プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

クラシックを鑑賞する上でみなさまが最大限に知的に楽しむために
留意している点があれば教えてください。

音楽を鑑賞する上で素人とは一歩違う、
他の視点や楽しみ方、鑑賞の方法があれば
教授していただけませんか??

何か自分の楽しみ方はあくまで表層的なものいすぎないのではないかと
思えて損をしている気がするのですが・・・
このまま歳を重ねても、小泉首相みたいな
「アイラブヴェエルディ!!」というのにはなりたくないですし・・
あの発言でいかに彼が芸術に対して真摯に向き合っていないか
わかったのでありますが・・




自分は昔はただ聞くだけだったが年輪を重ねて
こういうように聞くようになって楽しみ方が奥深くなった
という方がいらっしゃれば、おしえてくださいませ。

ちなみに私はプレイヤーではありません。

A 回答 (9件)

 ある特定の音楽家を基点に聴く、という方法もあるかと思います。



 例えば、私はワーグナーが大好きなのですが、音楽史的に、常にワーグナーを中心に考えて聴く。そうすると、ベートーヴェンは彼の先駆的な存在、ブラームスは対抗的な存在(実際は共通点も多いと思いますが…)、マーラーやリヒャルト・シュトラウスは彼の後継者…みたいな聴き方ですね。

 また、指揮者で言うと、常にカラヤンを中心に聴くとか。地域別ではドイツ音楽を中心に置くとか。

 とにかくクラシックは幅が広いですよね。最初は思いつくまま聴くのもいいですが、何かを軸にして聴いていけば、新たな発見もあるのではないかと思います。
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皆様の回答、横から興味深く拝読しました。



私は「知的に楽しんでいる」とはとてもいえないので回答資格がないような気がしますが、確かに音楽を聴く耳は環境によって変化するとは思います。私自身は昔(といっても大人になってから)良いピアノ教師にめぐり合って音楽に対する愛情(執着?)が格段に深まりました。

ですから楽器を始められる、というのが良いかとは思うのです・・・が、しかし、楽器を習うにはお金がかかる(このあたり主婦の発想)、練習するには場所と時間が必要・・・というわけでとりあえずはヴァーチャル音楽教室としてNHKのピアノ・レッスンでもご覧になったらいかがでしょうか?招聘教師によってはかなり深い内容があるようです。先日はチャイコフスキーのP協を教えていました。(弦楽器や管楽器のTV公開レッスンがないのは残念だし、オーケストラのリハーサルなんて見せてくれたらすごく嬉しいけれどないものは仕方がありません。)本当は音大などで企画される公開レッスンの方がナマの音が聞こえて解りやすいし楽しいけれど、音楽会に行くのと同じくらいの手間暇ががかりますからまずはお手軽なお試しということで・・・。

しょぼいアイディアで申し訳ありません(もう番組をご覧になっていたら更にごめんなさい)☆
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こんにちは。



いきなり蛇足の話で申し訳ありませんが。

楽しみ方が表層的かどうかは,どのくらいウンチクを持っているか,どのくらいマニアックな楽しみ方をしているか,ではなくて,どのくらい深く感動しているか,であると思っています。

知的な楽しみも素敵ではありますが,"I love music!!" こそが本質だと思いますよ。
(小泉さんがどのくらい深く感動しているかどうか,私は存じ上げませんけれども・・・^^;)

---(以下,本題です)---
作品には,音楽史,作品(ジャンル・調性など)がもつ特徴,作曲家の出身地域による特徴,作曲当時の社会情勢や作曲家の個人的な出来事,他の芸術(家)との出会い,などなどの背景があります(注)これらを調べていくことは,非常に知的好奇心をくすぐられる,楽しいことだと思います。
こういった知識や情報は,CDの解説を読んでみる,雑誌(例えば「音楽の友」や「レコード芸術」など)や書籍を読んでみる,インターネットで検索してみる,などで簡単に手に入ります。

ここからが私からのアドバイスなのですが(冒頭の蛇足とかかわる話です),曲を聴いて「この曲は○○な感じがする」とまず感じること(誰もが自然に感じているはずですが,それを少しだけはっきりと意識すること),そして,調べものをするときには,「なぜ○○な感じがするのだろう?」という疑問を持つことです。

そうすることで,知識がただのウンチクに終わらず,音楽を楽しむ上での血肉になると思っています。


---
(注)私も回答させていただいていますが,よろしければこちらの質問もご参考に。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2132010
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楽器を始めてみられてはいかがでしょう。



自分で演奏すると、
音楽が、音響装置のノイズではなく、
紛れもなく人間の血の通った作品であることが
実感されるのではないかと思います。

楽器は、
例えばチェロなどは、
ピアノやヴァイオリンに比べると取っつきやすく、
演奏も易しいようです。

中高年から始められる方も
少なくないようですし、
ヤマハなどが年齢や経験を問わず
各地でレッスンをしてくれているようです。
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生でコンサートを聴く機会の多い方なら指揮法について少し勉強してみるのも面白いかもしれません。



時々、パイプオルガン席(指揮者の顔が直に見える席)を買って、予習した指揮法知識で指揮者の手の動きを追ってみる。

そしてそれが演奏者やメロディーにどのような変化が出てくるか味わうというのはどうでしょうか?

普段、後ろ姿しか見ることのない演奏者(指揮者)の曲に対する思い入れが伝わってきます。

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ちょっとマニアな鑑賞方法かもしれませんが…



気に入った曲のスコアを買ってきて、(ポケットスコアという小さいサイズの)それを見ながら聴きます。

読譜できることが前提なのですが、いろいろな楽器になりきって様々なパートの動きを追っていくことで、曲の奥深さやなんかが感じられます。
おすすめです。
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クラシックの歴史を勉強されるのは、いかがでしょうか?現在、クラシックといわれているものは、古典派のバッハやハイドンから始まり、ベートーベンからは


ロマン派になり・・・と、変化してきています。どの作曲家の作品もすばらしいのですが、やはり、古典派の作品は、音楽の形式にはまった堅い感じがしますし、作曲家の活躍した年代が、後になればなるほど、
形式を廃し、一定の形式は守りつつも、自分の思いを曲に表すようになってきています。シューベルトは、ベートーベンを尊敬し、古典派からロマン派への橋渡し役をしたベートーベンの跡をついで、クラシックの
ロマン派を花咲かせた作曲家のひとりです。
 このように、作曲家がどのような順番に生まれ、誰から影響を受けたかを、知るだけで、クラシック音楽の曲のもつ感じがわかります。
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もうすでにしっかり聴かれているかもしれませんが、



"有名な曲の有名な1楽章や1部分だけを聴く"
といった楽しみかたより、
全楽章を聴くというのはいかがでしょう。

例えば、ヴィヴァルディの「四季」は、
春の第1楽章は特に有名で、
誰もが一度は耳にしたことがある曲でしょう。
ですが、「春」「夏」「秋」「冬」それぞれに、
3楽章ずつありますし、さらに四季を通して聴くと、
曲の美しさだけではなく、
変化も楽しむことができます。

また、この「四季」は12曲から成る
「ヴァイオリン協奏曲作品8」の第1曲から第4曲の
一部でしかないのです。

このように、有名で心地よいから聴くという
スタイルから一歩進んでみると、
少し変わってくるのではないでしょうか。
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和声法を勉強すると曲に対する理解が深まるかもです。

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