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水戸学は大日本帝国の行動原理にも、影響を及ぼしていたんですか?

A 回答 (3件)

明治時代までは間違いなく水戸学は影響していたでしょう。

おそらく行動原理を具現化していた最大の人物は乃木希典ではなかったかと思います。明治天皇崩御と乃木希典の殉死により、水戸学は廃れ始めたように思います。

大正浪漫時代には、洋学を学んだ若者たちが幅を利かせ始めるとともに薩長閥の長老が死に絶えます。さらに昭和に入って青年将校たちが主導権を握るようになると、形の上では水戸学は尊重されていましたが、軍国主義の台頭によって水戸学の精神や行動原理においては形骸化し、硬直化していきます。
そうした中で、アホとしか言いようがない日中戦争と太平洋戦争に突入し、国を滅ぼしてしまいました。一部では731部隊による捕虜等を使った人体実験が行われるなど、信じがたい蛮行もあり、それが水戸学の精神や行動原理であったとはとても思えません。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2024/02/06 19:23

及ぼしていたでしょうね。


行動原理と言うよりも精神面でしょう。

ともかく徳川の親藩でありながら尊皇攘夷思想を高めたわけですから、明治維新後は徳川斉昭などは高く評価されています。

「国体」っていう用語だって、水戸学が日本独自の国柄という意味でつくりだした言葉ですから。「国体護持」は終戦が遅れた大きな原因のひとつです。
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明治に完成した大日本史の影響で、第15代天皇だった神功皇后は、


天皇の系列から、大正時代に外されました。
切手やお札になっていた程、国民に人気があり、日本は男尊女卑で
無かったの、象徴的な存在だったのに・・・
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