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谷川俊太郎さんの「かなしみ」という詩にある「忘れ物」という感覚がよく分かりません。どなたか解説おねがいします。

A 回答 (5件)

大岡信氏の解説によると、「かなしみ」にあらわれているような感傷は、…略…「それは、いわば、自分はひょっとしたら、地球という小さな惑星へ置き去りにされた別の天体のみなし児ではなのか、というような


少年にある時期訪れるあの不思議な遠さにみちた孤独感といったものに近い」として、他の詩人との違いを指摘されています。大御所の意見は傾聴に値するものですし、この時期の俊太郎氏の他の作品を見ますと、宇宙と自分、個と他という意識を中心とした作風が多いのも確かです。でも、詩の解釈は百人いれば、百人の解釈があり得るわけで、私には、「忘れ物」は、もっと幼少期にすべきこと、今の自分にとって、しておけばよかったもの、もっと大切にしておけばよかったもの…位に感じられます。いずれにしろ、私にとっては、同氏のこの初期の詩集は、疲れた時の清涼剤であり、一時厳しい現実から離れる貴重な詩集です。成長すれば、解釈も変わりますので、質問者様が、思ったことが、今の段階では正解ではないでしょうか。十年、二十年と味わいながら、読み続けて下さい。
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#3です。


> 自分はまだ中学生なんであまりそういう感覚がわかんないんです・・・

だとすると、少し難しいかもですね。

それでも、小学生のころは無邪気に何でも(失礼)できたことでも、中学生になったら、これはやめておこう、とか思ったことはないですか?

小学生のときに比べて自分が何か、成長したな、と思うところがあれば、それは自分が変わった、ということです。

変わるということは、何かを得て(何かをできるようになる)、何かを失う(何かをできなくなる)、そんな感じなので、そこで失ったものは何かを考えてみるとよいでしょう。
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わすれものとはryo222さんが過去に持っていたけれど


今は持っていないものです。
別に財布とか、時計とか物質的な忘れ物を言っているわけではありません。
もし過去の自分は持っていて今は持っていない感性とか、
精神的に大事なものがよくわからないのならば、とにかく
生きてみることです。生きるとはいろんなことをたくさん経験してと言う意味です。あと5年、10年してこの詩を思い出せばまた違った味わい方ができると思います。
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ryo222さんは、子供の頃の自分と今の自分とでは、何が違うと思いますか?



昔はあったけれでも、いまはもっていないものは何ですか?

この回答への補足

自分はまだ中学生なんであまりそういう感覚がわかんないんです・・・

補足日時:2005/05/18 23:28
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質問者様は、何か小さい頃に「忘れ物」をしませんでしたか?


小さい思い出、あの時の気持ち・・・。
もしくは大きくなってからでもいいです。後になって後悔してしまったこと。あの時こうしておけば良かったという気持ち。
何でもいいです。

答えはそれです。

漠然としているかもしれませんが、詩というのは自分と対面して読むものですし、色々と読めていいのではないでしょうか。
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