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わたしは、レコードは、ほとんどきいたことがなく、子供のころ知り合いの家で安いプレーヤーでアニメを少し聴かせて貰ったぐらいしか記憶がなく、本来のレコードの音というのを存知ませんが、CDよりもレコードの方が音が良いとの意見も良く聴いたりするのですが、どこが良いのでしょうか

A 回答 (10件)

昔、電気の量販店で働いていた者です。

時代がアナログプレーヤーからCDプレーヤーに変わる頃、オーディオ機器の担当をしていました。

当時はアーティストがアルバムを出す際はCDとLP(レコード盤のことです、知ってたらごめんなさい)の両方が同時発売されていました(ちなみにシングルCDの出現は何年か後でした)

「CDよりもレコードの方が音が良いとの意見を聞くが、どこが良いのか」というご質問ですが、同じ音源のレコードとCDを同じオーディオ機器で聴き比べれば分かりますよ。と言ってもお持ちじゃないですよね…

なるべく簡単に書きます。

まず、一番の違いはノイズ(雑音)の差。レコードは溝に針を乗せて聴くので、どんなにいいプレーヤーや針を使用しても、何回も聴くうちにレコードが擦り切れてノイズが出るようになります。昔のレコードの音楽がラジオなんかで流れてて「プツ、プツ、ザザザー」みたいな音が曲と一緒に聞こえた!なんて経験はないですか?CDは光をあてて音を読みとるのでそれがありません(CDでも致命的な傷を付ければエラーノイズが出たりしますけど)

それからCDはレコードよりも記録できる音域が広い(周波数帯域が広いと言います)ので「迫力のある重低音」「のびやかな高音」が再生されます。

それと、レコードでは聞き取れないくらいの小さな音や、割れてしまうような大きな音も幅広く記録できる(ダイナミックレンジが広いと言います)ので、音の強弱の激しいクラシック音楽なども忠実に再現できます。

とはいえ、レコードのホンワカとした雰囲気のアナログ音声もなかなか素敵ですよ。

以上、分かりにくい文章ですみません。
ま、ぶっちゃけ、ビデオとDVDの違いみたいな感じです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。たいへん分かりやすいご説明でためになりました。改めて御礼申し上げます。

お礼日時:2006/12/03 14:55

似たような回答が既にありますが、まとめると



高音の伸びはレコードに分があり、腹にドシンと響くような低音はCDに分があるように思えます。

もちろん、しっかりしたオーディオシステムで聞くのが前提ですけど(^^♪
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。それぞれの特色を好みで使い分けるのも良いかと思いました。

お礼日時:2006/12/03 21:07

どこがよいのかというご質問なのでそこに絞ってお答えします。


1、まずエネルギー感・音像の確かさ。そこに実際に人がいる気配、見えるように立体的に浮き上がる音、それはレコードのほうが優れていると思います。
2、演奏者の感情。この表現力もレコードのほうがうえのように思います。
3、ヴァーチャル・リアリティのような立体感のある音という点でもアナログに軍パイが上がる気がします。
ただし、これらはきちんとセッティング(アナログはCD以上にセッティングがむつかしく敏感です)されたハイエンドの製品の話で、中級までならCDのほうが、簡単にいい音が出ると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。きちんとセッティングされたレコード(アナログ)の音が聴きたくなりました。また、ハイエンドの世界でなんですね。

お礼日時:2006/12/03 14:48

CDのサンプリング周波数は44.1KHzで、サンプリング定理より、理論上約22KHzまで記録することが出来ます。


ただし、22KHzまで再生させようとすると、22KHz以上の音声とは関係のないノイズまで混入してしまうため、あらかじめ録音時には20KHz以上の音声をローパスフィルターでカットしています。
これは、22KHz以上の信号をすっぱりカットする理想的なフィルターが作れないからです。従ってCDの再生可能な上限周波数は20KHzとなります。

とは言え、アナログレコードの記録可能な上限周波数よりCDのそれは、はるかに高く、ピアノなどを録音した場合、CDのほうが、より忠実に再生することが出来ます。

またCDから読み取られたデータはメモリにバッファリングされているため、レコードのようなワウフラッター(モーターの回転による速度の変動)がありません。

アナログレコードは、その特殊な周波数特性のため、不足している周波数帯をイコライザアンプで補って再生する必要があります。
アナログレコードから再生される音は、かなり人工的に改変された音と言えるでしょう。この人工的な音を、いい音だと信じて聞いている方も多くいらっしゃいます。しかし、レコードの音と、生演奏の音を聞き比べてみれば一目瞭然です。

もちろん、CDから再生される音も、D/Aコンバータで作られた人工的な音です。しかし、キャパシティに余裕がある分、CDの音源をレコードっぽく再生する、アナログレコードシミュレーターも可能になるはずです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。ピアノの音はCDがいいんですね。
アナログレコードから再生される音は、かなり人工的に改変された音と言えるとのこと意外でした。いろいろ参考になりました。

お礼日時:2006/12/03 14:52

普通のCDの話をいたします。



CDはサンプリング周波数44.1kHz、16ビットです。
つまり、1秒間を44100回に細かく分けて、1回当たりの情報を16ビットで表現しているということです。

そして、サンプリング周波数の1/2以上の周波数は理論上記録できません。つまり、普通のCDには22kHz以上の情報が欠落しているということです。

音楽的にいうと音色は倍音成分の分布によって変わってきますので、CDに比べてレコードが優れているのがすぐ分かるのがバイオリンやピアノの音色です。

CDには22kHz以上の音色を構成する倍音成分が欠落しているからです。

ある程度しっかりしたオーディオシステムで聞くと聞き分けられる人にはすぐに分かります。しかしながら、違いを聞き分けられない人も結構います。
経験上では、CDラジカセしか聞いたことの無い人だと違いが分からない場合が多いように思います。

ただし、レコードは機械的な制限からダイナミックレンジ(小さな音と大きな音の差)がCDよりも小さくなっています。

ということはつまり、音色ではレコードに優位性があり、ノイズとダイナミックレンジではCDに優位性があるということです。

また、CDにはエラー訂正用の信号が付加されていますから、傷などによってデーターが欠落していたとしても(限界はありますが)元データーを復元することができるようになっています。
つまり、CDは信号面の傷に強いということです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。バイオリンやピアノの音色でレコードが優れているのがすぐ分かるのとのことなかなか参考になりました。
どちにも優位性というのはあるのですね。

お礼日時:2006/12/03 03:55

僕の経験では、というか、知っている情報では、レコードよりCDのほうが音がいいです。



基本的にCDは、デジタル信号なので、ノイズ・音量の小ささなどが無いため、レコードより、とても鮮明に聞こえるので+高音と低音の強度がわかるため、立体的に聞こえるため、CDのほうがいいのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。CDの利点というのもやはりあるんですね

お礼日時:2006/12/02 23:19

レコードにもいろいろあります。



デジタル録音してからレコードにした物は低音と高音がフィルターで削られてますからCDと同じ条件です。
『PCM録音』とか表記されてたものもあります。

アナログの場合でも普通はテープで録音してからレコードにするのでテープ以上の特性にはなりません。
テープは通常38cm2トラックという音の良いもので録音する場合が多かったので高音質のレコードが生まれました。

究極の高音質はダイレクトカッティングというレコードです。
これは演奏しながら直接レコードの原盤に溝を刻むというものです。
レコードの特性が最高に生かされます。
ただし演奏でも録音でも途中で失敗したらゼロからやり直し。
音は凄いですが録音が大変なので人気のあるアーティストがやることはありません。

世の中には何百万円というレコードプレーヤーを買う『マニア』と呼ばれる人がいます。
これはレコードにすごく良い音が入っているという証明です。
最近は針を乗せるとどうしても雑音が入るし貴重なレコードが劣化してしまうというのでCDみたいにレーザーでレコードの溝を読み取るすごいプレーヤーもできました。

ただCDと比べてどちらが良いかは簡単には言えません。
レコードに何百万円のプレーヤーがあるようにCDプレーヤーにも何百万円の超高級プレーヤーがあります。
これも「それだけの音がCDに入ってる」という意味です。

最近のスーパーオーディオCD(SACD)やDVDオーディオと言われるものは確実にレコードを超える特性です。
ただし安いプレーヤーでこれらを再生するのと超高級プレーヤーで普通のCDやレコードを再生するのとを比べたら、当たり前ですが普通のCDやレコードの勝ちです。

結論としてCDにもレコードにも安い機械では再生しきれないぐらい凄い音が入ってますが、普通の人が使うのはせいぜい数万円(あるいは数千円)ぐらいの機械です。
これクラスの機械で比べた場合はノイズが少ない方が綺麗に聞こえます。

ノイズゼロのCDの勝ちです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。たいへん参考になりました。あらためてお礼申しあげます。

お礼日時:2006/12/02 21:38

いえ、よほど耳がよく、しかも自分の嗜好をはっきりさせている人が、そう言う事もあると解釈した方がよいと思います。


単にレコードといってもプレーヤーによって音は変わるし、針を変えればまったく違った音になります。
私個人の解釈ですが、レコードやFMラジオ全盛のアナログ時代への懐かしみも含まれていると思います。
お金をかけるほど、また毎年毎年よりよいオーディオ製品が出されていましたから、夢も大きかったわけです。
今の秋葉原のお店のオーディオフロアは悲しい状況ですね。
レコードといえば古い時代の録音が主、音質的には今のSACDの方が原音に忠実です。
所詮、部屋の中での趣味ですから、好き好きでよろしいのですが、スピーカーから聞くよりコンサートに足を運んで聞いた方がいいのは今も昔も変わらないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。アナログ時代への懐かしみも含まれているとなると、レコードを知らない世代には理解しがたいもんですね。

お礼日時:2006/12/02 21:05

お答えではなくて申し訳ありませんが...



「レコード CD 音質」で検索すれば、150件ほど引っ掛かります。また、Google検索などでも、相当な数の個人サイト、ブログ等がヒットします。

それらの中で、「CDよりもレコードの方が音が良いとの意見」は、たいてい「どこが良いの」かという点も含めて主張されていると思いますが、それ以上にどのようなことをお聞きになりたいのか、具体的に書かれた方がよいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。早速検索してみます。

お礼日時:2006/12/02 21:06

レコードは演奏された音をカットすることなく


すべて録音し、レコードの溝に刻まれています。
一方、CDは録音するときにデジタル信号に変換しますが
そのときに、人間の耳に聴こえない高い音や低い音はカットされます。
聴こえない音ですからカットしても影響ないようにも思いますが、
これが全体のハーモニーや音に微妙に影響していると言います。
耳のいい人にはわかるのでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。CDもMP3の圧縮のようなものがあるのですね。

お礼日時:2006/12/02 21:50

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