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先生方にお尋ねします。

がん保険請求の条件として、
『ガンの診断確定が「病理組織学的所見(生検含む)」により、なされること』とあります。
 
★この場合の、「病理組織学的所見(生検含む)」とは、
  具体的にどのような検査ですか?
 
★何のガンの時(種類、部位)に行われるのですか?
 
★「上皮内ガン」の時も、「病理組織学的所見(生検含む)」の
  検査が行われるのですか?
  部位によって異なるのでしょうか?
   (その場合、どの部位に病理組織検査がなされますか?)


素人ゆえ、質問自体、上手に出来ずに申し訳ありません。
ガンの診断確定の方法の現状が知りたくご質問させていただきました。 (夫のがん保険加入に際し、疑問が生じたため)

何卒よろしくお願い申し上げます。
 

A 回答 (3件)

★この場合の、「病理組織学的所見(生検含む)」とは、具体的にどのような検査ですか?


病理組織検査は太めの針や鉗子と呼ばれる道具で、がんがある部分の細胞の塊(組織)をとってくることです。これを生検とよび、バイオプシーとも呼ばれます。とってきた組織を顕微鏡標本にして、顕微鏡でその組織がどのようなものかを検査するのが病理検査で、そのときの所見や診断が病理組織学的所見であり、病理組織診断となります。
細胞を少しだけ採取する細胞診と呼ばれる似たものもありますが、これとは区別されます。
 
★何のガンの時(種類、部位)に行われるのですか?
あらゆるがんです。全てのがんはその組織診断か、細胞診で診断されて初めて確定診断となります。

★「上皮内ガン」の時も、「病理組織学的所見(生検含む)」の検査が行われるのですか?部位によって異なるのでしょうか?(その場合、どの部位に病理組織検査がなされますか?)
上皮内がんだと、主としてその組織診断で確定されます。

なかなか難しいですね、どのくらいの基礎知識があるのか分からないので。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
素人の私に、とてもわかりやすく書いて頂き、本当に感謝です。

実は、以下のがん保険への加入に際し迷っており、ご質問した次第です。
 (1)「給付金は1回だけ給付。先進医療も保障されるアフラック」
 (2)「再発・転移(治癒・かん解から2年経過後)の際も、
   何度でも給付(上皮内ガン含む)されるが、
   先進医療は対象外の東京海上あんしん生命」

・・・と申しますのは、
確定診断の条件は、両社とも
「病理組織学的所見(生検含む)によってなされることを要します。
 ただしそれが得られない場合には、その他の所見による診断確定を
 認めることがあります」 とあります。

私たちとしては、(2)の「上皮内ガンも含め、何度でも給付」は魅力ですが、
もし、現状として、上皮内ガンは、細胞診、CT、マンモ、エコーなどで診断確定され、病理組織学的検査(生検含む)が行われないとしたら、
病院で上皮内ガンと診断確定されても給付金は出ない・・・
ということになるのが気になっていました。

★病理組織学的検査(生検含む)が行われず、診断確定される部位や
 ガンってありますか?
★(生検含む)とありますが、この「生検」とはどんな検査ですか?
★国が認めた先進医療(重粒子、放射線等)が、
 ガン治療に適用されることは多いのでしょうか?

医療現場での「上皮内ガンの確定診断の方法」すらイメージできないまま、保険を選ぶことは出来ず、ずっと悩んでおりました。

恐れ入りますが、もう少しだけお知恵お貸しください。
よろしくお願いします。

補足日時:2008/06/28 09:42
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>「保険外ゆえ費用が高いから一部の患者に使う程度」なのか、「患者にお金があっても、対象となる症例が少ないから一部にしか使わない」のか、またはその他の理由なのか、、、現実的にどんな感じなのでしょう?



保険外ですから、確かにお金に余裕がないとできないでしょう。
研究的な治療なので、対象を絞って(効果が期待できそうな人のみ)に行われることも影響するでしょう。これが一番大きいと思います。
研究的治療を「モルモットになるのはいやだ」と拒むこともあると思います。
学閥的な影響も少なからずあるでしょう。
ざっと思いつくのはこんなところです。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございました。
数度のご回答の中で、言葉の意味を教えて頂いたり、
わかりやすくお書き頂いたことで
以前よりもしっくりと理解出来るようになりました。
本当に感謝です。
この度は本当にありがとうございました。
また何かありましたら、ぜひお願いいたします。

お礼日時:2008/07/01 17:33

★病理組織学的検査(生検含む)が行われず、診断確定される部位やガンってありますか?


「確定」診断はあくまで組織検査がなされたものを言います。臨床診断で治療を行うものは、末期癌などでは多いでしょうね。手術不能な膵臓癌は臨床診断で治療がなされることになるでしょう。また肝臓癌も臨床診断で治療を行うことが多いかもしれません。一般的な手術可能ながんは病理診断がなされることがほとんど全てといっていいと思います。

★(生検含む)とありますが、この「生検」とはどんな検査ですか?
前回の一番目の回答に書いたとおりです。参照して下さい。

★国が認めた先進医療(重粒子、放射線等)が、ガン治療に適用されることは多いのでしょうか?
一部の患者に使う程度だと思います。まだまだ標準的治療ではないと思います。

この回答への補足

本当に丁寧な回答をありがとうございます。
もう一つだけ質問させてください。

以下のご回答を頂きましたが、
 ★国が認めた先進医療(重粒子、放射線等)が、
  ガン治療に適用されることは多いのでしょうか?
 「一部の患者に使う程度だと思います。
  まだまだ標準的治療ではないと思います。」

これは、
「保険外ゆえ費用が高いから一部の患者に使う程度」なのか、
「患者にお金があっても、対象となる症例が少ないから一部にしか使わない」のか、
またはその他の理由なのか、、、
現実的にどんな感じなのでしょう?

国が特定した「先進医療」も保障してくれる保険が必要かどうか、
蓄えが必要かどうか、、、
もちろん完璧な備えは無理かもしれませんが、
いづれにせよ、きちんと現状をふまえて考えたいので、
よろしくお願いいたします。

補足日時:2008/06/29 14:53
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