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そもそも、BMWは航空機エンジン・メーカーでしたが、先の大戦ではダイムラー・ベンツと競い合いながらドイツの名戦闘機(フォッケウルフやメッサーシュミット)に搭載されていました。
星型、直列といった各型式の違いもあるでしょうが果たして正直、どちらのエンジンの方が優れていたのでしょうか?

A 回答 (1件)

搭載される機体の性能もありますのでエンジンだけの評価は難しいとおもいます。


フォッケウルフFw190に搭載されたBMW139型は空冷星型14気筒1500HP
メッサーシュミットBf109に搭載されたDB604型は水冷V12気筒1100HP

生産機数を較べるとFw190が14000機、Bf109が30000機です。
日本の零戦の生産が10000機ほどですからどちらも成功した戦闘機といえます。

BMWの空冷エンジンは高々度の性能の低下が大きく、途中から他のエンジンに換装されていきました。
ダイムラーベンツの水冷エンジンはイタリアと日本でライセンス生産されました。
イタリアではアルファロメオが製造。RA1000RC41型としてマッキMC202フォルゴーレに搭載されました。
日本では陸軍が川崎が製造。ハ40型として川崎キ61三式戦飛燕に搭載されました。海軍では愛知航空機が製造。アツタ21型として彗星に搭載されました。
製造は困難で当時の日本の技術では精度が低く本来の性能がだせなかったようです。

川崎は二輪のNINJAでも有名な川崎重工
愛知航空機も戦後、愛知機械工業として軽自動車コニーを製造していました
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

詳しいご説明でとてもよく分かりました。
確かに、BMWのエンジンは高度になると劣るというのは何かで読んだ覚えがあります。いずれにしてもエンジン+機体をトータルしたもので総合的に評価するという訳ですね。

あと、DBのエンジンがイタリアや日本でライセンス生産されていたのには驚きです。しかも飛燕に!同盟国ならではですね。
そういえば、ドイツの潜水艦Uボートも確か旧日本海軍のイ号として一時使われていたような?ことも何かで読んだ記憶があります。(ひょっとしたら違うかも・・・)

お礼日時:2007/12/25 13:26

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