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高村外務大臣のスピーチ(英訳版)で下記の文章がありました。

“it is necessary for Japan to participate more proactively in the UN Peacekeeping Operations in which we are able under our current domestic legal framework.”
(URL:http://www.mofa.go.jp/policy/un/pko/symposium080 …

この文章の「in which」の関係代名詞は前置詞の目的語となる場合だと思うのですが、前のinと重複しているような気がして何かしっくりきません。

この文章は文法的には正しいのでしょうか?

あいまいな質問で申し訳ありませんが、ご指導いただけたら助かります。よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

in は重複ではないです。

ただし in .. in という構造をブサイクとするひともいます。
are able (to do so) と言う感じ。
文法も問題ないと思います。
「日本は NUPO にもっと積極的参加する必要があり、現在の国内法体系でもそれは出来る。」
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この回答へのお礼

seegrammarさま

早速のご返答ありがとうございました。
文法的にはOKということですね。
あとは文体の問題というところでしょうか。それは日本語でも同じですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/23 16:02

>この文章は文法的には正しいのでしょうか?



○ どうなのでしょうか。官僚的が作った英作文という独特のにおいがします。

○ その理由は、「in」を関係代名詞の前に置いた形はかなり形式ばった言い方だからです。

○ 「in which」の「in」はもちろん、単に場所を表す前置詞ではありません。「participate in」という、いわゆる「句動詞」の一部として機能しているという語です。

○ そして、「句動詞」はひとつの成句として考えることが基本ですので、切り離して「in」だけを関係代名詞の前に移動させることは少ないのではないかと思います。もしあったとしてもかなり古風な形式ばった表現になってしまいます。

 (1) That's the girl he is running 【after】.(○)
 (2) That's the girl 【after】 whom he is running after.(×)

○ お尋ねの英文は、おそらく次のような英文がもとにあったと考えられます。

 (3) it is necessary for Japan to participate more proactively in the UN Peacekeeping Operations 【which we are able to participate in】 under our current domestic legal framework.

○ もちろん「同じ語(句)の繰り返し」は避けられますので、「participate in」を除くことになります。その場合、省略された語(句)の意味を表すためには通常「to」を最後に残します。

 (4) You can dance if you want to (dance).

○ したがって(3)の英文は次のようにした方が良いのではないでしょうか。

 (5) it is necessary for Japan to participate more proactively in the UN Peacekeeping Operations 【which we are able to】under our current domestic legal framework.

※ かつて英国の首相であったチャーチルが、文末に前置詞を置いた英文を某官僚(または議員)に指摘されたときに、わざと「That is the kind of remark up with which I will not put.」と言って皮肉ったという有名な(?)な話がありますね。(伝聞なので一部が違って伝わっているかもしれません。)どこの国も官僚(または議員)の形式主義によって蝕まれているのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

googoo1956様,

大変ご丁寧な解説をありがとうございました。
だいぶ頭の中がクリアになりました。

日本人が書いた、そしてまた官僚的な文章ということですね。
日本語でも美しい文章を書く能力に個人差があるように、英語も同じだと実感いたしました。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/04/24 15:09

言ってみれば,関係詞を用いるということは2文が1文にまとまったようなものです。


最初に習うときも,2文を1文にするという形だと思います。

そして,共通して登場するのが先行詞となる名詞です。

たとえば the house という名詞として,
This is the house.
He lives in the house.
であれば
This is the house in which he lives.
となります。
(This is the house he lives in. が自然ですが,説明上,このかたい形にしておきます)

このように,the house という名詞に in がついたり,つかなかったりするわけですが,
He lives in the house.
His grandfather lived in the house.
のように,ともに in がついていてもいいわけです。

これを1文にすると,
He lives in the house in which his grandfather lived.
となります。
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この回答へのお礼

wind-sky-wind様,

わかりやすい例でお答えいただきありがとうございました。
今回のような多少長めの文章は、細かく分けて基本に戻れば理解しやすいですね。

お時間をとっていただき感謝いたします。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/04/24 15:13

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