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ボクシングの練習でよく縄跳びを必死に飛んでいる練習方法がありますが、あれはなんの役にたつんですか?持久力つけるなら走った方がはやいと思いますし、フットワークにはあんまり関係ないような気がします。

A 回答 (6件)

NO2.の方の


「持久力や手首の鍛錬と同時にリズム感を養うのでしょう。」が正解ですね。
ロープスキッピングの目的は足腰の鍛錬ではありません。一番負荷がかかるのが手首で次に腕、そして足腰と腹筋です。足腰は普段歩くのよりかは負荷がかかりますが、他の運動に比べそれほど大したものではありません。
また、リズム感と表現すると音楽に合わせて…みたいに取られがちですが、ロープスキッピングは全身の連鎖行動を整えるために有効なのです。手首を返すタイミングと足でスキップするタイミング、お腹に力を入れるタイミング、これがすべてそろわないと一連の動作が成り立たない。簡単そうに見えて難しい動き。だから、小学生とかは最初なかなかマネ(実際に跳ぶ)ができないですよね。それは一連の行動をタイミングよく行うことになれていないからです。
この手のタイミングと足のタイミングの取り方がうまくなることがボクシングには非常に有効なのです。
このことを知らずにただスタミナ強化、足腰の鍛錬と思ってトレーニングしていたのではもったいないですね。やはり、トレーニングがどこを鍛えるポイントとしているのかは意識しないと効果は半減してしまいます。
ボクシングの世界ではちゃんと理解していないトレーナーが多いので、昔ながらの日本的な足腰を鍛える精神を鍛えるといった発想のままで代々伝承されることが多いのは確かです。
NO4.の方がおっしゃるとおり足腰の鍛錬とスタミナ強化であれば、ランニングです。ただ、これはボクサーなら毎朝きちんとランニング8~12キロぐらい走っていますので、ロープスキッピングで3分2ラウンドで鍛える目的のものではありません。もちろん、スタミナがつくのも確かですが。
あと、NO4.の方の補足をすれば、野球で持久力がいらないのは確かですが、プロ野球では重要です。プロ野球では年間140試合以上こなさなければならなく、フル出場するためにはスタミナが必要とされます。特に、一年間通して安定した成績を残すためには、疲れがでてきても体幹がブレないように足腰を鍛えておく必要があります。これはピッチャーでもバッターでも軸を使っているので大切です。体幹がブレると微妙な感覚のズレが生じ始めるので、スランプの原因になります。
ですので、プロ野球では絶対に持久力が必要。
また、パンチングボールについて必要ないというのも確かですね。
ボクシングの世界でトップレベルの選手で気付いていれば、パンチングボールの練習はしません。時間が無駄だからです。
パンチングボールでは動体視力と腕を上げ続けることで持久力を強化しますが、これはスパーリングやサンドバックで十分鍛えているものですので、やらなくても良いです。特に、すでにある一定レベルの選手であれば、ガードを上げ続けることが困難と言うことはありませんので、初心者用の練習と言えるでしょう。なんの練習か意識してやっている選手であれば、いずれ必要ないと実感し敬遠したくなる練習でしょう。自ら止めますと言えば、誰もトレーナーも止めないでしょう。まさか重要だと思っているトレーナーはいないでしょうし…
世界チャンピオンクラスの選手でパンチングボールをやらない選手はたくさんいます。私が知る限り、やっている選手はいないです。多分、やらない選手の方が多いでしょう。パンチングボールやるぐらいなら他の練習した方が良いですし、時間がもったいない。
ある選手は公開練習でパンチングボールをやっていますが、それはマスコミ用にわざとやっていて、普段は練習メニューに入れていません。かっこよく映るので、あえてやってあげているのです。こういった選手はたくさんいますよ。
では、なぜ世界進出している一流のジムにパンチングボールを用意してあるのか?
これは機材が揃っているように見えるのと、ダイエット目的で来られている一般会員の方、中身よりかっこよさを求めている若手選手のためです。かっこよいからモチベーションが上がるでしょう?これも大事なのです。

「タイソンが下手だった…」
だから、あの才能を持って若くして落ちていったんだと思います。もったいないですね。天性のパンチ力があったので。

話はそれましたが、必要のない練習をしている選手(しかも一流選手)がいるのも事実ですが、ロープスキッピングについてはウォームアップついでにやるには最適の練習と言えますね。

「持久力つけるなら走った方がはやいと思いますし、フットワークにはあんまり関係ないような気がします。」
答え:ずばりその通りです。(フットワークにはバランス感・リズム感が多少やくにたつかな?)
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質問に対しての答えになっていないかもしれませんが、私の見方を。



今、プロボクシングの世界王者で「プリティー」フロイド メイウェザージュニアという現時点で最高と思われるチャンピオンがいるのですが、彼の縄跳をする動画をネットで見たときには本当に凄かったです。
あれを見たときに、こうしたトレーニングの積み重ねが、あの軟らかいフットワークとスピードの一因になっているんだなと感じましたね。

ボクシングのトレーニングとしては不必要なのでは?という意見も出ていますが、ボクシングにも様々なスタイルがあります。
ですから、どのようなタイプを目指すのか?で必要なトレーニングが決まってくるのではないでしょうか?

相手に対して接近戦を仕掛け、追い込むためならば、素早いフットワークを鍛えるトレーニングは必要度合は低くなるでしょう。
しかし、自分の距離を保ちコーナーなどに追い込まれない為には、ステップワークとフットワークを鍛える点においては、例えば縄跳は必要になるのではないでしょうか。

今後、機会がありましたら是非メイウェザーの試合を見てください。
現時点での最高のチャンピオンです。それを見た上でトレーニングに縄跳を採り入れている事が有効であるかどうか、判断してみては?
とても素晴らしいフットワークとスピードですよ!
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顔面打撃ありの空手の指導員経験者です。


ボクシングについては、手わざの技術練成のためにほんの数ヶ月ジムに通っただけなので、あまり回答に自信ありません。
以下「参考意見」として回答します

多くのスポーツの中で、伝統的に実施されているトレーニング方法の中には、なるほどその競技に特化した良いトレーニングだと思えるものと、伝統・習慣として固定化してしまい皆なんとなくやってはいるが、あまり科学的に有効とは思えないものが混在していることが多いです。

例えばとても良いトレーニングだなと思えるものが、ボクシングにおけるランニングやダッシュ走行です。
スポーツの世界は昔から「足腰が基本」などと言われ、走ることが推奨されていましたが、実は長距離の走行がさほどの重要性を持たない競技も多いです。

野球の選手もランニングをよくやりますが、実は野球は全身持久力をさほど必要とする競技ではありません。
試合を見ていて分かるとおり、野手は球が来ない間じっと待つだけであり、打者も数十分に一回打順が回ってくるだけです。
比較的体力が要るのは投手ですが、それも全身持久力よりも、繰り返し投球という「筋持久力」の行為です。

しかしボクシングという競技は、素人目には「殴りあう」競技に見えますが、実はパンチ力やディフェンス力と同等、いや試合後半においてはそれ以上に持久力・ラッシュ力が必要とされます。
試合前半の元気な時のパンチでKOされないのに、後半のフラフラのパンチでKO、なんて現象が起きるのがその良い証拠です。

このようにランニングはボクシングの競技特性に適応した非常に良いトレーニングです。

逆に伝統的に行われているが「?」と疑問符を感じるトレーニングも非常に多いです。
フルコン(顔面以外の直接打撃)や、顔面有りの空手で実施されている、上段受けや回し受け、引き手を脇の下に引いての正拳突きなどその最たる「無駄」なトレーニングのひとつです(伝統技術に継承の面は別論)。

そこで本題の、ボクシングにおける縄跳び(ロープ・スキッピング)ですが、私はこれは無意味とまでは言えないが、決して必須のトレーニングではないと感じます。

たしかに縄跳びは持久力も養われるし、足腰のバネの養成にもつながると思います。
しかしボクシングに必要な持久力は一つは全身の持久力と、体力をかなり喪失した状態でも発揮できるラッシュ力です。
私はこの両者には、高いレベルでの長距離走、中距離走、そして短距離や坂道ダッシュの方が適していると考えます。

またスキップの能力について言えば、縄跳びのように漫然と同じ場所でスキップを繰り返す作業より、フットワーク鍛錬、反射移動(例えば反復横とび)などをするべきと考えます。

野球や相撲、空手のように歴史が古く、競技人口が多い競技っていうものは、実はその競技人口の多さによる弊害から、実は多くの悪しき伝統がそのまま名残りとして定着してしまうという現象を生みます。
ちゅうど大きな団体・会社などがその大きさゆえに、昔からの習慣を簡単に変革できないのと似ています。

ボクシングの世界も非常に、この伝統の名残りが多い世界と感じます。
その最たる例は、スピードボールです。
上からぶらさがった、ヤシの実のようなボールを肩の高さ以上に手を挙げて、コブシの拳槌(小指がわ)でパタパタと叩き続ける作業がボクシングの競技特性に有効とはとても思えません。

私がジムで多くのコーチや専門家にあの行為の意味を尋ねても、一つとして納得のいく答えはいただけませんでした。

スピードボールと同様で、実は縄跳びも「伝統の名残り」ではないでしょうか。
あのマイク・タイソンは縄跳びがメチャクチャ下手だったそうですので。
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つま先でステップというのは 縄跳びが一番ですね。


柔道やっていたおいらにとっちゃ いちばんやっちゃいけないものですね
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持久力や手首の鍛錬と同時にリズム感を養うのでしょう。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%84%E8%B7%B3% …

映画 「ロッキー」 シリーズを振り返ると、駆け足跳び、交差跳び、多重跳び…と色々な跳び方でトレーニングをしてましたね。
特に、ロッキーが 「駆け足跳び」 で交互の足で跳ぶ様は、ボクシングのフットワークに通じるような気がします。
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持久力つけるなら走った方がはやいと思いますし



縄跳びって、五分でもかなりきついですよ というか、私の場合、30分走るより縄跳び三分の方がきついです。
よかったらお試しあれ
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