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英語の書籍で、言いよどみながら会話をつづけていく典型として
次のようなおもしろい会話例があります。
すこし、長いですが、そのまま引用させていただきます。
---------------------------------------------------
A.もし動物だとしたら何になりたい。子猫か何か?

B. Oh, probably ... no, a large cat, something like a panther.
Running free, roaming the deserts ...
(うーん、たぶん、そうではないね。大きな猫かな、パンサーのような、
自由に走りまわって、砂漠をさまようような)

A. And eating small animals -- rabbits and stuff.
 (それで、小さな動物を食べるんでしょう。うさぎみたいな)

B. Well, you got to eat, you know ... which is funny,
being a vegetarian in this human body,
I would choose, yeah, but um, yeah, a big animal.
 (そうだね、結局食べなくちゃね。でも、考えてみるとおもしろいね。
この人間の身体は菜食主義者なんだけど、
選ぶとなったら、そうなんだ、うん、そう大きい動物なんだからね)
--------------------------------------------------------

ここで、xxxingのかたちとして、次の4つが出てきています
 (1)Running free
 (2)roaming the deserts
 (3)eating small animals
 (4)being a vegetarian

これは、最初は動名詞と思っていたのですが、
訳文と照らすとどうもニュアンスが違うようで気になりはじめています。

(I want to be)Running freeとか、
もしくは(I would be)Runningという感じの省略なのでしょうか?

それとも、Running free(, if I can)とか、
もしくはRunning free(, if I could)という感じの省略なのでしょうか?

それとも、会話体独特のお決まり的な表現なのでしょうか?

文法的にどういう仕組みなのかご教示いただきたく、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは。

3/24のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。

ご質問1:
<(I want to be)Running freeとか、もしくは(I would be)Runningという感じの省略なのでしょうか?>

いいえ、違います。


ご質問2:
<Running free(, if I can)とか、もしくはRunning free(, if I could)という感じの省略なのでしょうか?>

でもありません。


ご質問3:
<それとも、会話体独特のお決まり的な表現なのでしょうか?>

というわけでもありません。(たて続けに否定ばかりしてすみません)

1.このrunningは現在分詞になります。

2.形容詞的用法の後置修飾として、前の名詞a panther.を修飾しているのです。

3.Runningの前に、関係代名詞のwhich isが省略されたと考えるとわかり易いでしょう。
例:
~a large cat, something like a panther (which is) running free, roaming the deserts ...
(直訳)「自由に走りまわって、砂漠をさまようパンサー、のような大きな猫~」

4.このrunningは進行の意味ではなく、形容詞にかかる現在分詞としての~ingになります。従ってwhichの中の動詞は正確には現在形になります。
例:
a panther (which) runs free, roams the deserts
「自由に走りまわって、砂漠をさまようパンサー~」


ご質問4:
<roaming the deserts>

これも上記と同様です。


ご質問5:
<eating small animals>

上記と同様、a pantherにかかる現在分詞として使われています。

1.やや、修飾する名詞と離れていますが、話題がpantherということで、それに対する形容が
(1)Running free
(2)roaming the deserts
(3)eating small animals
と現在分詞で続いています。


ご質問6:
<being a vegetarian>

これは分詞構文となる現在分詞です。

1.この部分は、次を一文として整理して捉えると雰囲気がつかめ易くなると思います。
例:
Being a vegetarian in this human body, I would choose a big animal.

2.ここでの分詞構文は、「譲歩」を表す用法として使われています。上の分詞構文を節に書き換えると以下のようになります。

Being a vegetarian in this human body, I would choose a big animal.
=Though I am a vegetarian in this human body, I would choose a big animal.
(直訳)「この人間の身体を持つ身としては僕は菜食主義者なんだけど、選ぶとなったら、大きい動物なんだからね」

3.この用法が上の3つの用法と違う、つまり「pantherの修飾語になる現在分詞ではない」とすぐに判断できる理由は、

a panther≠being a vegetarian
「パンサーは菜食主義者でない」
からです。

4.vegetarian in this human bodyから、この主語が人間で、Beingで始まっていることから、主語はその後にある主文の主語「I」であることが推察されます。

5.こうしたヒントが、これを分詞構文となる現在分詞と判断する材料になります。


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

いつも明快なご回答ありがとうございます。
かれこれ数日間、頭を悩ませていました。
後置修飾での分詞とご説明をいただくと、
あ、なるほど! とすんなり腑に落ちます。
もし『Something like a panther running free』と書かれていれば
普通にわかったと思いますが
『something like a panther. Running free,』と
pantherの後のピリオドで文が終わっているため、
会話としてのの流れをつかみ損ねてしまっていました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/06 22:21

 こんにちは!



 (1) Running free
 (2) roaming the deserts
 (3) eating small animals
 (4) being a vegetarian

 どれも動名詞ではないですね。(1) ~ (3) は、いずれも panther に対しその叙述を続けていっているものです。which runs free, roams the deserts, and eats small animals... という感じですね。

 日本語の場合、掛け合いで続けていくときどのようにするでしょうか?

 A:どっちかに生まれ変わらなければならないとしたら、犬と猫のどっちにする?
 B:猫。猫に生まれて優しい飼い主を見つけて、ニャ~ってないて、鯛のお刺し身食べて...
 A:またニャ~ってないて、頭さすってもらって...
 B:寝るときはフカフカの布団で、昼まで寝て...
 A:運動不足でメタボになって...
 B:余命3ヶ月になって...
 A:ついに売られて三味線の皮になって...
 B:♪昨日抱かれて今日捨てられて...
 A:♪明日は芸妓に膝枕...

 こうした連用接続で、連綿と続きますね。英語でこの機能を求めるとしたら分詞をおいてないでしょう。

 A:Developing metabolic syndrome...
 B:Being sentenced by the vet to "only three months left"...
 A:Being sold to be made into the skin of the shamisen...

 みたいに...

 なお、(4)は通常分詞構文と呼ばれるもので、

Though I am a vegetarian in this human body, I would choose, yeah, but um, yeah, a big animal. と書き換えられるものですね。

 以上、ご参考になれば幸いです!
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
分詞で説明を連綿とつづけていくということ、
実感としてよくわかりました。

お礼日時:2008/07/06 22:18

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