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今、学校の総合学習で「人権問題」というものに取り組んでいます。
そして、私の班は「アウシュビッツ」について調べることになりました。
調べたことは冊子にして、発表することになっています。
そして、その冊子の構成(?)として、
前書き→アウシュビッツについて基本的なこと(第二次世界大戦のことや、何故ユダヤ人が標的になったのか等)→アウシュビッツ収容所(強制労働、虐殺、人体実験等について)→その後のドイツの姿勢→あとがき
という風にすることにしました。
時間があれば、もっとしっかり構成を考えたかったんですが、時間がないうえに、同じ班の子も「もう、出来たらそれでいいんじゃない?」という雰囲気で;
 それで取りあえず、基本的なこと、アウシュビッツ収容所での出来事などは大体調べられました。
 でも、まとめとして持ってきた「その後のドイツの姿勢」というのがなかなか見つけられません。というか、考えた私が、どういう内容にすればいいのか分かってないというか・・・。
今、頭にあるのは、今ドイツはそのユダヤ人迫害などの様々な過ちに対してどのような態度をとっているのか。ということにしようと思ってるのですが・・・。
それで調べてみたんですが、”その後”について詳しく載っているところがあまりない・・ような気が。
 そこで、それについて詳しくご存じの方は教えて頂けないでしょうか?

とんでもない拙文で申し訳ありませんでした;;
でもこのアウシュビッツについて調べて、はじめは事実だと信じられなかったし、ホントに「みんなにちゃんと伝えないと」と感じました。
だから、時間がなくても出来るだけ分かり易く、よりいいものを作ろう、と思っています。
ので、小さな事でも構わないので情報をお願いします!

A 回答 (9件)

アウシュヴィッツに関しましては非常に難しい問題です。


日本では犠牲者500万人となっていますが、年々犠牲者数は減らされており、アウシュヴィッツの博物館に書かれている犠牲者数は現在95万人(若しかしたら現在はもっと減っているかもしれません)になっています。

有名なガス室の写真の建物は存在しないということでしょうか。煙突と建物は存在しているのですが、どうやってもあのような写真は取れない位置関係にあります。

強制収容所に収容されたのはユダヤ人だけではありません。赤(共産主義者)、ピンク(ホモ)、紫(犯罪常習者)、緑(反戦団体)他、ロマや反ヒトラー派の軍人が収容されました。ちなみにですが、ポーランド侵攻作戦を企画した参謀はダッハウ収容所に収監されていました。

戦後のドイツの方針は、ナチスが悪いのであってドイツ人も被害者であるが基本です。戦後、非ナチ化裁判というのが行われました。

一方、現在は憲法擁護局という行政警察が存在しておりまして、ナチ的行動(右手を挙げるなど)をした者は強制収容所に送り、非ナチ教育を施しています。約3年収容されます。

国内では、ドクロマーク・ハーケンクロイツの使用と茶褐色の服は着用が禁止されています。やはりこれらを使用した場合は憲法擁護局に拘束されます。

ドイツ国歌の1番・2番、バイエルン国歌の4番を歌うのが禁止。ナチス党歌も禁止です。バーデンワイラー行進曲(バドンヴィレ行進曲)の演奏も注意して演奏するようにと軍楽隊のマニュアルには書かれています。

現在のベネディクト16世ローマ法王は、元ヒトラーユーゲントで、戦時中はルフトシュッチェ(防空隊)に所属して強制収容所の防空任務に当たっていました。

ミュンヘンにはクリスタルナハト(ユダヤ人街襲撃事件)記念碑が存在します。内容としては「ここにはかつてユダヤ人街があり1938年にナチスによって焼き討ちにあった」というものです。ですが、現在、ユダヤ人居住区は完全排除されています。また、ミュンヘン中央部は戦災を受けた後、戦後復興をしたのですが、歴史遺物を仮に直しただけのため、現在、戦前の姿に戻す工事を進めています。
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この回答へのお礼

たくさんの情報を有り難うございます!
知らないことがたくさんあって、ほんとにためになりました。
人差し指をたて右手を挙げてはいけないようになっていうというのは、どこかできいた覚えがありますが、それをすると強制収容所に送られるなんてことは全く知りませんでした。
戦後教育というものが、きちんとされてるんですね。
その事についてもちゃんと調べようと思います。

ドイツ人も被害者とされているんですか。。。
人間、上から言われたことはせざるを得ない、というのは分かるんですが・・・。
アウシュビッツでの虐殺などの写真なんかを見てると、「ほんとに命令されたから仕方なくやっていた、というだけなのかな?」と疑問に思うこともあるんですが。。。
それと・・何故、犠牲者数が減らされているのでしょうか・・・?
それから、ガス室の写真の建物は存在しないんですか!?
アウシュビッツの方は展示用にいくらか改装(?)してある、とききましたが、そのときになくなってしまったんでしょうか?ホントのところどうなんでしょう・・・・?

教えて下さった情報から、さらに広げて調べられそうです。
ほんとうに有り難うございました!

お礼日時:2005/06/09 22:23

アウシュビッツの事を調べるのであれば、まずは「戦争犯罪」と「戦争とは無関係な犯罪(悲劇)」をきちんと分けてください。

ユダヤ人はドイツと戦争をしていた訳ではありません。ドイツが一方的に一民族を根絶やしにしようとした「戦争とは関係のない国家犯罪」です。「アンネの日記」など読んでもわかりますが、彼女らは戦争と関係なくドイツ軍から隠れています。また、仮にユダヤ人と戦争していたとしても民間人を殺戮するのは許されません。ドイツの戦後補償はこれらの「戦争とは関係なく悲劇に見舞われた方々」に対するもので国家間の補償や講和はまったくされていません。また、これらは選挙による正規な手続きを経て、(ヒトラーが当選し)国家の意思として実行されました。
以下のWebにも数字など出てきますので参考になるかと思います。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h11_2/j …
もし、本を読む時間があれば西尾幹二氏の「異なる悲劇 日本とドイツ」をお奨めします。
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この回答へのお礼

一方的にユダヤ民族を滅ぼそうとしていた、というのは本やネットなどで学びましたが、ほんとに残酷なことだと思います。
なんか、所詮神様なんて人間の空想でしかないんだなぁ、とひしひしと感じ。
でも、そのユダヤ教の彼らにとっての神様を最後まで信じていただろうな、と思うと複雑です。

ドイツの戦後責任と日本を比較するのが間違えだと言うことが分かりました!
紹介して頂いたところでも、分かり易く説明してくれていてよく理解できました。
本も、図書館でしらべてみようと思います。

それでは情報ありがとうございました!

お礼日時:2005/06/09 23:03

No5の方、No6の方の回答で質問文への答えはほぼ出ていると思いますが、「ドイツは侵略戦争そのものについては謝罪も補償もしていない」ことについて、リンク先の本


「〈戦争責任〉とは何か 清算されなかったドイツの過去」(中公新書)
を一読されることをお勧めします。

「ドイツは戦争責任をきちんと取っている、それに引き換え日本は..」という認識の方が結構おられるのですが、それは事実誤認です。

参考URL:http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30860593
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この回答へのお礼

一度、図書館でしらべてみたいと思います。
図書館で調べようにも、本の題名で調べることが難しかったので(題名にずばり「アウシュビッツ」ときてる本しか探せなかったので;)有り難いです!!

ドイツの戦後責任と日本を比べるのは間違えなんですか・・・。
何故そういうことが言えるのか、ちゃんと調べてみます。
クラスのみんなに発表する側として、間違ったことは伝えてはいけませんからね;;

それでは、アドバイス有り難うございました!!

お礼日時:2005/06/09 22:44

 No6です。

参考URLが間違っているので再度掲載します。m(_ _)m

参考URL:http://www.europa.aichi-edu.ac.jp/minami-seminar …
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 ユダヤ人の他にも、色々な理由でナチスドイツに非人道的な迫害を受けた多数の人々があり、現在のドイツ国内にはその事実を次の世代に伝える為の施設が多数存在します。


 http://www.europa.aichi-edu.ac.jp/minami-seminar …


 尚、アウシュビッツは現在ドイツ領ではなく、ポーランド領になっていますので、ポーランドの世界遺産として登録されています。

 またユダヤ人虐殺について、日本にもアウシュビッツ博物館が作られています。
 http://www.am-j.or.jp/index2.htm


 また先日、日本で言えば銀座に当たるような首都ベルリンの中心部に、ユダヤ人虐殺記念碑(地下は資料館となっていて一般公開されています。)が完成し、「ドイツはこのような非人道的行為に対して、永久に反省し続ける。」とのコメントがされました。   
 http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20050510AS2M …

参考URL:http://www.europa.aichi-edu.ac.jp/minami-seminar …
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この回答へのお礼

ユダヤ人だけでなくポーランド人や本当に、本当に沢山の人々がなんの罪もないのに殺害された・・・
というのを見ると、何か考え込んでしまいます。
人間という生き物とは・・・。
流石に現地には行けないでしょうが、せっかく詳しく知ることができたのだから日本のアウシュビッツ博物館には、いつか行けたら・・・と思っています。

それでは、情報ありがとうございました!

お礼日時:2005/06/09 22:37

中学生?高校生? 真剣にこのような問題に取り組む姿勢を評価いたします。



戦後ドイツに関しては一言では説明できないのですが、大きな特徴として次の事が挙げられるかと思います。

1.ナチスの犯罪摘発には時効はありません。
(アイヒマン事件などはその恒例です。アイヒマンで検索してください。

2.多額の戦後保障を行っています。

3.その他、とても書ききれませんので下記URLを参照してください。

しっかり調べて、実りのある発表をしてください。

http://shinshomap.info/theme/german_war_responsi …

参考URL:http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kj8899/deutsch.rep. …
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この回答へのお礼

高校生です。
中学の頃、少しだけですが社会の先生がこの問題に触れていたので・・・。
その時は、まさかこんなことが実際に行われていただなんて、夢にも思ってませんでした。
時間がなくて大変ですが、こういう機会に詳しく調べることができて良かったと思っています。

ドイツ側も色々な保証をしてるんですね。
マルクという単位がいくらほどなのか知らないのですが億がついてるので相当な額なんでしょうね・・。
それで償いきれるのかは分かりませんが。

教えて下さったサイトも参考にさせて頂きます。
それではアドバイス有り難うございました!

お礼日時:2005/06/09 21:59

大変重要なテーマに気づかれたのは感心しました.


学校の生徒さんの研究では,普通は,ユダヤ人が何人,どのように殺されたか,だけで終ってしまうことが多いです.
しかし,より重要なのは,歴史からどう学ぶかということです.
まさに気づかれたような,ドイツの未来に向かう責任の取り方が重要なのです.
また,もし余裕があれば,日本の戦争責任のとり方と比較対照してみることも大事です.
現代史は現在につながっているので,たとえば今新聞を賑わす靖国神社参拝の議論もよくわかるようになります.
どれだけ時間が許されているか不明ですが,がんばってください.
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この回答へのお礼

 「その後のドイツ」というテーマで調べてくるように班の子に言ったところ「なかった!」という答えがかえってきて、もう止めておこうか・・・とも思いましたが、ココで質問してみて良かったです。
 日本とドイツの戦後責任の取り方については色々な意見があるようなので、また詳しく調べた上で自分の意見をまとめられたら、と思っています。

それでは、ほんとに時間が差し迫ってる状態なんですが頑張ります;;
アドバイス有り難うございました!

お礼日時:2005/06/09 21:38

http://www.bund.org/interview/20040805-1.htm

ドイツ 戦後処理
ドイツ 戦後責任
ドイツ 戦後政策
ドイツ 戦後教育
などで検索してみてはいかがでしょう?

収容所関係だと
KZとかKonzentrationslagerで検索すると良いかも。
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この回答へのお礼

検索をかけてみたところ、色々なサイトが出てきたのでこれから詳しく見ていきたいと思います。
一通り見ただけでも、知らなかったことがいっぱいあって・・・。
これらのサイトでもっと勉強します!

それではアドバイス有り難うございました!

お礼日時:2005/06/09 21:29

私はあまり詳しくはないのですが…以前同じような課題をした記憶があります。

その時は「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル著を参考にしました。作者は実際に収容された精神科医で、実情を客観的に描いています。mashuruさんの求めている内容が書かれているかどうか保障しかねますが、アウシュビッツについて調べていらっしゃるのであれば一読してみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

「夜と霧」・・映画がある、ということしか知りませんでした。
内容的にとても見れそうもなさそうな映画でしたが;;
実際に収容されていた方が書かれたんですか。。。
本の方も、図書館で探してみようと思います。
それでは情報ありがとうございました!

お礼日時:2005/06/09 21:18

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