付けてしまうカウンセラーのお世話にはなりたくないですからね。

確かに自己愛が強すぎるとカウンセラーなど、人と直接対面してその人の生命や人生に影響を与える仕事(病める人相手のおしごと)は続けられないかもしれないです。やはりモノ相手と違って、100%思い描いた理想の結果にはならないですし、うまく行かないときは相手の人生を狂わせてしまう可能性すらあります。自己愛が強すぎると逆にうまく行かない結果にカウンセラー自身が耐えられないとこも考えられますし、カウンセラー自身が傷つくことを恐れて冷静なカウンセリングの戦略ができないなんてこともあるのかもしれません。
自己愛自体は決して悪いことではないと思いますが、客観的にみる視点が欠けてしまったりするとこういう仕事はうまく行かないのではないかと思います。カウンセリングを必要とする人に対するのだから自己愛に限らずバランスが欠けた性格だと困るのではないでしょうか?
冷徹なカウンセラーとか異常におせっかいなカウンセラー、あまりにナルシストなカウンセラーなんて、かなりいやかも。
しっかりと情熱を持っていれば、場数を踏むうちに先生の言ったことが理解できるかも知れませんし、医学にしろ心理学にしろ発展途上の学問ですからあなたが一流のカウンセラーになっている頃には先生の言ったことは「非常識」になっているかもしれません。
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