準・究極の選択

長文となりますが、よろしくお願い致します。
先日NHKの番組で、ある区の中学2年生の約半数が、少数点の簡単な引き算ができない等の特集していました。
クラスでせめて2、3名と考えていたので、正直愕然としました。
その番組は、区も学校も事実を真摯に受け止め、学力向上に力を入れている事を重点にあげたものでした。

発端は都の学力テストの結果、都内でワースト3、23区でワースト1を重く受けとめたからだそうです。(下位の地域はいわいる下町が占めています。)
見た限り、学級崩壊のような荒れた感じはなく、母親の目からはおっとりして、無邪気な生徒が多い印象です。

しかし、生徒本人にそれほど危機感が見られません。
先生(この場合数学)も懸命に対策に乗り出していますが、なぜ都の報告があるまで気が付かないのでしょう。
この少子化時代、主に担当の教科だけみているのですから、気づくのが当たり前だと思います。
もしや自治体から注意されなかったら、勉強ができなくても卒業させてしまえばいいとか、
ヘタに注力して苦労するより、穏便に義務教育を終わらせようと考える先生が多いのかと、大変失礼ながら疑ってしまいました。
なぜなら、先生自信「え、今までこんな問題ができなかったの?」とひとごとのように驚いている様子でしたから。

そしてこの半数とは、最近耳にする学力の二極化(できる層とできない層)なのでしょうか。
塾にいかないと、学校の授業だけで教科書を理解するのは無理だと思われますか。
学校の補修授業などないのが普通ですか。
それとも、クラスの上位に合わせた授業が行われ、
下位の生徒さんを考慮にいれない難しい授業が今の主流なのでしょうか。

下町に住む小学生を持つ親として、不安に思いました。
この様な状況を皆さまはどのようにお考えになりますか。
よろしければご意見をお聞かせいただけないでしょうか。

A 回答 (11件中1~10件)

この問題について、以下のことが考えられると思います。



(1)教師の指導力不足
小学校の先生が算数の授業で『少数点の引き算』を生徒に教えても、生徒は理解していないということです。いくら一生懸命に教えたとしても、生徒が理解していないと意味がありません。もし生徒が理解していないのであれば、先生は「頭が悪い子だな」って思うのではなく、「自分の授業のどこを直さなければならないのか」と考える必要があるのです。学習を理解できないのは“生徒の学力”のせいだと主張する先生や、授業展開・学習方法を改善したり工夫したりしない先生がいます。生徒が先生をバカにしていて、先生の話を聞かなかったり学級崩壊が起きる例もあります。生徒にバカにされるようでは、もはや先生ではないですね。

(2)成績(評価)を付けたら、学習は終わり
例えば、少数の計算が出来ない子いたとすると、少数の学習が終わった時点で先生はその子の成績について、「できません」ということで成績『1』をつけるでしょう。それで終わりなのです。
つまり、学習が出来ていない子・理解出来ていない子に対して補習授業を行って身に付けさせるようなことはしないのです。だから少数の計算が出来ない子はそのまま小学校を卒業し、中学校に行っても授業が分からないから話を聞いてなくて、いつまで経っても理解できていないままなのだと思います。

(3)自分が学力が全体と比べてどれくらいなのか分からない。
地域の学校同士と関わる機会・場が少ないです。他の学校の生徒はどのくらいの成績なのだろうということは分かりません。自分の学校での成績で満足してしまい、他の学校の生徒と比較しないから、自分の学力がどのくらいの位置なのか分かりません。
また、閉鎖的な学校・閉鎖的な考えの教師ならば、外部の情報を見ようとしないので、積極的に他の学校で行われている授業を見学したりしません。現状維持です。

(4)生徒の意識や考え方の差
成績の上位と下位の生徒の差は何だろうかというと…
上位の生徒:「もっと上の成績の人がいるから、次は負けないように頑張ろう」
下位の生徒:「自分より下の人がいるから、安心だ」
という考え方をします。

テスト前なんかは…
上位の生徒:「家に帰ってから勉強しないと、良い点が取れないから」
下位の生徒:「明日テストだけど、なんとかなるから遊びに行こう」
という考え方をします。

こうした考えや意識の違いから、学力の差を出しているだと思います。


<質問について>
>塾にいかないと、学校の授業だけで教科書を理解するのは無理だと思われますか。

生徒が理解できる・理解できないというのは、学校の先生の指導力にかかってきます。授業でいかに生徒に分かりやすく身に付けさせるが重要です。さらに勉強したい人は塾に行くというのが本来の目的だと思うのですが、学校=生活態度 塾=学力 を習得させる所だと思っている保護者もいるそうです。


>学校の補修授業などないのが普通ですか。

学校によって補習授業をやっている所、とやっていない所もあります。また生徒が理解するまでやっている所と、1時間だけと制限を設けてやっている所もあります。学校の特色のひとつですね。


>それとも、クラスの上位に合わせた授業が行われ、
下位の生徒さんを考慮にいれない難しい授業が今の主流なのでしょうか

現在の小学校の算数の授業では、クラス別に指導をしたり、TT(チームティーチング)という複数の先生が指導するなどの授業形態で学習をしている所があります。これも学校によって力を入れてるところと、入れていないという差がありますから、学校の特色のひとつですね。

参考になれば、嬉しいです。

この回答への補足

補足ではありません。

短い時間にすばらしいご回答をいだだきありがたいです。
私だったら、考えてからこれだけ書き込むのに3時間はかかります。
熟読し、よくかみしめてからお礼をさせて下さい。
今出張中の主人も、そのTV番組の特集を見て「公立にまかせていたら、これから日本の国力はどんどん落ちるぞ」と考え込んでいましたので、みなさんからいただいた意見を聞いてもらいます。
お礼が月曜日になるかもしれませんが、どうぞご容赦下さい。


他、ご意見いただいた皆様にもお返事(お礼)させて下さい。文章もヘタで時間がかかり申し訳ありません。
本当に勉強させていただいてありがたいと思っています。

補足日時:2005/03/10 16:37
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりすみません。ありがとうございます。
(補足に記入しましたが、私には何時間かかろうと、このようなしっかりした回答はできません。不適切な表現がある事をお詫びします。ごめんなさい。)

私の ”なぜ公立中(小)はこのような状況になる?” という疑問を解決していただきました。
まるで分析カウンセラー(造語)のような方です。これによって、自分達でどのように注意をしていけばよいのか、これから対策をたてられます。

今までは障害者である主人に、何事も自己責任、自分の事は自分で守れと言われてきました。
それなので子供の勉強はできるだけ親が見てきましたが、公立中学生の半数が小数の計算もできないと知り、
なぜ学校は親や塾の助けがないと、簡単な問題さえ教える事ができないのか?問題点はどこかと考えました。

まずは本人、親の姿勢が大事なのはもちろんで、他のご回答者さまからもよいアドバイスをいただき、さらに考えを広げる事ができました。

ですが、学校の問題点に置いて大変分かりやすくまとめて教えていただき、なるほど、だからこのような事態を招くのかとわかりました。
特に中学校の事がよくわかりませんでしたので。
この回答を参考に、これからどのように対策をたてていくかを前向きに考えて参ります。
(見ず知らずの者にありがたいお気遣いと、主人も感謝していました)

お礼日時:2005/03/14 13:35

昔の親は、学校へ行く子供に、


「先生の言う事はよく聞きなさい」
と言いました。
これが学校と家庭との最も大事な架け橋でしょう。
こうやって社会通念を叩き込む(悪く言えば洗脳)ことで、子供は最低限先生を指導者として認識し、教師も然るべき自意識と責任感が培われたはずです。

茶髪にしてたりブランド物を着たりする子供を見るたび、「子供のための親」ではなく「親のアクセサリーとしての子供」になってるな~と思ったりするのですが、そういう親が果たして上のような社会通念を持っているかどうか疑問です。

「学級崩壊」というのも定義として外見が含まれているのであって、静かなクラスでも意欲・緊張感・危機感のなさという点では学級崩壊同然でしょう。

昔は、成績が悪いと馬鹿にされる、親に怒られるという一種の強迫観念があったし、劣等性は劣等性なりに「俺は頭が弱いから将来は肉体労働者だ」というような、展望とまで行かずとも、社会における自分というものを縛全にしろ持っていたでしょう。

結局それは、親を主とした社会教育がまともに為されていないため、と私は思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
 
>静かなクラスでも意欲・緊張感・危機感のなさという点では学級崩壊同然でしょう。

この言葉に衝撃をうけました。たとえばですが、反抗して悪さをする子だけが心を病んでいるのではなく、人知れずリストカット(自傷)する子こそ深く病んでいると確かに思います。
静かな学級崩壊の恐ろしさを感じました。

>結局それは、親を主とした社会教育がまともに為されていないため、と私は思います。

確かに、私の住む地域では親の学力に対する危機感が薄いと言えます。
子供の通う学校では、約4割の家庭で両親のどちらかが学校の卒業者です。親の代からの自営業が多く、地域から離れずに暮しているようです。
もちろんそれはすばらしい事なのですが、外の世界をみず過ごしています。
「うちの学校は勉強なんかできないのよ。馬鹿なふりしていた方が虐められないよ。」
「食べていかれりゃいいのよ。うちは。」と明るくおっしゃる保護者が多くいます。また、学校の窓を開ければ公園に浮浪者が何十人も住み着いているのが見えるという環境です。
確かにこれでは、子供の社会に対する意識が低くなります。
学力の乏しさは社会教育意識の薄さであると回答者様から教わりました。

お礼日時:2005/03/14 14:58

下町で塾講師のアルバイトをしています。


事実として、中学生で小数の計算ができない人は多いです。というよりも、九九を覚え切れていない人もかなりいます。
小学生の時点での勉強に対する姿勢が問題でしょうが、同じ学校でも出来る子は出来る、という事態が発生するのは、親にも責任があるのではないかと思うようになりました。
机に向かって宿題をする、一日30分でもいいから机で勉強をする時間を作る、というのは学校ではなくまず家庭での姿勢です。
それを怠っておいて、教師が悪い、塾に行かなきゃいけないのか、と言われても、では親としての責任はきちんと果たしましたか?と聞き返したいところです。
学校に行けば多少のことはどうにかなる、というのは間違いです。予習復習をしなくても、せめて宿題ぐらいする姿勢は家庭で身に着けておいて欲しいものなのではないでしょうか?
生徒本人に危機感が見られないのは、その親が危機を感じ取っていないからでは?
放っておいても学校に行っているんだから、とお考えならばまずその考えを改めてください。義務教育は、教育を受ける義務ではなく教育を受けさせる義務の元に成り立っているものです。正しく教育を受けさせる義務が親にはあるのですから。

どこに住んでいても、(短時間でもかまわないから)家庭での姿勢が響いてくると思います。
逆に、お子様に今机に向かう習慣がないのならば今からでもきちんとその習慣づけをするべきだと思います。
私自身、都内最下層レベルの小学校に通っていましたが、塾に行かずとも全国上位の成績を保てましたから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

まずは自分の子供の学力は親がみるべきだと私も思います。
自分の子供(小5)に関してはなるべく勉強を見ております。それは、小学校の内容が薄く心配で、必死に勉強を見ているという感じです。
学校では、(算数をあげれば、)簡単な計算問題ばかりやっています。それなので自宅では遊び感覚の算数パズルから一般的な数検にもチャレンジしています。
親が個人的に見たせいでしょが、中1程度の5級はうちの子供でもすでに取得できました。固体差はあっても皆やればできるはずです。
私は学校に任せれば済むと思っているのではありません。
子供がやる気をなくすような簡単な問題を底辺にあわせて同じ授業をし、
”それにもかかわらず小数点の問題もとけない生徒ををつくっている”という事に疑問を持っているのです。
親や塾に頼らないと、満足に簡単な四則計算も教えられないのが公立中(小)学校なのかと不信に思います。
子供がやる気のある子、ない子に分けて欲しいと希望するので、
先生に習熟度別の授業を提案したところ、「公立の限界がありますから」の一言で片付けられてしまいました。
上位者も下位者も育てられない仕事の仕方で満足してもらっては困ります。仕事なんですから。

私がご回答者様から学ばせていただいたのは、本人がやる気を持ちつづけていれば、中学生なら学校の先生、親、塾にかかわらず伸びてゆく事です。(ご回答者様はとくに
努力されたのだと思います。)

子供に聞かせたところ、「そう、やる子はね、学校以外でやってんの。でも、そのお兄(姉)ちゃん(ご回答者様のこと)みたいにやる気のある先生に教えてもらいたいな。楽しそう。」と言っておりました。
おこがましいですが、これからも子供から信頼される先生のお仕事、どうぞ頑張ってください。
 

お礼日時:2005/03/14 12:18

こんばんは!


全く的はずれな回答になったらごめんなさい。

学校では一部を特別扱いって難しいんだと思います。
何かあると親が出てくるってイメージが定着してきてますし…。
私の知り合いにも教師がいますが、実際補習などは学校の方針として
大々的に宣伝してからでないと難しいって言ってます。
生徒を当てて答えさせる行為にすら親が出てくる学校もあるそうです。
遅れてる生徒にあわせても問題で、急いでも問題に。
あくまで私の知っている学校ですが、こんな感じになってます。

逆に親御さんの理解がきちんと得られていればそんな問題になってないと思います。
これも私の知ってる学校ですが、本来指導要領にない内容まで
先生が教えてくれていますし、生徒も問題なく授業についてきています。
やっぱり今の何かちょっとでも差をつけるのが問題だとか
すぐに親が出てくるのが先生をやりづらくさせてるんじゃないかなぁって思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ご回答うれしいです。

親が学校に口をだしてはいけない場合と、
親が学校をフォローしなければいけない場合があるのですね。
両者のバランスをうまくとることが大事だと教えて下さり感謝します。
先日子供(小学生ですが)の担任に習熟度別の授業の提案をしましたが、「公立の限界です。」の一言で終わってしまいました。こちら(親)も学力をあげようと一生懸命なので、もう少し前向きな対処を願うところですが・・・皆様のご意見を聞いて、不満ばかり言わず頑張らなくてはいけないと思いました。

お礼日時:2005/03/14 15:32

補足要求です。



何故 そのような教諭に対しても「先生」と書かれるのでしょうか?

先生と言われるほどバカじゃなし の意味で使われてるのでしょうか?
=======================
「学区内だから」と言う理由で 小学校や中学校に入学させていませんか?
保護者の責任として 教育の義務があるのですから、地域の学校のことを調べたりして 必要ならば 越境や私学への可能性もあると思います。
公立校への提言も必要ですが、数年では変化は望めなく(うまく行くところもあるが 珍しいから メディアで取り上げられる)、回避するのもひとつの手段と考えます。

この回答への補足

ありがとうございます。
ご指摘のとおり学区内だから小学校へ入学させました。
一番大きな理由は ”学童保育所”が学校から徒歩数十秒の所にあるからでした。
自分にもっと公立学校(教育全般含め)に対する意識が高かったら、今のようにあわてている事はなかったはずです。
ご近所の1学年下のお子さんは区を越境して公立小へ入学されました。
当時の私ときたら、この学区内もそんな悪いうわさは聞かないけれど、教育熱心なご家庭だな、と思っていました。
今更ながら自分の無知を恥ずかしく思います。
都の報告があるまで23区の下位、そして番組をみるまでその実態を知らなかったんですから。
皆さんのご意見を聞き、これから対策を考えるという状況です。子供の学力の器になる学校を調べずに入学させ、今更あわてている自分に気づかせていただきありがとうございました。今後の勉強になりました。

補足日時:2005/03/14 16:09
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私もかなり前に、テレビの特集で、「文系大学生の4割以上が、分数の四則計算がきちんとできない。

」というのを見て驚きました。

「取りこぼし」というよりも、使わなくなったら、小学生でも簡単に解けるような問題が出来なくなってしまうという「現実」のようです。何も難しい微分積分の問題を提示しているわけでもなく、数学が大の苦手である私でもとりあえずは解けそうな基礎の基礎でした。

話題から逸れましたが・・・・。
つまるところ、日々、どれだけ繰り返してそれら学習に触れているか・・・・に尽きるのだと思います。学力低下が叫ばれている中、きちんと大学受験を突破した人間ですらあの有様ですから、果たして、本当に身につけておいた方がよいとされる基礎学力というのは、どこまで意味があるのだろうと疑問にも思いました。
小・中の間は「取りこぼし」として扱われるでしょうが、取りこぼさなかったからといえ、行く末がこのようでは頭痛がします。

対策としては、日常生活で小数点を含む四則計算が必要な場面というのを、実際にお子様に体験させることが一番ではないでしょうか。学校や塾で習うよりも、覿面な効果が得られることと思います。小数点を含む四則計算は、例えばお料理、例えば部屋の面積、例えば買い物での消費税を求める際に、かなりの頻度で登場する大事なポイントかもしれません。コレが出来ないと、このくらい損をするんだよ・・・・というのをそれとなく生活の中で教えていくのが一番のような気がします。学校という場所が今、どのような状態にあるのかわかりませんが、詰め込みを良しとしない弊害が出ているのだとしたら、最低限の基礎は、もう、家庭で叩き込むしかないです。
どのように「投資」をなさるかは、各家庭に委ねられていますが、学校に全てを委ねてしまうと歪みが生じてしまうことは否めません。
もし、ご自分のお子様が、ついていけていないな・・・・と感じられましたら、教科書を一緒にご覧になり、他人に投資すべきか、自分の時間を投資すべきかをお決めになったらいかがでしょうか。

ゆとり教育の見直しが何度も検討されているそうですが、とにかく、ご自分のお子様が普段目にしている教科書を、質問者様が一通り読んでみることで、漠然とした不安がもっと具体的になるのではないかと思い、書き込ませていただきました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
子供(小5)にどんな授業を学校で希望するかたずねてみました。
まずは「やる気のある子とない子をわける事」だそうです。
勉強ができる、できないはあまり気にならず、授業を邪魔されずスムーズに受けたいと言っています。
次に「遊びを通して勉強するのが子供は好きなんだよ」と教えてくれました。
遊びといってもこれは、ご回答者さまが教えてくださったように、実体験を通して学ぶ事が大事、頭に入ると言う事でしょう。いえ、体で覚えるような事が一生身に付けておかなければならない基礎学力なのですね。
最近学校や勉強への不安が多く、くっついて勉強をみてばかりいました。検定や公開模試を受けさせてばかり・・・。
一緒に買い物をしたり、ご飯を作ったりし、どうして学校の勉強が大事なのかを教えている余裕が自分にはありませんでした。
学校の代わりに勉強をフォローするばかりではなく、家庭ですべき勉強の大事さを思い出しました。

お礼日時:2005/03/14 16:41

こんにちは。


「中学2年生の約半数が、少数点の簡単な引き算ができない・・・」そいうこともあるだろうな、文章を読み思いました。
私は家庭教師をアルバイトですが6年したことがあり、中学生、小学生、公立、私立、勉強が得意な子、苦手な子、といろいろなお子さんの指導をさせていただきました。
そのなかで、実際の学年では習得できているはずのことができていないお子さんはとても多かったです。

数学などでは、苦手なお子さんは小学生のころから取りこぼしが始まるので、なかなか実際の学年まで、その部分を修復しながら追いつくのは難しいです。

私はマンツーマンで教えていたので、生徒さんがどこでつまずき、どこが理解できないのか詳しく知ることができたのですが、それでもいつももっと時間があったらと思えるような状況でした。
学校の先生の役割では、30人ほどのクラスを何個も持ち、決められた時間内に理解度の違う生徒さん一人一人に目を配らなければなりません。
普通の人間関係においても、ある個人がどう考え、何を理解しているのか、を知るのは時間がかかり難しいですよね。
そう考えると、先生が一人で生徒さん全員の習得度を把握するのは
不可能なんじゃないか、と正直思いました。

ちなみに塾に行っても、学校のように受身の授業が行われているので、基礎ができていなければ
身になりません。

最近はうつ病などで、退職される先生も多いと聞きます。
もし先生が情熱や熱意を失ってしまっているとしたら
保護者の活動などで学校全体の勉強に対する姿勢を
盛り上げていくしかないのでしょうか。。

最後のほうは、あまり回答になっていないかもしれません。
ご参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>先生が一人で生徒さん全員の習得度を把握するのは
 不可能なんじゃないか、と正直思いました。

実際マンツーマンで勉強を教えた方から、個人差のある大勢の生徒を把握する事は不可能に近い、とご指南されると私も反省するところが多々あります。

>もし先生が情熱や熱意を失ってしまっているとしたら
保護者の活動などで学校全体の勉強に対する姿勢を
盛り上げていくしかないのでしょうか。

現状の対策のひとつとして教えてくださりありがとうございます。子供にとっては学校に不信を持つ母親より、前向きに対処していく姿を見せなくてはと、ご回答者様のアドバイスを読み思いました。

お礼日時:2005/03/14 14:12

小数の引き算を習うのは小学校です。


その時点ですでに取りこぼしているということです。
お子さんが小学生ということなで、今のうちに勉強を見てあげてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
小学校の勉強は親の責任が大きい事を今回あらためて実感しました。

お礼日時:2005/03/14 13:42

「ゆとりXX」以降 よく聞く話ですね。



やはり 自己責任 
自己責任に押し付け 責任放棄する教育者側に問題はありますが、その原因は いくらかの 自由を主張する 親にありました。
自由 に 自己責任 は当然です。
PTAに 必ず 問題「親」がいてかきまわされます。
良い親・良い人なんですがみんな自分とおなじスキルがある、自由を望んでいる、責任が取れる・・と考え、他の家庭環境の子供にしわ寄せ/他の親へのしわ寄せ はまったく考えていません。

歩行喫煙・ポイ捨てをして、車の中や公園で子供に受動喫煙をさせ、レストランで他人を受動喫煙させる など 「違法でない」ので自分の勝手と喫煙する「親」と同レベルの自己中なのです。
あきれたことに 給料もらってる勤務時間まで 喫煙所でサボって・・と言うか残業時間に転嫁してタバコ代以上をいただく根性・・ いまどきは減りましたが 学校内行事の運動会での子供無視の喫煙なんてのもありました。
こういう自己中が1割いるだけで教育者はしり込みして、PTAにはよほどの結集力がないと子供を守れません。 こういった結果が今のようです。  

二極化、補習、塾でのサポート などは個別問題または漠然とした環境による結果なので回答できませんが、自己責任で塾などの投資は必要なようです。
敢えて言いますと、二極化を割り切って、同じ趣向の親が集まったほうがよいと思います。
学校の個性・スタンスにに対し共鳴・選択を家族が行う:私学のあり方に近いかもしれません。 
公立 = 全員同じ では無理です。公立で クラス単位に分ければ差別と騒ぐし・・・

フリースクールに行かせ、ボランティアで好きに教育したほうが安全かもしれません。
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この回答へのお礼

すぐにご回答いただきながら遅くなりすみません。

>やはり自己責任

私の主人もよく自己責任を口にし、できる限り実行しているようです。
わたくしごとですが、主人が障害者手帳2級を持っている者なので、
様々な面で自分で自分を守らなければならないのは、身を持って感じます。
助けていただく事もたくさんあり、日頃感謝しています。でも、やはり自己責任なくしては生活できません。

とはいえ、せっかく豊かな国で、健康な中学生達なのですから、もっと子供を伸ばせる力があるはずです。
クラス単位での授業が公立で当たり前になると、先生、生徒双方もっといい方向に向かうのでしょうね。

我が家のように傷害者がいると、人には固体差があるので”差別はむしろ必要”だと思っています。努力しても同じようにできないのですから。
それを前提なのがフリースクールなのですね。(勉強不足ですみません)

むやみに自己責任をかかげるのではなく、体験し、実感したような方からのご回答、ありがたく思います。

お礼日時:2005/03/14 12:43

こんにちは。



ご質問者様のお子様は小学生とのことですが、
ご質問者様とお子様は現在の小学校の学習進捗状況をどのように感じていらっしゃいますか。

私は首都圏在住で、公立小学校に通わせている子の母ですが、ご質問者様とは反対の意味で不安を感じています。
平易な教科書。迷える(出来ない)子を中心とした授業内容。先生の熱意の無さ。
等々、子ども本人の知識欲を殺ぐばかりで「つまらない」と言っています。
実際算数などはクラスの70%がクリア出来るまで1つの問題から先に進まず1時限が終了することも、ままあるそうです。
何回かレベルアップを申し入れましたが、学校側としては下位者を底上げする事に汲々としている様子です。

ご質問にありました、中学校の先生としては、現在の小学校の(低い)学習指導要領から鑑みてクリア出来ているもの、とご判断されているのでしょう。

中学生の娘は公立ではありませんが、
地元の中学校では、数学・英語は理解度に合わせたクラス分けをし、補習授業も行っています。
現在の中学校の学習レベルの程度は下記URLをご参照下さい。
現在の公立小中学校は、授業で総て理解できる程度だと思いますが。


http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1245587
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この回答へのお礼

こんにちは  また長文になってしまいすみません。
同じ公立小に通うお子さまをお持ちのお母様からのご回答ありがとうございます。そして、参考URLも。どうも小学校のゆとり教育のしわよせが、かなり影響しているよう思えました。子供も小学校の時よりこんなに勉強しているのに・・・と油断しているようです。

私も小学校の教科書、特に算数の内容の薄さには恐くなりました。この内容を教えるのに何時間かけているのだろうと。確かに息子のクラスでも、底辺にあわせた授業だと思います。宿題は簡単な四則計算問題が100題ならんだプリントばかりです。不思議だと思っていました。
なるほど、中学の先生は簡単な四則計算は小学校で必ずクリアしていると思い込んでいるのですね。(当たり前なんですが)。

AN0.1の方にも教えていただいたのですが、特に小学生はまず親が見るべきだと思います。
私も子供が算数が好きなので、できるだけ一緒に勉強をするようにしています。5年生ですが、チャレンジしたら数学検定5級(中1位の範囲らしいです)を取得できました。
うちの学校も教科書以上のレベルは教えてくれないので、危機感もあったのだと思います。
aoiyu様が何度もレベルアップを学校に申しでられた気持ち本当によくわかります。
学校で補習でもいいからもう少し発展した勉強を教えてくれたらいいのに・・・・。なんで教えてくれないのだろう・・・。親が頑張るか、塾に行けって言われているように思っちゃったんです。

今、このような考えがでてきました。
公立小・中学校が、底辺の事を考えて簡単な問題しか教えない。⇒このくらいの問題、学校が教えて当然と思う親が増える。関心がわかない。
ある程度難しい宿題やテストに子供が困っていた方が、親が真剣になる。
つまり、ゆとり教育とは、子供の学力低下ではなく、親の意識低下をまねくものなのだったのかと。

お礼日時:2005/03/10 16:16

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