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あまりに無知な質問ですが、アメリカ人に聞かれました。「日本の公立小中学校の予算は、どこから、どのようにきているのか?アメリカでは地域がリッチなら予算は潤沢だが、そうでない地域は悲惨だ。」と聞かれました。
「はて?日本ではどうなんだろう?」そこにいた誰もが答えることができませんでした。日本では、どのようにどこから予算がきているのでしょうか?また、どこも平等なのでしょうか?

A 回答 (3件)

国から出ている部分と、


都道府県から出ている部分、
市町村から出ている部分があります。

国規準の人件費は、国と都道府県が負担。
教科用図書は、国負担。
主な施設設備と消耗品は、市町村が負担。
教科用図書(教科書)以外の個人もち教材は、保護者負担。

さて、地域差ですが、あります。
市町村で、裕福な市とそうでない市が隣り合っていると、よく分かります。
ただ、悲惨と言うほどの差が子どもにあるかどうかは難しいです。
教員が自腹を切って出ししちゃうことがあるからです。
一方の市では、子どもが活動に使うマジックペンも教師の私物だったりするのに対し、
もう一方の市では、クラスに何箱も買える。

ある市では、全教室冷暖房が入っているが、
隣の市では、扇風機が1台だけ。

給食も、給食費は材料費であり、人件費や光熱費は税金ですから、
自校でできる地域は、センターで作る地域より裕福なのでしょう。
(制度が導入された時点において)

県によって、市によって、人員配置の定員も違います。
国規準より人員配置が多いところは、
独自の予算を組んでいると言うことです。

以上大まかですが。
余談ですが、
近年、財政状態が良くないので減ってはいますが、
小学校の場合、一年間で一人あたり、おおよそ100万円前後、
税金でまかなわれています。
PTAの会費は、一人当たりというより、一家庭あたりで、
年間2~3000円でしょうか。
もっと言うなら、PTAは、任意の団体であり、
無い学校もあるし、PTAの会費によって、差が出ることはないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
分りやすく説明していただき、ありがとうございました。
英語にして教えてあげたいと思います。

お礼日時:2008/10/03 06:17

日本では、地域がリッチかどうかによる「税金」の投入の仕方は大差ないはずです。



ただし、PTA総会で配られる会計報告を見ればわかりますが、公立小中学校というものは、PTA会費でまかなっている部分がかなりあります。とりわけ、行事にはかなりの金額が使われていて、これによって、例えば同じ区内でも、A中学校とB中学校とでは旅行の行き先や回数が大きく異なったりしますし、もちろん、C中学校では球技大会で何もオマケが付かないが、D中学校ではPTAからジュースがふるまわれる、といったこともあります。

こうしたことは、保護者にPTA会費を払うだけの余裕があるかどうかもさることながら、その会費の使い道を決めるに当たっての保護者のやる気にかかっている面があります。ちなみに、アメリカの公立校は日本の公立校に比べて、習わしとして、こうした行事そのものが大幅に少ないので、比べにくいとは思います。

もしかしたら、アメリカの学校についてそのお知り合いがおっしゃっているのは教材についてではないかと思います。アメリカの場合は、日本ほど教科書の内容がきちんと決まっていないので、予算のある学校では新しい良書をたくさん買って国語の授業で読めるが、予算が少ないところでは、擦り切れた古本しか使えない、といったことが起こり得ます。

反面、日本では、出版社こそ種類はあれども、小中学校の各学年で必ず使う新品の教科書というものが決まっていて、それらは必ず無料で提供することになっているので、地域によって教科書の質の差が大幅に出るということがありません。

アメリカで予算が潤沢でない地域が、どのように「悲惨」だとその人が言っているのか、具体的にわかると、よりよい回答ができると思うのですが。

この回答への補足

悲惨という言葉だったか、確かではありませんが、「他のALTの出身地と比べると自分が住んでいた州は、教育費が少なく教育環境は良くなかった」と言いました。が具体的には聞きませんでした。
しかし、他にも何人かのALTに会いましたが、「シアトルに住んでいてラッキーだった。近くに大企業が多いから教育資金は多かった。」とか他の人は、「両親は、子供にいい教育環境を与えるためにシアトルからイサクア(イチローが住んでいる所。)に引越したんだ。」とか言っていました。
そのときは、何を言っているのかわかりませんでしたが、今はとても狭い範囲でも全く違うんだということがわかりました。
多分、建物、備品、教職員の質、教科書すべてにおいて差があるのだと思います。

そういえば、何年か前に近くの小さな村の村長さんが、「村の100年後は教育にかかってる。」とりっぱな中学校を自慢していたのを思い出しました。でもそれだと、”税金」の投入の仕方は大差ないはずです。”と矛盾しませんか?

補足日時:2008/10/02 23:03
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日本でもその担当する地域(市町村)の行政によって違いがあります。


豊かな行政であっても、学校行政に重きを置かなければ手を抜かれ、厳しい財政の中でも児童を優先している行政も有ります。
日本国家としての基準や補助も有りますが、地域差が有ることは確かですね。
最近の耐震化に置いても、速やかに立て替えることが出来た所と、補強工事で済ませた所。ひどいところになれば未だに手も付けられていない地域もあります。
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