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フィギュアスケートで、よく「表現力」がついた、「表現力」が今後の課題、などというコメントを聞くことがありますが、

この表現力というのは、どういう観点から、どういう基準で採点されるものなのでしょうか? どうも漠然としていて、抽象的な感じがして、素人の私にはよくわからないのですが・・・

A 回答 (8件)

私が思うのは、音をどれだけ表現したか、ということじゃないでしょうか…



曲そのものに物語や、モチーフがある場合は割にわかりやすい(というか入って行きやすい)と思います。俳優のように「何かを演じ」て表現しているので。
昨期の安藤選手のシェヘラザードや高橋選手のオペラ座の怪人はその例だと思います。

対して、浅田選手のように、演技するのではなく、音そのものを表現する人もいます。浅田選手は「ジャンプの~」という言い方をされてますが、よく見てると、音に対する感覚がとても鋭敏です。動きの一つ一つが音とちゃんと関連づけられていて無駄がなく、音楽そのものを聞いているようにも感じて心地よいです。(「ノクターン」はその最たるものでした)

こちらの方は抽象的だし派手さもない(テクニックの部分では派手)ので、なかなか理解されてないようなのが残念なのですが…。

音楽をその人の感性で表現しつつ、それがどれだけ人を惹きつける魅力を持っているか、ってとこなのではないかなと思います。
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私は女子が好きなので・・・


最近の選手では昨シーズンのキム・ヨナ選手のムーランルージュ。どう見ても16の子供が出せるような妖しい演技力(全身)を出せる選手は早々いないと思います。

ぶっちゃけて言えば素人判断ですが「もう一度みたい」と言うのがそれでしょう。

例えばイリーナのトスカ、クワンのフィールド・オブ・ゴールド、ヤグディンのウィンターに仮面にトスカ、バトルのSingSingSing、ランビのフラメンコ。
何がと言われると全身から漲るものがあれば、演技に破綻はきたさないしきっちり纏めてくると思う。

最近ではステップとスパイラルを重視する傾向にあり、同時にルッツとトゥループの差を厳しく採点するようになりましたね。この辺りを見るのもひとつの様な気がします。(変な解説は要らんですから)

俺のイーラ・・・速く戻ってきてくれ!!(笑)
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#3です。



「差がある」と書いてしまったことはちょっと軽率でした。
自分の好みの演技をする選手と他の選手を比べてしまいました。
ランビエール選手とバトル選手は首から下の表現だけではなく、顔も曲に合わせ表現しているので、その点は他の選手と比べても見ごたえがあるかなという感じです。

しかし、表現力に長けている選手もいれば、そうでない選手もいることは確かです。しかし、好みの問題もあるあるかもしれませんね。
例えば、しなやかな演技をする選手が好き、ダイナミックな演技をする選手が好き、そんなの関係なくぴょんぴょんとジャンプだけきっちり決める選手が好き。などです。

フィギュアのジャッジシステムは、技術点と構成点と減点で勝敗が決まります。このうち表現力など芸術性を含むのが構成点。
この部分は、「スケート技術」「要素のつなぎ」「演技力」「振り付け」「曲の解釈」から成り立ちそれぞれ10人の演技審判によって評価されます。
ジャッジは人間がすることなので、自分の好みなど主観が大きく反映されると思います。特に芸術点は。
不正がないように新しく導入された方法なので、きっと綿密だとは思いますが。
質問者さんもジャッジになったつもりで、一度ご覧になると、”表現力”とはどういうものなのかお解りになるかもしれません。
楽しんでみてください☆
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#2です。


#4さんがおっしゃる通り、誰が上とか下とかではなく、その選手に合った表現の方法というのはありますね。
浅田選手には妖艶な振り付けや表現はちょっと合わないけど、安藤美姫選手や同い年のキム・ヨナ選手にはその方面がしっくりくるとか、そういうことですね。
逆に浅田選手の醸しだすバレエっぽい清らかな感じは、妖艶な表現を得意とする選手には出すのは難しいのではと思います。それが個性というものなのかと思います。
私もそれぞれが自分に合った表現を模索すべきだと思っています。なのでここ最近、妖艶さを出せる選手は一様に表現力があるとされ(勿論妖艶さを出す、出せるのも表現力の一つだと思いますが)、その方面が合わない選手はあまり表現力を評価されない傾向があるように思えたので#2にちょっと書いた次第です。

今回ランビエール選手の動画を引き合いに出しはしましたが、同じ理由で高橋大輔選手の昨季の「オペラ座の怪人」と「ロクサーヌ」もURLを紹介しようかと実は迷ったくらいでした。本当に素晴らしい演技でしたね。

そして#3の方がおっしゃっているように、”曲を理解して一体となり、その曲の物語性をいかに体で表現するか”というのが表現力だと私も思います。文章が下手で巧く書けませんでしたが、私が言いたかったのもまさしく同じことでした。
技の完璧さも大事だけどこれこそがフィギュアの醍醐味だし、それぞれ違った演技の個性があり、彼らのカラフルな表現に魅せられる人が多いというのが今のフィギュア人気の要因の一つと思います。
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ランビエール選手とバトル選手の表現力は他の選手より


「差がある」と書いておられる方がいますが、私はそうは思いません。
確かにこの二人の演技はひきつけられるものがあります。
でも私は高橋選手の演技や、ウィアー選手の演技にもひきつけられます。ジュベール選手も上の人たちに比べると劣ってるかもしれませんが、それでも今期のSPは昨年に比べて良くなってると思います。
私は表現力に関しては「比べる必要」はないと思います。
それぞれ全くタイプの違う選手の演技を比較なんかせずに楽しんだほうがいいのではないでしょうか。
「差がある」とか「どちらのほうが上」とか、それは
選手にたいして失礼だと思います。
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専門家ではなく素人ですが、自分が思うにフィギュアにおける表現力とは、”曲を理解して一体となり、その曲の物語性をいかに体で表現するか”だと思います。



例えば、”ロミオとジュリエット”を演技する時に、ジャンプだけをぴょんぴょん跳んで、腕を棒のようにただ振り回し、せつない曲や場面なのにニタニタ笑いながら滑っていたのでは、それは表現力があるとはとても言えません。

優雅な曲なら、指先にまで注意を払ってしなやかに踊った方が良いと思いますし、カルメンのような情熱的な曲ならば、顔の表情にまで気を配り、腕の振りを激しく、ステップもダイナミックにすべきだと思います。

No2さんが書かれていますが、ステファンランビエール選手は表現力に優れていると思います。
あと、カナダのジェフリーバトル選手です。
この選手の演技はまるでミュージカルを見ているかのような気さえします。ただ、ジャンプはよく失敗しますが。
生で見たことがありますが、選手の中ではスケーティングや顔の表情は抜群だと思いました。

機会があれば、一度TVでも良いので、この2人の演技をご覧になると他の選手との”表現力”の差が歴然とわかると思います。
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たしかに難しいですね。

私もジャッジがどういう基準で評価しているのかというのは経験者ではないのではっきりとは知りませんが、
私自身は「体をいかに美しく大きく優美に動かすか、音楽のメロディやムードにマッチしているか」という点なのかなあと漠然と考えています。
と同時に世間一般の「表現力」の評価についてはあまりに画一的ではないか、と思っています。
現在の女子フィギュアスケートにおける世の中のムードとして「表現力=妖艶さ」とされているきらいがあるように思えます。
確かに妖艶さをかもし出す「演技性」というのも表現力をアピールする方法のひとつだとは思いますが、決して表現力の方向性はそれだけではないですよね。

結論としては体操のようにビシッと決める感じではなく、指先や足の先までは勿論、体全体を使いつつもその中に「余韻」を持たせるというか、空気を含ませるようにする、体の動きを音楽に溶け込ませるようにする。そのために腕の曲げ方、目線などの置き方を考えるということな気がします。
何もかもまっすぐよりも少し丸みを帯びた動きの方が優雅に見えるような気がするので、私はそういうところに「芸術性」というのを感じます。
例を挙げれば浅田真央選手はその幼い容貌、イメージからこれまで「表現力はあと一歩」と言われ続けてきましたが、
シーズンオフから表現力を強化させるためバレエをかなり熱心に習得しました。
その結果昨季とは別人のように体を大きく優雅に使えるようになり、今季はかなり評価が変わってきています。

ちなみに私個人的には現在現役の選手で「芸術性」を一番感じるのはスイスのステファン・ランビエール選手です(男子)。
今まで特に意識した選手ではなかったのですが、今年3月の世界フィギュアの演技はしびれました。
私が拙い言葉でいろいろ説明するよりも彼の演技を見て頂いた方が私の言いたいことはおわかりいただけるかも知れません。

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http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2606740.html

過去ログに分かり易い回答があります。
参考にして下さい。
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