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「料理(デザートを除く)に砂糖を使うわが国の習慣はきわめて異例である」というお話しを読んだのですが、これは本当でしょうか?

私は料理にお砂糖やみりんを使うのは、当然のことだと思っていたので、驚いてしまいました。

外国では甘い料理は無いという事ですか?
だからTERIAKIやYAKITORIなどの甘い料理が珍しくて、アメリカで受けたのでしょうか?

なにかご存知の方いらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

A 回答 (9件)

昔まだ海外渡航が今ほど簡単ではなかった時代(たぶん30年以上前だと思います)の話です。


テレビであるビジネスマンの体験談が語られていました。

そのビジネスマンがアメリカからのお客様を日本滞在中にいろいろ食事につれていき、そのアメリカの方はすきやきが好きになったそうです。
何度か来日するので、そのたびにすきやきへつれていったのですが、過去に行ったお店では割り下(すきやきのたれ)で煮込んでいたものが、ある時に行ったお店では昔ながらのしょうゆと砂糖を具材にのせ、肉や野菜からでる水分でいっしょに煮込む調理法で、目の前で作ってくれたそうです(これは30代後半以上の人は、家庭でもやっているケースがあったと思います)。

するととたんに「料理に砂糖をいれるのか!それもこんなにたくさん」と叫んで、すきやき好きだったアメリカ人はほとんど手を出さなかったそうです。

海外ですきやきや、てりやきのような甘い料理は、ないことはないですが、それほど多くないと思います。
また使われていたとしてもそれほど量は多くなく、また目の前で砂糖を加えるところをほとんどの人がみたことがないので、料理に砂糖を入れるのに抵抗がない日本とは、人々の意識に大きな差があると思います。
たぶん今でも、外国人の前で、砂糖をあからさまに料理にいれるところを見せると、食べられない外国人は多いかもしれません。

日本では、うどんのたれや、煮物、卵料理、スープなど多くに砂糖がはいっています。このちょっとした甘みやうまみが、逆に海外旅行をした日本人が、現地の料理がおいしく感じられない理由にもなっているような気もします。
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この回答へのお礼

その昔ながらのやり方、我が家でもやることあります。
確かに、お砂糖や醤油をどさっと入れますね。
それにしても、知らない時はおいしく食べていたのに、わかった途端食べないなんて、勿体無いですね、おいしい物はおいしいのに。

でも、何故外国はあまり砂糖を使わないのでしょうね。なんだか不思議です。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/29 21:35

ほとんど横やりですが、日本料理以外の甘いお料理で思いついたもの。



・#7さんのおっしゃる通り、タイ料理。甘さ抜きには成り立たないでしょう。
・インド料理で、チャツネや、甘いドレッシングをかけて食べるサラダがあります。カレーのつけあわせにもよく出てきます。
・中国料理にもいろいろとあります。上海料理は特に甘辛醤油味がおおいですが、他の地域でも、甘酢漬けなどはよくあります。
・ラムチョップにミントゼリー。ラムの独特の香りとミントのさわやかさに加えて、ほとんどジャムのように甘ったるいゼリーが何ともよく合います。私は好きですが、肉にゼリーなんて!と敬遠する日本人も多いはずです。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

甘いお料理のご紹介ありがとうございます。

やはり、西洋(フランスとかイタリアとかロシアとか)の料理が砂糖を使わないという事のようですね。
(スペイン料理も使わなそうかな?)

東洋はわりと使用すると思って良いでしょか。

こうなるとトルコ料理が気になりますが、どうなんでしょうね。トルコのデザートはそれこそ歯が痛くなるほど甘いと聞きますから、料理は甘くないのでしょうか?気になります…。

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/30 23:23

私も前々から気になっていた問題点です。

私自身できれ甘い味付けのものを避けたい方針なのですが、でも日本人として慣れてしまっているともいえます。

ヨーロッパ人顧客に、ホテルの日本式ちょっと豪華な朝食をふるまったときの、煮豆(薄緑色、鶯色のもの)が、極端に甘くびっくりしていました。考えれば日本に豆の食し方は、大半甘く煮たものですよね。ヨーロッパ・インドとかはスープにしたりカレーにしたり。

蕎麦屋の麺つゆや、カツどん等のたれの甘いこと。特に東京関東は、醤油の濃さと砂糖の甘さで----ちょっと残念!! 私にとって。

脱線ですが、ざるそばと盛りそばの違いは刻み海苔だけでなく、ざるそば用麺つゆには砂糖で甘く味付けされているのが、本来の江戸時代からのしきたりだとか。甘いものが珍しく高級とされた、少なくとも江戸時代からそのような日本人の好みがあったようですね。

確かに、ヨーロッパや、中近東・アラブあたりでは、料理に砂糖を使うのはほとんどありえないようで、代わりにデザートやおやつは、めちゃめちゃ甘い(とくにアラブの国)とか。食事とおやつを使い分けているようですね。

私個人的には、甘いのは避けたいといっても、肉じゃがとかの煮物や煮魚は、多少甘みがあったほうがおいしく感じます。すし飯だってかなり砂糖使っているんですよね。隠し味で使っている部分は多いのでしょうね。

味付けの関東・関西とか言いますが、砂糖使用の地域傾向ってあるんでしょうか。九州の醤油や味噌が甘いとか?
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この回答へのお礼

実は私は、今まで考えた事も無かったです…。

お豆に関しては、甘くない豆料理を食べた時ちょっと驚きましたから、その逆なんですね。きっと。

関東の醤油、甘さが苦手という事は関西の方でしょうか。私は、あまり関西地方に行ったことが無いので、薄味をおいしくいただけるか少し不安です。

確かに国内でも、かなりの地域差はありそうですね(九州は、私の中ではなんとなく濃そうなイメージがありますが…)。
それでもやはり、お砂糖を全く使わない日本人はいないでしょうから、外国の方から見たら驚かれるんでしょうね。私はちょっと甘めのお料理が好きなので、日本人でよかったです。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/30 23:13

タイでは日本以上に使います。

テーブルの上の調味料4点セットの中に含まれています。
唐辛子をかけ、更に砂糖をかけて、和えて食べるものが多いのです。唐辛子の刺激がまろやかになります。
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この回答へのお礼

別の方が、ベトナム料理も甘いとおっしゃっているので、東南アジアはお砂糖をよく使うと思っていいような気がしてきました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/30 23:01

#4の者です。

#5の方のお話を読んで思い出したことがあります。中国などの歴史を見ると農民文化が強い時代には伝統的に「甘めの味付け」が好まれるそうです。その反対で都市型文化が成熟してくるとその「甘さ」は徐々に薄らいでいくとのことでした。

農業を営む人たちはやはり体を使いますから、「しょっぱい・濃い・甘い」味付けを舌だけでなく体・体質までもが求めるんでしょう。過去に農民反乱などの指導者で成功を収めて政権をとれた人々だって、もともとはそういう生活(本人自身が鍬を持って畑を耕していたかどうかは別にして)を送ってきた訳ですから、いわゆる「甘い味付け」を好む訳です(注:ちなみに中国社会では権力者たちの嗜好は社会全体に大きな影響を及ぼします)。そういう意味ではベトナム料理なども甘さが強いのは多いですね。ベトナムも伝統的に農村社会が強い文化背景でしたから。

日本も同様です。現在でこそ都市型文化ばかりがクローズアップされる状況でしたが、もともとは田舎から出てきていた人が多かったので昔から伝わっている料理は甘い味付けのものが多かったのだと思います。

もし宜しければ柿のサイトで紹介されている本をお読みください。タイトルは『中国料理の迷宮』というものでそういう歴史背景が描かれていますよ。また化学調味料などに対する感覚も、日本人などとは違い中国の人は「抵抗感がない」感じが読み取れ、料理ひとつとりあげてみても「お国柄は違う」ということがはっきり伺えて面白いです(笑)。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061495 …
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この回答へのお礼

私の両親も田舎から出てきたくちですので、甘辛い料理が多かったです。

でも、昔は砂糖は貴重品だったと思うのですが、いつ頃から庶民の料理は甘くなったんでしょうね。また疑問点が出てきてしまいました。

回答ありがとうございました。本の紹介もありがとうございました。

お礼日時:2005/08/30 22:58

知り合いの上海人は、料理の味付けに砂糖をちょいちょいと入れてました。

こうすると味に「厚み」が出ると言って。中華料理すべてが砂糖を使うとは思えませんが、南の一部の地域はよく使うみたいです。甘辛の味つけになってます。
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この回答へのお礼

世界三大料理の一つの中国で、使う事があるとは心強いですね。
中華料理おいしいですよね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/29 21:52

やはりカルチャー・ショックの話のなかに料理のものは含まれています。

それで有名なところはロシア人が日本人がつくる料理に対して思うところは「肉料理に砂糖を使ってくれるな」というところだそうです。砂糖を使って甘くした肉料理なんて“論外”であり、なかには“吐き気を覚える”人だっているみたいです。

またイタリアでは大人の男性でもデザートが好きな人は多いのですが、それについて恥ずかしがる素振りはありません。なぜなら「料理には砂糖を使わない」からです。それで(「卵が先か?鶏が先か?」わかりませんが)糖分は「デザートの時にまとめて摂る」という考え方が一般的なのです。

ちなみに私の実家ではあまり「甘い味付け」というのをしないのですが、先日法事で母親がタレか何かをつくっていたら隣のおばさんが(「足りない」とかいって)それに砂糖をドバドバ入れだしたそうでウチの母親は軽く“カルチャーショック”を覚えたらしいです(苦笑)。ウチも料理には砂糖をあまり使わずデザートを食べるような習慣だったので同じ日本でもいろいろな家庭があるんでしょうね。

ただスーパーなどで売っているお惣菜や大規模レストランの味付けやはとっても甘すぎるような気がします。おそらくは「万人ウケ(の味)」というのを狙っているんでしょうが、あれは本当にそうなのでしょうか。ちょっと閉口しちゃいますね。
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この回答へのお礼

>「肉料理に砂糖を使ってくれるな」
ですか。甘辛いタレの焼き鳥なんてダメなんでしょうか、おいしいのに。
吐き気とは…。本当に国によって様々なんですね。

ここまで、フランス、ロシア、イタリアと砂糖をあまり使わない事がわかりました。今まであらためて考えたことが無かったので驚きです。

外食や、お惣菜、おうちであまり甘い料理を作らない方には、確かに甘すぎると思います。
うちは、普通にお砂糖使いますが、それでも甘く感じることあります。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/29 21:49

フランス料理では殆ど使いません。



野菜の甘味を引き出すというやり方を使います。
玉葱を炒めたり、野菜をゆっくり煮込んだり。

ソースの甘味づけにポルトやマデラを煮詰めて仕上げたりします。

例外としてガストリック(砂糖をカラメル状にして赤ワインビィネガーを入れたもの。)をソースに使うことがあります。
フォアグラテリーヌにも砂糖は使います。

料理にあまり砂糖を使わないのでデザートにいっぱい使うというのはどこかで聞いたことがあります。
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この回答へのお礼

お砂糖は例外的にしか使わないんですね。勉強になりました。
確かに、洋菓子は驚くほどお砂糖使いますね。作ってて怖くなります(カロリーが…)。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/29 21:39

料理はしないので調理は分かりませんが、確かに、煮豆や、筑前煮のような甘い料理は、西洋料理といわれる料理にはありません。

だから、日本料理にはデザートがなくて、西洋料理にはデザートがあるのだ、といった人がいましたが、本当かどうかは知りません。

ですから、アメリカ人に玉子焼きを食べさせると、最初は実に妙な顔をしますね。

ですが、果物は使いますので、全く甘い料理がないわけではないとも言えますね。フランス料理のPatoのオレンジ煮とかアメリカの伝統的家庭料理で付け合わせにリンゴを甘く煮たものを使いますし・・・。
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この回答へのお礼

やはり甘い料理は無いのですね。
>だから、日本料理にはデザートがなくて、西洋料理にはデザートがあるのだ
言われてみれば確かにそうですね。妙に納得させられる言葉です。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/29 21:27

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