プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

きちんとアラビア語がわかる日本人は何人くらいいるのでしょうか?
新聞がちゃんと読め、論説がかけるレベルでコミュニケーションできる人材の数を知りたいです。
イラク戦争時にいろんな人がわーわー言ってたけど、アラビア語が読めてそうな人は少なぽかったので、気になりました。

A 回答 (1件)

どれくらいいるのかなんて分かりませんが、あんまり回答がなさげなので、「少なくとも」というレベルで知っていることをお答えします。



少なくとも、ほぼアラビア語だけで仕事をしている人たちというのは存在します。
だいたいは活動拠点が東京になりますね。関西地区で探しても出てこないですし。
こういう人たちは多くても数十人じゃないかなぁ?と思うんですが、実際は分かりません。単なる想像です(だって、そんなに仕事の数多くないですからね)。

大学の先生も数に入れますか? 会話はできなくとも読み書きばっちりな先生は東京や大阪の国立大(東大とか東京外大・大阪外大とか)にいらっしゃいますね。あと私立にも何人かいらっしゃいます。

あと、外務省関連ですね。在外公館派遣員も含めると、かなりの数になるかもしれませんが、継続していない限りそのレベルのコミュニケーションをとるのは難しいでしょう。

それから商社関連。たまに英語や仏語だけでなく、アラビア語を勉強させる会社もあるそうです。でも、このへんはどこまでコミュニケーションがとれるか、さっぱり想像がつかないですね。できる人はできるしできない人は無理そう。

あとは現役の学生。アラビア語を専攻にしている学生の中には、留学経験もあって、かなりの勉学を積んでいる人がいます。でもこういう人は一学年に一人か二人いればいい方じゃないでしょうか。私の学年では(同じ大学に)一人いました。

たぶん、全体として問題なのは、イラク戦争の時に「イラク方言を知っている人が少ない」という事実だったと思います。よく大学などで学ぶ方言はエジプト方言です。イラク方言とエジプト方言は、似ているところもありますがかなり違います。
ですから、実際の通訳・翻訳をしている知人も、回された映像を見ながら、またイラク人の知り合いを通じて毎日勉強していた感じでした。

ビン・ラディンのときは、まだ放送で流された言葉は、全アラブに向けて訴えられた放送向けアラビア語(古典語・標準語)であったため、学習初級者でも比較的わかりやすいものでした。
でも、イラク戦争のときにもたらされた映像は、方言で助けを求め、非難する民衆。はっきりいって、聞き取るのも大変です。
だから、余計に「アラビア語が読めてそうな人は少なぽ」く感じたのではないでしょうか?

あと、アラビア語の学習者がたいていまず習うのは、その古典語・標準語となるフスハーというもので、各方言についてはほとんど習いませんし、習うところもほとんどなきに等しいです(家庭教師を雇うか、留学か)。

それは間違ってるだろ!というご意見お持ちの方、ご指摘歓迎します。

ご参考までに。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
多く見積もって200~500人くらいでしょうかね?

お礼日時:2005/06/15 18:41

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!