プロが教えるわが家の防犯対策術!

なぜ日本の山道は舗装されてるのですか?アメリカとか海外の山道はほとんど未舗装路ですよ?
だからピックアップやジープとかが売れないのですよ、ジムニーはなぜか売れてますが、アレはデザインで決めてるのだろう。

質問者からの補足コメント

  • 私はジムニーに乗ったことありますが、オンロードでは乗り心地が悪い
    オフロードを走る前提で作られているで、特に高速道路なんか不向き
    普通の人はコンパクトカーで十分で、わざわざ買うのは仕事で使うか
    オフロード乗りくらい

      補足日時:2022/08/09 23:29
  • あとアメリカの田舎は幹線道路でもオフロードですよ、砂埃がすごいですがw

      補足日時:2022/08/10 01:08

A 回答 (4件)

在米の隠居爺です。



航空宇宙の電子情報通信分野で仕事がしたくて若いころにこの国に渡って来ました。
幸い早くに実績を出せたので生活を落ち着かせることが出来、ネットが普及し出したころからリモートワークを組入れて仕事が出来たので、どこに暮らすのが良いかを実際に経験する住み替えを度々してきました。

おかげで全米のおよそ全部の地域に暮す経験をしました。
例えば、大都会のニューヨーク、全米一貧しいミシシッピ、極寒のアラスカ、豪雪の五大湖岸、ハリケーン銀座のルイジアナ、庭にワニの出るフロリダ、大平原のカンザス、森の中のバーモント、ユタの高地、テキサスの砂漠、若々しいカリフォルニア、歴史香るカロライナなどなど・・・

仕事柄、取引先に入り込んで3~4か月長逗留することもしばしばでしたので、そう言う所も入れれば、日本の他、北欧、西欧、南欧、大洋州の各地にも暮らして来ました。

そんな観点・経験からこの質問を見ていくつかコメントします。

『アメリカとか海外の山道はほとんど未舗装路ですよ』って、質問者さんは見てきたこと、あるんでしょうか?

アメリカの場合、その通り未舗装はありますが、それは一般の人が通る道じゃないからです。

アメリカでは、人は町を形成して固まって住みます。
日本のように、あたりかまわず家を建てるということはしません。

町を形成してそこに住まないと、上下水道、ガス、電気、電話、警察、消防、ゴミ収集、学校などの公共サービスが受けられないからです。

中にはその範囲外に住む人も居ますが、その場合、上記のサービスは自分で何とかすることになります。
しかし、それに加えて買い物の不便さなどもあるので、そのほとんどの場合、その『町』の近郊に暮らすというのがせいぜいです。

例外として牧場などの農家の人が居ますが、この人たちは全てを自分たちで対応しています。
そういう人の家や施設に行く道路はたぶん未舗装だと思います。

また、山林などの管理をするための道路も未舗装だったりしますが、その道路は『山や森の管理』や『材木の出荷』の目的の人が通るだけで、一般の人が来ることはありません。
だから、舗装の必要がないのです。

つまり、アメリカでは、プライベートの道路か、山野を管理するための道路は未舗装が多いですが、それはそれでよいからです。

一方、日本の場合、山の中でも人が住んでいます。
私も日本の東北の山合、名も無い寂れた寒村の生まれ育ちなので、山合の道路の状況は良く知っています。
今日では、日本ではそういった道路の多くも舗装されています。
その理由は地方行政へのお金のバラマキがあったからです。

この点で考えれば、アメリカの舗装の考え方は、日本と比較すれば、無駄がない合理てきなものと思います。

次に『だからピックアップトラックやジープが売れない』と言う件です。

これは全く違います。

まずジープ。
これは第二次大戦時に米軍が使ったようなジープを指しているのでしょうか?
そんなのは今時どこも走っていません。
もの好きがレストアして乗っているぐらいです。

一方、もし現代版の Jeep を言っているんだとしたら、それが日本で売れない、とりわけ日本の山合などの地域で売れないのは当然です。
理由はこうです。

① 大きすぎる
② 高すぎる
③ 燃費が悪すぎる
④ 品質やアフターサービスが悪い

主な理由は ① と ② でしょう。
日本の田舎の農家でどれほどの人がランクルに乗っているでしょう。
その乗っていない理由がこれです。

今日の Jeep はいわゆるチェロキーですが、これはフルサイズの SUV です。
ライトバンのサスペンションを変えて車の床の高さを上げ、居室内の天井高を上げたような車種です。
こんな車、日本の山間部に暮らす人々の生活では要りません。
これより、軽トラックのほうが重宝します。
事実、日本の地方の農村部や山間部に暮らす人たちは盛んに『軽トラ』を使っています。
たぶん、一家に一台は軽トラ、と言ってもいいほど普及していますよ。

次にピックアップトラック。
『トラック』と名が付けられているので、いあ仲の農家や山間部の人が使う車だと思ってはいないですか?
そうだとしたら大間違いです。

ピックアップトラックの主なユーザーは、所帯持ちのサラリーマンの男性です。
なぜトラックか。
それは、こう言った世帯は、たいてい戸建てかタウンハウスと言う長屋風の住宅に暮らします。
そのような家では、前庭と後ろ庭、または後ろ庭だけがあり、そのほぼすべての庭は芝生です。
アメリカ人はその芝生をきちんと手入れすることに精を出します。

具体的に言えば、春にはマルチと言う樹木の下や芝生の生え際を覆う松チップなどを買って来て庭の景観を整え、夏には散水用の道具や肥料を買って来て水や肥料をまき、秋には種や越冬用に掛ける土を買って来て巻きます。

また、夏の間には週に一度は芝刈りをしなければいけないので芝刈り機を買ってきたり、裏庭でバーベキューをするのに、グリルやガスボンベ、薪や炭などを買ってこなければなりません。

そのほか、アメリカの男性の多く、は家や家具の修繕は自分でしますから、そのための機材や材料を買ってこなければなりません。
ベッドやイス、机やタンスのような家具やテレビなどの大きな家電も自分で運んだりします。

そういうものを運ぶのにトラックが必要なのです。
ただ、そういったものを運ぶ需要が毎日あるわけではありません。
日々は会社との往復や、日用品や食料品を近所のお店に買いに行く程度の用事しかありません、
だから、同じトラックと言っても、乗用車のように『見栄えがきれいな』車両であるのが好まれます。

質問者さんはアメリカの Jeep やピックアップトラックを、非舗装道路や荒れ地を走る車両だったり、業務用の物資運搬用のトラックのように思われている節が感じられますが、それは全くの誤りです。

そのどちらも、普通に街中で利用する乗用車やミニバンと変わらない使い方をする自動車です。

アメリカのピックアップトラックもその特性は Jeep で挙げた4つのものです。
とても日本の農村部や山間部で使えるようなシロモノではありません。
日本のそんな所には、絶対に日本の軽トラが最適です。


アメリカの幹線道路の砂塵がすごいと言いますが、それは日本でも風の日に走れば変わりありませんよ。
日本でも、風の強い日に学校の校庭の脇、海岸の砂浜の脇に車を置けば、テキサスの砂漠といい勝負しますよ。
それでピックアップトラックと軽トラで何が違うかと言って違うものはないと思います。
道路が舗装されていないから出るほこりなんて知れてます。
    • good
    • 2

日本でも未舗装の山道はたくさんあります。


ただそういうところはたいていが「作業道」として関係者以外立ち入り禁止
となり、出入り口は施錠されるケースが多いです。
一般人の通行okというところはかなり安全に気を配って整備されている、というだけです。

アメリカだと予算とかもあるでしょうけど町からの距離とかもあるでしょう
あっちは町同士の距離があるので山道を整備するより飛行機でも使えば?
という感覚なのでしょう
    • good
    • 2

そのようなことはありませんね。



>だからピックアップやジープとかが売れないのですよ、
短絡的思考ですね。
未舗装であっても道路ならセダンでも何でも普通に走れますよ。


運転したことの無いお子様が考えそうな事ですね。
    • good
    • 2

国土の広さの違いでそこまで行き届いていないだけかと。


アメリカは主要道路でさえガタガタなのですから。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!