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ホンダ車には『ELDユニット』という各種電装品の電流使用量をECU(コンピューター)へ送り
ECUが必要に応じてアイドルアップ等を行うユニットがありますが、トヨタ車にもあるのでしょうか?
出来れば、そのユニットの名称を教えて下さい。

A 回答 (1件)

すべての車種について知っているわけではないですが、ELDユニットという部品を使用しているのはホンダ車以外に知りません。


しかし、トヨタを含む他社もELDユニットと同じような機能を別の手段で実現しています。
ELDユニットとは簡単に言えば電流センサで、負荷電流量を測ってエンジンコントロールユニット(ECU)に送ります。極論すればそれだけのものです。

ただ、電流センサが一部のトヨタ、日産車に採用されたのは2004年のはずですから、ホンダは20年も前からCIVICほかに電流センサを採用していることになります。
しかも、当時としては最新のホール素子という半導体を応用したので一部では注目されました。
なお、トヨタ、日産の電流センサ採用の目的は、バッテリ充電状態の把握にあります。

ECUは、アイドリング時に負荷電流が大きく変化したとき、その結果としてエンジン回転数が大きく変動しないように制御しています。また、走行状態(減速、加速、定速走行時)に応じて、発電電圧を変えるなどの制御をしています。
他社の場合、ランプ類、デフォッガ、電動パワステなど電流の大きな電気負荷を使用時、電気負荷のスイッチのオンオフ信号をECUに送り、前記の作用をさせています。
例えば、ヘッドランプを点灯させたとき一挙にオルタネータの発電量が増えないように、ECUが徐々に発電量を増やすように制御して、エンジンに急に負荷がかからないようにしています。

つまり、ホンダのELDユニットは、大きな電気負荷を使用している、していないという信号ではなく、電流量をECUに送っているわけです。
それが結果として、アイドル安定性や燃料消費量低減に寄与していることは事実ですが、他社のシステムでも同じ効果を得ているので、比較して優劣を述べることはできません。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみません。
とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/17 23:22

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