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【ソウル22日共同】韓国政府の国防科学研究所は22日、軍民共用の通信衛星「ムグンファ5号」を南太平洋の公海上に設置した打ち上げ台から打ち上げ、成功したと発表した。・・・・

とのことですが、不勉強なもので韓国に衛星打ち上げ能力があるとは存じませんでした。
1.いつごろから彼らは自力で衛星を上げていたのでしょうか?
2.南太平洋の公海上に設置した打ち上げ台とのことですが、このような打ち上げ方式も初耳です。これまでもこのような方法で上げた例はあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

1.自力ではありません。

打ち上げを担当したのは、国際ベンチャー企業のシーランチ社で、ロケットはウクライナ製です。

2.海上浮遊のプラットフォームから打ち上げます。シーランチ社独自の打ち上げ方法です。
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この回答へのお礼

thisawayさま、ありがとうございます。
シーランチ社ですか、存じませんでした。
勉強になりました。

お礼日時:2006/08/23 14:20

韓国初の衛星ということになれば、1992年8月の「ウリビョル」という名の小型実験衛星が端緒となると思います。



これは南アメリカのギアナにあるクル基地というところで、アリアンV52という発射体を使って、アメリカのトピックス、フランスのS80/Tと共に共同発射という形でした。

今回の「ムグンファ5号」ですが、1995年8月の初代1号から1996年9月の3号までは、アメリカのケープタウン基地から発射されています。
これはこれまでの「ムグンファ」に比べて、やく2倍の性能を有しているということです。

4号は韓国では不吉な番号ということで欠番になっていますので、実質「ムグンファ」は4基発射されたことになります。

その間の2003年に多目的衛星アリラン1号が中国で発射されていますが、その後の2号は技術的な問題から中止されています。

No1さんの回答にあるように、今回のオイルリグのような形の発射台を使った海洋発射は韓国では初めての発射形式ですが、世界的には23番目になるということです。

結論的には、衛星は順次アップグレードされていることからも分かるように、衛星本体を製造する技術はある程度確立されているのですが、プラットホームとしてのロケット本体に関してはまだ発展途上のようです。

しばらくはこれまでの衛星発射のように、他国に委託しての発射形態をとらざるを得ないようですね。
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この回答へのお礼

詳しい解説をありがとうございました。

お礼日時:2006/08/24 21:46

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