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私の妻は以前、化粧品のアドバイザーとして某化粧品会社に勤めていましたが、出産退社して 今に至ります。
その経験を生かして化粧品販売店を開業したいと言っているのですが、開業するにあたり許可や資格などはいるのでしょうか?
又、開業資金(不動産関係費は除く)や仕入れに対しどのくらいの利益がでるのでしょうか?どのようなリスクがあるかなど教えて頂けると助かります。
まったくの素人なのですみませんが宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

 yamame1149さん こんばんは



 #2です。

 ドラックストアーでも化粧品店を併設しているショップも有りますが、多くのドラックストアーでは制度化品の化粧品は販売していません。確かに資生堂・カネボウと言うブランドの商品は扱っていますが、良く商品を見ていただければ解りますが、販売元資生堂とかカネボウとなっていません。例えばエフティー資生堂(商品で言えば「水分ヘアパック」等のシャンプーなど)やカネボウホームプロダクツ(商品で言えば「プロスタイル」等のムースなど)の子会社が作った製品がほとんどです。資生堂やカネボウと言っても、子会社では一般化粧品を作っているんです。そう言う一般化粧化粧品を、資生堂やカネボウと言うブランドイメージで売っているわけです。ですから、一般化粧品で有るがゆえに、幾等資生堂・カネボウと言うブランドでも仕入れ値が60%以下の事もあり、2割引き位の値段を付けても利が出る事になります。

 奥様の場合は、多分制度化品に分類される化粧品を売りたいんだろうと思います。制度化化粧品の場合は、医薬品とまでは行かなくても医薬品に近い様な効能効果がある成分が含まれています。従って間違って使ったら場合によったら・・・・と言う事だって0%では有りません。従ってほぼセルフサービスと言うドラックストアーが行なっている販売形態では販売が出来ないんです。例えば奥様の様な化粧品のしっかりした知識を持った方が販売し、買う側も奥様の様なしっかりした知識を持っている方に相談しての販売が鉄則になっています。ドラックストアーの場合は、人件費等の経費節減をする事で薄利多売のなかでもしっかりした利益を得ていますから、奥様の様なけ商品の商品知識を持った人を雇えないと言う部分はあります。つまり、ある意味では「ドラックストアーは眼中無い」的な考えでも大丈夫だと思いますよ。もちろん、シャンプーやムース等のヘアーケア商品に付いてはダブル部分も有りますから、全てが眼中なしと言うわけには行きませんけど。
 それとドラックストアーで販売している商品って全て安いのでしょうか???それは違うと思います。実際、私の薬局の方が安い商品もたくさんあります。一部例えば新聞折込している商品は、例えば私のお店の仕入れ値と同じ値段で販売している場合も有ります。それでも消費者は「ドラックストアーの方が値段が安い」と考えています。それはなぜでしょうか??それはドラックストアーの方が「安売り」としてのイメージ戦略しているからで、その戦略が上手なんです。そう言う意味も含めて(もちろん販売方法が「安売り」なら別ですが・・・)「ドラックストアーが眼中無い」で良いと思います。

 どんな業種でも資金力がある大手の方が、大量に仕入れる事が出来て安売りには向いています。大手が本気になって安売りしたら、街場の小さなお店は100%敵いません。そんな事消費者はほぼ100%知っています。ですから街場のお店の場合には、概ね値段では期待していません。期待しているサービスは、商品に対して等の知識です。化粧品店の場合は、商品に対しての知識と例えばどの色とどの色を組み合わせたら使う方の顔色からして華やか見見える等の美容的な知識です。私も化粧品を買う時に、お店の美容部員さんにメイクを直して頂くのですが、同じメーカーの同じ色の化粧品を使っただけでも見栄えが違っています。そう言うちょっとしたコツみたいな物を教わりたいと考えています。そう言う知識を街場のお店には求めているんです。つまり奥様の今まで培った知識を十分に生かしきれば、何とかなる可能性は高いと思いますよ。

 初めてやる商売ですから、色々不安な事は多いと思います。もちろん大手の攻勢で街場のお店は大変なのは確かです。奥様としっかり話し合って本当に開店するという方向になったら頑張ってみては如何でしょうか??大手には出来ないやり方・奥様の知識を生かす方法で頑張れば、大儲けは出来なくても何とか成り立つお店経営は可能だと思います。頑張って下さい。

 
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この回答へのお礼

貴重なノウハウを教えて頂きありがとうございます。
化粧品だけにこだわりがあったみたいですが、この時代それだけでは
難しそうですね。美にかかわる事をトータル的に勉強してみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/16 17:08

制度品メーカーの営業のものです。


制度品(資生堂。カネボウ。コーセーなど)についてのみのアドバイスになります。

正直言って、昨今は個人でチェーン店契約をされる事業主さんはとても少ない状態です。新規はほとんどがドラックストアや大手スーパーなどです。
なぜ新規でされないかですが、質問者さんのお住まいの地域が都心部でしたら、ご存知の通り、テレビでCMしているマスブランドはドラックなどで、二割三割引きで販売しています。
仕入れ価格は他の回答者さんがおっしゃるとおり、70掛や75掛です。メーカーから報奨金という形でバックマージンは支払いますが、仕入れに応じてなのであまり期待できません。価格でまずドラックなどに太刀打ちできないからです。同じ価格では当然商売としては成り立ちませんよね。

でも、中にもきちんと利益を上げてらっしゃる販売店さんもたくさんいらっしゃいます。
そのような販売店さんは、カウンセリングをし、エステサービスをし、専門ブランドを導入しています。その専門ブランドは各メーカのホームページ等で調べてください。色々とありますよ。CMはあまりしてませんが、仕入れが安く、(60掛前後)一番のメリットはドラックストアや大手スーパーでは扱えない商品で、個人の化粧品販売店さんだけに卸している商品です。ですから、値引き販売は基本的にはどのお店さんもしていません。(中にはしてる店もあるかな~?)ただし、その商品を扱う資格取得の講習などはきちんと受けていただきます。

また、利益を上げてる販売店さんは、メーカー主導の講習だけではなく、エステの資格やまつげパーマやアートメークなどなど色々と勉強されています。

質問の内容からですと、化粧品店のみの業態を考えていらっしゃるようですが、奥様が経験者でしたら、その様な方向も良いのではないでしょうか。

開業にあたり設備等もーカーが支援しますので(あくまでも採算がとれそうな立地や店主の場合)化粧品に関しては在庫
の仕入れがメインの出費です。
詳しく話すと長くなりますので、細かい内容は省きましたが理解いただけたでしょうか?

メーカーの立場で話すと、新規は大変うれしいですが、正直言って、とっても難しい時代です。慎重にお考えください。
私の営業地区は大都市でありながら、個人の新規の開業はここ数年、本当に少ないです。大都市だからかもしれませんが・・・がんばってくださいね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>個人の化粧品販売店さんだけに卸している商品です
これはありがたいですね。
ドラッグストアなどとは太刀打ちできませんよね。
kokoni_001さんがおっしゃるとおりカウンセリングやその他サービスが
非常に重要になりそうですね!
新規は難しいかな!?
リスクに関してですが、化粧品の成分が合わず肌荒れなどした場合の
賠償保険などもあるのでしょうか?
大変参考になりました。

お礼日時:2005/11/15 20:21

 yamame1149さん こんばんは



 化粧品販売店を開店する場合、奥様みたいな販売する化粧品の知識が有れば一般的に資格は必要有りません。しなければならないのは、「私、これから開業します」と言う事を公的に公表するだけです。つまり最低でも個人事業主としての登録を税務署に出す事です。
 しかし例えばCAC化粧品みたいに、そのメーカーが勝手に制定した「化粧品アドバイザー」的な資格を持った方がいないと商品を卸していただけないメーカーもあります。その場合は、メーカーが勉強会を開催していてそこで勉強して資格を簡単に取ることが可能ですから安心してください。

 化粧品を大まかに別けると、一般化粧品(ドラックストアーやソニープラザ等の雑貨店でも販売している化粧品)と制度化品(化粧品専門店やデパートの化粧品売り場等で販売しているカネボウ・資生堂等のメーカー品)とに別けられます。一般化粧品は、井田・大山等の雑貨の問屋さんから仕入れる事になります。制度化品の場合は、概ね販売メーカーのチェーンに入る事になります。
 利益ですが一般化粧品は概ね定価の50~60%位(もっと安く仕入れられる製品も有りますが・・・・)、制度化品は70~75%位が仕入れ値です。一般化粧品と違って制度化品は原価が高いですが、その分販促品提供や勉強会をこまめに行なっています。それと制度化品は有名メーカー品ですから、原価が高く値引き販売が難しくてもその分知名度で売れるわけです。そう言う制度化品の場合は、支払いが厳しいと聞いています。1回でも期日に遅れると、商品を取り上げと言う処置をするメーカーも有るようです。

 開業費ですが、私が5年前に薬局を開業した時は1500万円位掛かりました。それと同等またはもう少し掛かってしまうかも知れませんね。

 大まかに纏めて見ました。何か有りましたらまた質問して下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。開業費はかなりかかりそうですね。
許可は税務署だけなんですね!
7掛けですと ドラッグストアなど2~3割引しているところなどには
かないませんね。化粧品に何か付加価値をつけないと利益はでないかなと 思いました。貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/15 20:04

私の父親は自営で主に頭髪化粧品を美容室に卸販売する仕事をしていました。


その経験からお話します。
商品の製造には一定の許認可が必要ですが、仕入れ販売に関しては
特別な資格や許認可は必要ないようです。

父の場合は車で得意先を営業して販売していました。
売り先は当然プロですから、それなりの知識や営業上のアドバイスが必要です。

yamame1149さんが考える顧客はどのような人たちですか?
訪問販売だったら特定商取引法の規制は一応かかってきます。
店舗販売ならこの規制はかからないといえるでしょう。

いずれにせよ、貴方が惚れ込める商品を扱ってください。
そして化粧品の場合、単価が高いのでなるべく在庫を抱えない
形を考えるほうがいいと思います。
父の場合も在庫の置き場所や資金繰りに苦労していました。
ちなみに粗利益はだいたい30%から35%だったようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。私も理容室を自宅で開業しているので
卸販売のお話はとても参考になります。
顧客は駅前など立地の良い場所での店舗開店を考えております。
店舗開店で採算が取れないようなら訪問販売も考えていたので
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/15 19:48

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