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私は犬猫の行政処分施設でボランテイアしていますが
、二酸化炭素では苦しんで死んでいくように見えます。なんとか意識のない状態でガスに入れたく、良い方法をご存知の方は教えてください。獣医師の免許はありません。合法的で安全で安価な方法はないでしょうか。獣医での安楽死はコストと手間がかかり、すべての犬猫に実施できないのです。また、麻酔下でガス処分される犬猫はたまにありますが、特に時間がかかるとかはありません。しかし私は麻酔薬をつかうことは許されません。

A 回答 (7件)

参考リンクのページ中段にある自治体の処分方法について記載されていました。



『未だ野性動物についてのみだが、愛護団体からの要望を受けて、麻酔薬(イソフルラン)を処分機内で気化させて麻酔後に二酸化炭素処分』
という方法を実行されているようです。
この参考ページ製作者の感想に
『担当者によると苦悶の表情がないという。是非、当方も見学確認したい。獣医師が安楽死注射を嫌がる為、この方法を全国的に広めるのが現実的だと思う。』
とありました。
麻酔薬(イソフルラン)を処分機内で気化という部分に注目し、参考にと紹介させていただきます。

参考URL:http://www2.tky.3web.ne.jp/~meme/report.htm
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注射にしてもガスにしても無駄に殺す事には、


変わりない。殺さないで済む方法、それは、
入手して飼う側と、販売・譲渡する側の両方に厳しい
審査・供給制限をかねた厳しい制限圧力をかけ、
しいては、処分を減らす基本の基本、生涯飼育の意味の理解と、避妊去勢を強制的に受けさせる事以外にない。繁殖をさせるにも、生涯において、数回しか使わないと言う事を義務付ける。切り上げ年齢も出来るだけ若い内に。事に避妊去勢と言うのは、血統淘汰の意味もあると言う事を強く理解させる。何でそれが出来ないのだろう?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。生涯飼養、避妊去勢、本当に基本ですよね。

お礼日時:2006/02/28 20:02

大変長くなりますが行政につとめる獣医師のぼやきと思って読んでください。



処分方法について当自治体もかなりの方から「ガスはやめて!注射にして!」という声をよく聞きます。「ガス室=ナチス」というイメージでもあるのでしょうか。かなりひどいことも言われてきました。しかし、引っ越すから捨てるとか、餌やるだけで避妊去勢しなかったから増えてしまったとか、自分勝手な人がなんと多いことか・・・しわ寄せは結局弱い動物にあたり、行政は無責任な人たちの面倒をみさされていると思っています。
 本当は処分される動物がいなくなるのが一番なのですが、動物の命を奪うことは食料にしたり衣服にしたり様々な理由がありますが、「人間が健康で文化的な最低限度の生活を営む」為に必要なことだと思っております。人の世界で他人の生命を左右することは許されませんが、人がヒトとして生きていくために「ヒトは動物の命を左右することができる」と思っていますし、そのために獣医師は存在していると思っています。しかし、これから命を絶たなければならない相手を尊重し、どれだけ苦痛無くできるか、を考えるのも獣医師の役目と思っております。

 行政はほとんどが二酸化炭素、いわゆる炭酸ガスです。価格的な面もありますが、様々なこと考慮すると私は一番いい方法だと思っております。長くなりますがいかにその理由を挙げます。

 まず、「餌に眠り薬を混ぜて・・・」と言われる方もいます。眠り薬は使用量が相当なものになります。さらに良く効く薬は恐ろしいほど苦いので食べない個体も出てきます。第一薬自体は管理を厳しくしなければならず素人には扱えません。また、注意して扱わなければならないような薬でなければ実効性はないので投与するだけ無意味な結果となります。

 次に、よく「注射!注射!」と言われます。お伺いするのは過麻酔死させることを指しているのだと思います。しかし、動物のことですから「手を出せ」と言っても出す訳がなく「不動化」用の注射をしなければいけません。(この方法は「2段階注射」と呼ばれます)当然、「注射しますよ」と言っても寄ってきてくれる訳はなく、何らかの方法で「保定」して動けなくしなければなりません。要は動物にとっては雁字搦めにされる訳です。私が動物なら「今から何されるんだ?!」とこれは恐怖です。その後、薬により「動けないけど意識がある状態」に置かれて、手を引っ張られて引き続いて「麻酔注射」ですから「お、おまえ何すんだ!!」と思いながら死ぬことでしょう(私が処分した動物も思ったことでしょう・・・)。
 この2段階注射ですら今後実行困難になることが予想されます。と申しますのも、現在使用されている不動化薬の「ケタミン」が麻薬指定されます。国に使うなと言われたようなものです。これに取って代わる薬も現在ありません。
 そもそも、一回で済ませればよいのではないかと思われると思います、その通りで済ませることははっきり言って可能です。昔はよく使われた方法ですが「筋弛緩薬」という薬を使うことです。少ない量で良く効き、確実性はありますが「意識はあるが、息はできない」もっと言うと「息をしたいのに息ができない状態」で最期を迎えるのです。私は最悪の手段だと思っております。「注射、注射」と言う人に対しては(行政側にとっては簡単確実だけど)この方法でもいいのか?!と思います。

 続いて先の方も挙げられた吸入麻酔薬ですが、引火性と施術する人への毒性がまず第一に挙げられまず。小さな齧歯類なら量的にも問題ないのでしょうが、動物が大きくなればなるほどその使用量は増え、その分リスクは増えると言うことです。さらには、吸入麻酔薬だけで死なせる」ことはまず不可能ですし、薬の性質上「呼吸数を減らす」ことが多いです。このことは何を意味するかというと、吸入麻酔後に二酸化炭素に置換するのですが、「処分時間が長くなる」ことを意味しています。もし私なら、くさいシンナーかがされて頭が痛くなったところにさらに処分時間が延びるなら勘弁してくれと思います。

 と言うことで私が一番「安楽死」であろうと思っているのは従来の「二酸化炭素(炭酸ガス)」による方法です。二酸化炭素は人間も吐き出しているガスですので「無臭」です。とあるお笑いタレントが「ドライアイスの雲の中をもぐってステージで歌うアイドルを驚かそうといういたずらを企てたのだが、雲に潜った瞬間に気を失った」と言っていたのを聞いたことがあります。それだけ、無味無臭だし、吸った瞬間に気を失うという点では理想的です。
 また皆さん「苦しんでいる」と思われるのは二酸化炭素には「呼吸促進の作用」があるからです。運動した後に「肩で息をする」のと同じ状態で体が勝手に動くのです。体内の二酸化炭素濃度が上がって呼吸が速くなり、それがさらに呼吸をすることにより二酸化炭素を取り込んで濃度があがるため処分時間が短くて済む言うものです。もっとも最初の一息目で意識を失っているので、苦痛を感じず、早く脳死状態に持って行くことができると言う意味で一番理想に近いと思っています。また、二酸化炭素自体にも「麻酔作用」があり、吸入麻酔薬として検討されたこともあると聞いています。たとえば「締め切った自動車に乗っていると眠くなる」というのは室内の二酸化炭素濃度が上がった為に起きる現象の一例としてあげることができると思います。二酸化炭素の欠点は濃度が高すぎると局所的に「炭酸」ができると言うものです。鼻に炭酸水をかけられた状態なのでしょう。シュワシュワとすると痛いと思いますが、それも、先の方がかかれていましたが「濃度勾配」を付ければ解決することができると言われています。
 (無理矢理雁字搦めにされるでもなく、息がしたければいくらでもできて)箱に載せられ、ゴトゴトいっている間、に気を失って気がついたら死んでいたという一番理想的な「安楽死」の方法は従来の炭酸ガスを用いる方法だと私は信じています。

 と長く書きましたが、昨年に獣医師会雑誌という雑誌で特集が組まれていました。バックナンバーはインターネットでもごらんいただけますので一度読まれてはいかがでしょうか?URLは http://nichiju.lin.go.jp/mag/index.html で2005年のNo5からです。

かなり反論もあるかと思いますが、いい機会ですので皆様のご意見もお伺いしたいと思います。

参考URL:http://nichiju.lin.go.jp/mag/index.html

この回答への補足

この質疑応答を見た知人から、無資格の者が扱えるかは別として、無味無臭の睡眠薬ではブロバリン、麻酔薬はケタミンでなくとも、一般的にペントバルビタールを使用、また無害な吸入麻酔薬にはイソフルランがあるとの指摘を受けました。

補足日時:2006/02/28 19:47
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。日々のお仕事のご苦労、お察し致します。また、素人の質問にていねいにお答え頂き、感謝申し上げます。私は、動愛法や狂犬病予防法によって理不尽に命をうばわれる犬猫の最期を尊厳のあるものにすることは、ヒトがヒトとして生きていく上の尊厳を守ることにもつながると思っております。注射の件ですが、私はもちろん筋弛緩剤は反対です。獣医では筋肉注射で全身麻酔状態にしてから安楽死用薬を静注していますが。コストの問題があるでしょうから麻酔下であれば別の薬でも仕方ないかとは思いますが。羽交い絞めになどしたことはありませんが。二酸化炭素麻酔理論はいつも聞かされますが。実験室ではないのでガス圧、気温、処分頭数、などで一定しないですよね。数分間、立ち上がって前足をばたつかせていることもありますし、死なないこともたびたびありましたし 柵にかみついてまだ死んでいないのもありました。子猫は息をふきかえしました。最初の一息で意識を失うなんてことは見たことないです。酸素置き換えの二酸化炭素処分法でそれが可能なのでしょうか。施設にもよるのでしょうか。また、ガスだと搬送追い込み中の苦痛、事故もありますよね。せまい箱の中に十数匹が押し込められることもあります。けんかも起こります。そちらの自治体では獣医の資格者であるあなたが毎回処分にたちあわれて遺体の確認までされるのでしょうか?私がボラにいってるところではそれがありません。ですから、獣医の資格を持っている職員の主張する理論と現場の差にいつも戸惑いをかんじております。動愛法には処分の場合にはできうる限り苦痛のない方法でとありますが、例外もありうるでしょうが、各引取り現場で飼い主がいれば飼い主が保定し、麻酔薬などを用いた方法で行うのが最も愛護法にかなった方法であると思いますが。参考書を教えてくださってありがとうございます。さっそく見てみます。

お礼日時:2006/02/28 00:03

以前何気にインターネットサーフィンをしていた時に、ガス処分にかかる犬の映像を見た事があります。

私も。偶然に。で、何でガス処分なんだ?と主治医に聞いた事があり、その回答が、環境汚染を配慮した上でと言う回答だったんですがね。つまり、1頭だけなら、そのまま薬を使っても、焼いたり土にそのまま埋めても問題ないが(土にしみ込む量も少ないから)、
それが、何百頭にもなるとやはりその分だけ土にしみていく量も多くなり、やがてそれが、何百年後かに生まれてくる私らの子孫にも影響が出てくる。だから、ガスなんだ。炭酸ガスは、自然界にもあるから、環境汚染の心配は、ないと言う事でと。これもあるから、中々要望しても聞き入れて貰える可能性が難しいのかも知れませんね。だから、無駄に処分される事が少なくなる様に、生涯飼育の意味を理解する、と言う事と、避妊去勢の必要性がそこにもでてくるという事でした。やっぱりこれしかないのじゃないの?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。そうですか。そういわれればそれも重要な問題ではありますね。 欧米では麻酔処分が主流ですが、病死した家畜、人なども将来的に有害廃棄物となる可能性もあるってことでしょうか・・・。ただ、今現在では環境汚染を配慮してのガス使用ではないような気がしますが・・・おっしゃるように不妊去勢手術は処分される犬猫を減らすための基本ではありますね。

お礼日時:2006/02/26 20:18

確かに二酸化炭素による処分と言うのは苦しそうですよね


私も動物業界に足を踏み入れていますが、あれは安楽死なんかじゃないと主張する獣医さんなども知っています。
しかし、前に一度見学に行った保健所のスタッフの方は、「二酸化炭素の濃度を少しずつ上げていくのであれば、動物たちは苦しまずに意識を失う」というようなことを仰っていた気がします。
具体的な方法は分かりませんが、これが本当であれば、動物たちをもう少し楽に逝かせてやることができるのではないのでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。実際、酸素を抜きながら二酸化炭素が注入されていくわけですが、なにかこうさじ加減といいますか、あるのでしょうか。保健所の職員の方々は[苦しむ]ということを認めたがらない傾向があるのは確かなようではありますけど。いずれにせよガス室に追い込まれる際の混乱、恐怖は避けられないわけですものね...

お礼日時:2006/02/25 14:58

睡眠薬入りの食べ物を与えて、眠ってから殺せばいいのかも知れませんね。


ただ眠ると体の機能が低下する為、通常よりも処理時間が延びる可能性もありますよ。

行政処分施設でのボランティアとの事ですが、処理方法について意見できるのですか?

ここで道徳や倫理の話をしても仕方がありませんが、人間が消滅するのが自然界にとって最も良い事ですよね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。手に入りやすい即効性のある睡眠薬があればよいなと思っております。他のボランテイアの方々同様、私共も麻酔薬による殺処分を要望しておりますが、全面的に要望が通るのはまだまだ先のことでしょう。本当に人間は勝手ですよね。ペットとして扱っておきながら飼育放棄することにより肉体的精神的苦痛を犬猫に与え、さらにおいうちをかけるかのようにガスで処分する...人間消滅のお気持ちも分かるような気がします。

お礼日時:2006/02/24 18:24

そうなると・・・ジエチルエーテルでしょうか。



実験施設などでマウスやラットの麻酔に使います。

小動物だと密閉できる瓶にエーテルを染み込ませた脱脂綿を入れて蒸気を充満させておき、瓶の中に小動物を閉じこめて麻酔をするんですが犬猫のような動物になると上手くできるか分かりません。

大量に使用するようになると人体への毒性や引火の危険性がありますし・・・。

もしかすると「生物」のカテゴリで質問した方が専門の方の回答が得られるかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。おっしゃるとおり、カテゴリーが違ったかもですね。エーテルは爆発性があるということで私にはむずかしそうですね。保管も大変らいですし.....。

お礼日時:2006/02/24 18:01

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