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ご存じの方(オーナーの方)教えてください。
現在、レガシィツーリングワゴン購入を検討していますが、カタログを見ると、ドアを開けた際に窓ガラスが剥きだし(つまりフレームがない)の状態になっているように見えます。
レガシィ以外にも同様の構造の車を見たことがありますが、窓のフレームと一体化しているドアと、フレームのないドアとでは、構造上のメリットデメリットはどうなんでしょうか。
今の車のドアにはフレームがあるもので、ちょっと心配になりました。まあ、レガシィのことですから、こんなことは問題ないのだとは思うのですが。
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

ご指摘のように、レガシィには窓枠がありません。


この様なドア形式を、「サッシュレスドア」といいます。
「窓枠=サッシュ」が「レス=無い」と言う意味です。
これに対して、マツダのアテンザなどの窓枠有りを「サッシュドア」といい、このほかに「パネルドア」又は「プレスドア」といわれている形式があり、この形式はサッシュドアの派生形式です。

さて、サッシュレスドアの強度が心配ということですが、当然ながら実用上はまったく問題ありません。
但し、サッシュドアと相対比較をしますと、どうしても強度的に不利であることは事実であります。
サッシュドアは枠で四方を固定できるのに対し、サッシュレスドアは、ガラスの下の、ドア本体の中で固定しているためどうしても構造上のハンデがあることは間違いありません。
ただ、ユーザーが使う上で考えられるケースを意地悪テストを含めて実用性試験を行っておりますので、安心して購入をしていただきたいと思います。

メリットデメリット
サッシュレスドアの場合。
一番のメリットはデザインにあるのではないかと思います。
レガシィはガラスエリアがリヤゲートまで連続感をもって回り込んだデザインになっており、レオーネ時代からのアイデンティティになっています。
このデザインを実現しているのはリヤドアにパーテーションサッシュ(後述)を設定する必要が無いサッシュレスドアならではの特徴です。
又、強度上不利なため、サッシュドアのサイドガラスよりも1mm程度厚いガラスを使用しているため、社外音の透過に対しては若干有利かもしれません。
デメリットはガラスと車体のシールが片面だけになっているので、風切り音に不利といわれています。
これは、ドアの開閉構造上、車体側に取り付けられているシールゴムにガラスを押し付けるだけの構造のため窓枠で抱え込む構造のサッシュドアに対して不利な構造です。
但し、これもシールゴムを大きく取り、構造の工夫によりその差は少なくなっていると考えます。
又、ガラスを少し下げた状態でドアを閉める時に、ガラスが多少がたつきガタガタと音を発します。
もちろんガラスが完全に上がっている状態ではそのようなことはありません。
サッシュドアの場合も車によっては同様のガタガタ音が出る車もありますが、この様な所を気にする人は実車で確認をしてください。

サッシュドアの場合はサッシュレスで述べた逆になりますが、ワゴンの場合、リヤドアにパーテーションサッシュが付くケースの場合、見栄えがあまり良くないのが好ましくない点です。
アテンザや、アコードを見ていただければ判ると思いますが、リヤドアのガラスを2分割するサッシュが入っています。
これがパーテーションサッシュです。
これがあると、分割された前側の区画はガラスがすべて下がります。後ろの区画ははめ殺しのため開閉しません。
これは、ドアの後方下部が、後輪の形に切りかかれた形状になっているため、ガラスが一枚だと、この切欠き部に引っかかってしまうのを防いでいるのです。
そのため、サッシュレスの場合はガラスが完全に下まで下がりきらず、若干残ってしまいます。
残り量は言葉では説明しにくいので実車で確認してみてください。
又、サッシュドアの場合でも、ホンダのエアウェイブの様にリヤドアにパーテーションが入っていない車もあります。
これは、室内側から見ると良くわかるのですが、Cピラーの前側に3角形の部分があり、ガラスを若干小さくする構造として、後輪の影響を少なくしています。
但し、ガラスは完全に下がりきることができないため、サッシュレス同様若干残った状態になります。
サッシュドアでパーテーションがある場合、Cピラー付近がデザイン的にうるさくなり、見栄えが劣ると思います。

余談になりますがが、パネルドア方式は、トヨタのビッツ等、トヨタのコンパクト系の車や、ミニバンのリヤドアに採用されているドア形式です。
これはサッシュドアの窓枠が、ロール成型と言う製造方法で一定断面の物を曲げたり継いだりして作っているのに対し、パネルドアは、窓枠の部分も下の部分と一体でプレス成型してしまう方法で作られています。
メリットは、プレス成型のため、形状の自由度があるということです。
ミニバンのリヤドアでスライドドアの場合、スライドレールを上部に内蔵するため、このドア形式を採用しレール部分を覆い隠しています。

最後に、レガシィを検討されているのであれば、是非ディーラーで試乗をしてください。
レガシィの一番の美点は、デザインでもなければワゴンの利便性でもありません。
運転することの楽しさ。又は運転のし易さだと思います。
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この回答へのお礼

詳細なご説明ありがとうございます。ところで意地悪テストの中身に興味ありますね・・・。
リアドアのパーテーションサッシュについては、とくになるほど、と思いました。そこをどう作るかが車のデザインに大きく影響しますよね。
個人的には窓が下がりきる方が気持ちいいですが、しめ残りの量については実際に試乗して確かめてみます。
さすが専門家ですね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/04 10:18

No5さんです。



>実際にこうした問題に直面

経年変化はサッシがあってもなくても起きますが、サッシレスですと、ドア下がりの調整とガラス当たりの調整が必要で、ウエザーストリップ(ガラスが当たるゴム)の交換も必要になる時があり、少し費用がかかります。水漏れと言っても、昔流行ったハードトップのように、調整範囲外になってしまい、水が流れ込むというわけではないので、そのままでも良いかと思います。

デメリットもう一つありました。サッシレスはガラスを全閉を想定していますので、少し開けての走行やドア開閉には不都合です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。サッシュドアに慣れている目は、サッシュレスを見たときに一瞬びっくりしますが、慣れるとスマートさを感じます。
窓は全開か全閉かにするのがサッシュレスの車には適切なのかもしれませんね。
試乗してみましたが、ほんといい車だなあと思いました。

お礼日時:2006/01/10 19:58

ホンダのサッシュレスなセダンに乗っていますが、サッシュレスなドアも実用性ゼロというわけではありません。


後部座席などに大きな荷物を積み込むとき、ドアが90°までは開きませんし、上に行くほどオーバーハングしているおかげで、ドア上部がつかえて物が入れられない場合があります。
ここでサッシュレスですと、窓ガラスを下げることで事態を改善できます。個人的には、トランクにも収まらなかった自転車をこの手で後席に押し込みました。

もっとも、レガシーのような荷室があれば、大抵は後から入れてしまえばいいのでしょうから、「荷物を大量に積んでいてあとから後席へ」というシチュエーションでもなければ役立つこともないでしょう。

構造上の強度にはたしかに多少の違いが出るでしょうが、大差ないレベルだと思います。また、当然そのあたりは考慮した上での設計になっているはずです。
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この回答へのお礼

なるほど。サッシがないとモノの出し入れも楽ですか。人の乗り降りも楽なんでしょうね。今の車がサッシありで後部ドアがおよそ80°開くのであまりその辺考えていませんでした。ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/04 10:03

現行型レガシィを保有しています。


前の車もスバル車で、サッシュレスでした。
オーナーの自分が言うのもなんですが、実用上の面ではサッシュレスのメリットを感じたことがありません。

以下、思いつく実用上のデメリットを書きます。

1.ガラスが半開きの状態でドアを開け閉めした時、ガラスがグワングワン揺れて少々不安・・・。
  :不都合も出ていないので機能上は問題ないのでしょうが。
2.構造上、どうしてもサイドバイザーはドア側でなくボディ側につけることとなるため、バイザーが小さくなってしまう。
  :喫煙者には雨の日は少々ツライでしょう。
3.暗い時など、ガラスの淵がちょっと見えにくい。

よく言われる実用上のメリットとしては、ドライバーの視界が広くなるなどありますが、それはサッシュ付でもクルマの作りで解決できるものだと思います。

ただし他の方も言われるように、このクルマのウリはコストパフォーマンスの高いAWDを中心に据えたドライバビリティの高さにあると思います。
個人の価値観に基づき、上に挙げたデメリットと天秤にかけていただいて、慎重に検討されることを願います。
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この回答へのお礼

正直なご感想ありがとうございました。
オーナーの方の言葉は説得力あります。おっしゃるとおりしっかり検討しようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/04 10:05

メリット



・横から見た時の見栄えが良い
・ドア開度が少ない状態でも、ガラスを下げておけばサッシが邪魔にならず乗降性が良い

デメリット
・ガラス下部だけで支える構造なのでガラスが重く車重の増加になる
・ドアと車体の隙間から入ってくる音を、サッシありに比べ、ゴム等によって2重防音にする事が
  しにくい
・車体がきしむとガラスと摺れて音が出る事がある
・サッシありのように2重防水にしにくいので、経年変化でガラスとゴムの密着が不十分になり
  雨水が侵入する事がある

※見た目に軽快なサッシレス、ハードトップ、オープンカーは実際には車重が増加しています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
気になるのは、経年変化で水漏れの可能性、という部分ですが、実際にこうした問題に直面している方はおられるのでしょうか。
防音面については・・・レガシィオーナーのレポートの中で静粛性を評価しているものもあるので、それほど気にしていないのですが。

お礼日時:2006/01/04 10:08

個人的にはサッシレスの方がスッキリしていて好みですが強度的にはサッシがある方が有利なのだと思います。


鉄板は曲げ加工部がある方が強度が増しますしサッシがあることで柱が2本になった様な物なのでしょう。
やはり見た目の丈夫さと言う事で車の形も変わってきています。
2ドアセダン→2ドアHT→4ドアセンターピラーレスHT
へ開放感を優先してきましたが4ドアピラードHTになりまた4ドアセダンに戻ってきました。
サッシの無い車は車体側に強度を持たせるので考え方の違いだと思います。
窓を開けてドアを開けた時のサッシは邪魔者でしかないのですが。
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この回答へのお礼

なるほど・・・ドア開放時のサッシはたしかにじゃまといえばじゃまですね・・・サッシがないことで乗り降りもしやすくなりそうですね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/04 10:00

#1です。

低くなるのは横衝突時の強度のことです。

大変失礼しました。
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サッシュレスドア(フレームが無いドア)はスバル車の特徴のひとつで、メリットは見栄えのよさです。

ドアを開けた時に開放感があると思います。デメリットとしてはフレーム有りよりも低くなりますが、横衝突の基準は満たしているので安全性は問題ありません。

日常の使用では窓を開けたままドアを閉めると少し音が大きくなる場合があります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、たしかにスマートな印象は受けますね。安全基準は満たしているので一応安心してもいいのでしょうね。

お礼日時:2006/01/04 09:58

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