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真空管アンプ「dbx 376」に「RODE NTK」を組み合わせて、自宅のヤマハの防音ボックス内で、MTRにボーカルを録音して自主制作CDを作っています。声の音域としてはバリトンで、CDの内容は昭和の歌謡曲のバラードをアレンジしなおしたものです。

しかし、機材に関して全く素人なので、「dbx 376」の説明書が理解できないところがあり、セッティングできないつまみがあります。以下の点について教えていただけないでしょか。

まず、エコライザー関係のつまみは、1、ローコントロール 2、ミッドコントロール 3、ミッドスイープ 4、ハイコントロール それぞれどのようにするとよいでしょうか。

また、5、DITHERスイッチ 6、SHAPEスイッチ はどうすべきでしょうか。

以上6点です。もしできましたら、それぞれどういう機能のものなのかも少し教えていただければ幸いです。 

A 回答 (4件)

No.1です。



なるほど、体調的な御事情がお有りなら、これは致し方ありませんね。
そのような御事情で努力されているとなると、何か良い知恵を出したいところですが…

ただ、これも余分な話ですが、スタジオまで出掛けて録音する…という点については支障がないのであれば、時間的な面とそれに伴う金銭的な面は別とすれば、「何度も録り直しする」ということ自体はごく当たり前のことなので、エンジニアに対して「申し訳ない」的な感情は御無用です。
とはいえ、出掛けて行って長時間何度もテイク録りするのは、確かに精神的にも体力的にもキツイことはキツイですし、時間が嵩むと費用にもはね返りますから…まぁあまり無理はできませんですが。

ということで…といっても、やはり元声が聞けないと、大した知恵も出せないのですが…

とりあえず、NTK→VF80の直録りは、一度やってみましょう。
再生時も、VF80のEQ等は使わず、「自分の素の声を再確認」というのは、やっておいて損はないです。
この時点で、「素声のマズいところ」…滑舌とか発音とか歌い回し等々…は確認できると思いますので、自分の素声を修整すべき点は修正…というのは大事です。また、この素声確認は、なまじマイクプリなど噛まさない方がむしろわかりやすいです。

で、自分ができる発声修正は、なんとか「こんなもんだ」と納得するところまで落ち着いたら、録音声質について推敲するわけですが、ここは最初は私の前投稿のように、VF80の再生音にEQをかけてみて(まずはプリセットを試す形でOK)、「どの周波数帯あたりを上げ下げすると、自分の気に入った声質に近付くか」は、ちょいと試してみましょう。
この時には、「自分の気に入るプリセット」がどれかを調べるのも大事ですが、同じく「これは全然ダメだ」というプリセットがどれか…ということも、同じように確認していくことが大事です。

というのは、「自分のお気に入り設定」では、「自分の足りない音域」がよくわかるのですが、逆に「ダメな設定」の場合は、その設定では「自分の強すぎる音域が余計に強調されてダメになっている」ということがわかるわけです。これも予備データとして大事です。

ここまでがわかったら(周波数帯とかゲインはメモしておきましょう)、VF80はフラットにして、いよいよdbxの出番です。

dbxのEQをいじるにあたっては、最初はもちろんフラットで録音してみるわけですが、あたりまえですがNTK→VF80直の時よりも音質は変わるはず。まずこの時に、この変化がマイク直音にEQプリセットを掛けて再生した時の「お気に入り側」に近い音になるか、「ダメ設定側」に近い音になるか…また、お気に入りにしてもダメ設定にしても、どのプリセットに寄った音質になるかをよくよく確認です。

で、どっちかというとダメ設定側に寄った方が、実はdbxの操作はし易い。
どちらかというと、「ダメ設定」の時にゲインが上がっていた帯域を狙って、MIDコントロールの周波数を合わせ、2~6目盛りくらいゲインを下げてやると、「スッキリする」方向で調整しやすいはずです。

また、特にダメ設定に寄った感じはしないけど、一味足りない…という感じなら、「お気に入り設定」でゲインを上げていた帯域を狙って、MIDコントロールを2~4目盛りくらい上げてみましょう。

VF80のEQプリセットテストで、「お気に入り」なり「ダメ」なりが明確にわかった場合は、この方法で概ねの調整どころは掴めると思います。

そして、MIDコントロールで400Hz以下の低域を上げる方向でセットして、低域の量感過多に気味になったらLOWを2~3目盛り下げる。逆に同帯域を下げる方向でセットして低域過少気味感じたらLOWを2~3目盛り上げる。
同じように、MIDコントロールで4KHz以上を上げる方向で高域のシャリ感が耳障りならHIGHを2~4目盛り下げる。4KHz以上を下げる方向で空気感がスポイルされたら、HIGHを2~4目盛り下げる。
…という感じで、まとめていきます。

なかなか一発では決まらないでしょうが、そういう感じで何回か調整を繰り返せば、だんだんと自分の声の癖と調整の勘どころがわかってくると思います。

また、もしまよいが出たら、一度dbxもVF80もフラットにして、今一度録音し直してみる(フルコーラスでなくても、どうもよくわからん…という部分だけでも良い)ということも大事です。「迷ったら、素の音をもう一度再確認」というのが、EQを触る時のコツでもあります。

頑張って下さい。
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この回答へのお礼

丁寧に解説していただき誠にありがとうございます。

昨日は、長時間病院での検査・診察があり、疲れてこちらをチェックせずに寝てしまいお礼が遅れました。申し訳ありません。

おかげさまで具体的な操作の仕方もかなり理解出来てきたようです。ここからは自分で試してみる段階かと思いますので、いったん区切りとさせていただこうと思います。また、分からないことなど出てきましたら、質問を投稿させていただくかも知れません。もしそのようなときには、お時間がありましたらよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/11 11:40

No.1です。


ご質問内容が、質問文こそ短いながら、内容的には初心者には相当深いものなので、当方の説明力不足も相まってごちゃごちゃしてしまいました。
その点は申し訳ないです。

それと、これは私が無知でしたが、VF80は録音時は確かに原音しか入れられないようですね。これについては、ちょっとしたテクニックもあるのですが、そこは後述させていただくとして…

ただ、またまた質問文の趣旨から話をずらせて申し訳ないところですが、
>ボーカルパートを吹き込んだあと、ミックスはプロの方に頼もうかと思っています。
ということであれば、練習的な録音は今の体制でやっていくとしても、いよいよの録音は、プロのアテがあるなら是非ともプロにやって貰うことをお薦めしたい所です。
ミックスをプロに任せるということなら、音質を考えれば録音込みでも費用面でもそうそうは嵩まないだろうと思うのですが、どうでしょうね?

というのは、プロ技術者居てるレコーディングスタジオであれば、かなり場末のスタジオでも、今の質問者の方の機材体制よりは、マイクもプリアンプも含めて(まぁプリアンプはdbx376ならプロも使ってますが)もっと良い物が使えますし、スタジオの音響特性も良いし(ヤマハの防音ボックスは、プロスタジオに比べればオモチャです)、機材調整自体はプロがこっち側の希望に合わせてやってくれるし、何よりVF80よりも遙かに高音質な「プロのミックスダウン仕様」のデータ録りしてくれますから。

本音を言えば、VF80クラスで録った録音データでは、プロクォリティのミックスダウンには使い物にならないです(といっても、プロは一応はなんとかしてくれますけどね)。
ここは余談ですが、dbx376のAES/EBU出力用の「Dither」「Shape」「Sample Rate」「Word Length」は、プロ仕様レコーディングシステムに高音質デジタルデータを送り込むためにこその機構です。特に「Sample Rate」と「Word Length」では、CD音質(であり、VF80のデータフォーマットでもある)の16bit44.1KHzより遙かに高い24bit96KHzまでの選択が出来るようになってますでしょ。本来は、これくらいの高ピット高分解能の録音データを録って、それをミックスダウンした後にCD用に変換する…というやり方でもって、初めて音質の維持ができます。
VF80では、S/Pdifを使っても使わなくても、どっちにしても16bit44.1KHzの「最低仕様」のデータ録りしかできないわけですが(S/Pdifも民生仕様なので16bit44.1KHz)、このレベルではミックスダウン時の音質劣化もバカになりません。
ところが、プロのレコーディングスタジオなら、dbx376の本来性能と同等な録音ができ、そのままミックスダウンして貰えるのですから、VF80で苦労して作ったデータなど消し飛ぶほどの音質で簡単に録音できます。

まぁ、このあたりも何かご事情があるのかもしれませんが、VF80で苦労して高音質を確保していくのが馬鹿馬鹿しくなるくらいの簡便さで、高音質音源が録れるのですから、録音もプロスタジオ…というのは、検討には十二分に値すると思うのですけどね。

それはさておき、とにかく現状で何とか…という点については、

まぁとりあえず、NTK→VF80の直での録音も、試してみていただくと。
VF80で録音しましたら、再生時にはEQライブラリを使って試聴できるはずなので、まぁライブラリのNo.16~19、30~34あたりを一通り試し、一番「ピンと来る」ライブラリをさらに自分なりに微調整してみる。
そして、「ここらが気に入った(まだ不満はあるけど)」という音が出来たら、EQの周波数とゲインの値をメモして、今度はNTK→dbx376→VF80の接続で、メモと近い位置にMIDコントロールを設定して歌ってみ、微調整していく…という方法がとれます。

とてつもなく小難しそうに感じられるかもしれませんが、アマチュアでもまともにボーカル録りを目指す人間なら、誰でも当然の手順として(EQを録音時に設定できる機材を持っていても、手間的にはさほどの差はない)やっていることであり、また、操作自体は感覚的な操作ですから、何度か繰り返せばカンは掴めます。というか、dbx376クラスを使うなら、この程度のカンは養わないと到底扱えないので、これが面倒と感じるならdbx376なんか、むしろ使う方が録音への悪影響が大きいのです。

失礼ながら、質問者の方は、この手の機材をカンで扱えるレベルまで使い込んでいない…というか、自分のカンをどう扱うかという操作体系に対して、「こうすればよいという設定を教えてくれ」と、真っ向から違うアプローチを考えておられるな…と、お見受けしたので、『それはそもそも考え方が間違ってますよ』という点で「初心者には手強いですよ」と言ったという次第です。

確かに、ボーカル録りの場合はテスト録音はほぼフラットにして行って、声の特性を探る…というのは、素人録音では当然やるべき手順ですから、まずは総フラットから録音するのはOKです。
でも、「EQをどう扱うか」という観点では、録音時に「掛け取り」できるか否かにかかわらず、録音結果再生時にEQ使って再生しても効果の確認はいとも簡単にできること。そこから煮詰めていく作業は、機材の種類や性能にかかわらず、「苦労の度合いは同じ」です。要は「録っては確認、また録り直し」を延々と繰り返すことが必要な点では、何も変わりはないですね。

ということで、まずはできるところからお試し下さい。

ただ…本録音は、プロに録って貰うに越したことはないので、それこそ質問者の方の「貴重なメモリアル録音盤」ともなる作品なら、プロを使うことも念頭に置くことはお薦めしたいですけどね。
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございます。

実は病気のためあまり動き回れない・血圧が上がるのがよくない・・・などという事情があることと、こちらのほうが大切だと思いますが^^;
、私の実力が足りないので何度も録り直しをする必要があり、申し訳なくてとてもプロのスタジオで録音していられないう事があるのです。

まずは、dbx376からの直接接続と、エコライザーすべてフラットから試してみます。

いろいろとありがとうございました。

お礼日時:2009/03/09 09:53

No.1です。


いろいろとご事情があるようですが、実際のところ、
チューブ式コンデンサマイク+チューブプリアンプ+VF80クラスのMTR
の組み合わせは、素人にはかなり調整はやっかいです。

また、dbx376→VF80をあえてS/Pdifで接続されているのは、「その方が音質が良いに違いない」というお考えなのかな?と推察するところですが、VF80のS/Pdif入力は、設計構想的にはS/Pdif出力のある外部のMDやDATデッキ等との接続を想定した「ステレオ録/再機器間デジタルインターフェース」であって、デジタル出力プリアンプ等用の入力端子というわけではありません。

まぁ、もちろんdbx376のS/Pdif出力から録音することはできるわけですから、今の質問者の方の使い方が「間違ってる」と言いたいわけではないのですが、dbx376側からしても、S/Pdif出力は「録音用主出力」というよりは「モニター用補助出力」に近い位置づけなので、主録音出力端子として使われることは、やや想定外だと思います。
本来は、従来のアナログ信号伝達に取って代わるデジタル信号はAES/EBUで、dbx376のデジタル出力をフル活用するためには、録音機器側もAES/EBUでないといかんのだ…って面はあるんです。
よって、dbx376側のデジタルでの主録音出力は、AES/EBU出力であり、実は「Dither」「Shape」「Sample Rate」そして「Word Length」は、本来はすべてAES/EBU出力を、同じくAES/EBU入力を持つ録音機器との間で、いわば「デジタル信号の最適化」を図るためのスイッチです。

まぁ、これらのスイッチ設定のうち一部(DitherとShape)は、S/Pdifにも若干は反映されますが、AES/EBU接続と比べれば、そんなに大きな影響があるわけではありません。

ついでに…Ditherは、アナログ信号をデジタル化する時に、どうしてもごく微細な所で発生する「デジタル信号が波形に追随できない乱れ」について、「その乱れをどのように補正してまとめるか」の手法の選択だと思っていただいて、まぁイメージ的にはよろしいかと。
AES/EBUでは、この手法によって、例えて言えばある種の「補正信号」的な信号が録音機器側に送信されるので、録音機器側との整合を考える必要があったりするのですが、S/Pdifでは多少の音質感の違いが「出るかな?出ないかな?」というレベルの話ですので、SNR2、TPDF、OFFとそれぞれ切り換えて試し、一番音質感の良い物にする…程度の使い方しか無いです。

また、Shapeは私もちょっとうろ覚えなところがあるんで、少し自信ないんですが…本来的にはデジタル化する時に信号に乗ってくる高周波ノイズを低減するためにフィルターを通す、そのフィルターの効き方の調整だったと思うのですが、dbx376では、そのフィルター調整部分を積極的に活用して、Shape1ではマイルド感のあるフィルター、Shape2ではやや攻撃的?な高域の感じにするフィルター…の2種のフィルターを選択できるようにしてある…と解しています。
これも、S/Pdifでは、Shape1、Shape2、OFFを切り換えて、お好みの音の物にすればよい…って程度の調整しかないですけどね。

それでまぁ、話が大きく戻るのですが、私でしたらdbx376はアナログバランス出力(XLR出力)を使ってVF80に繋ぎます。
dbx376とVF80をS/Pdifで繋ぐのは、機材間のケーブルに乗るアナログノイズの低減くらいしか効果はないので、そんなに長くない品質の良いバランスケーブルを使えば、その部分のノイズはほとんど気にならなくて済むのと、S/PdifではVF80の豊富なチャンネル音質調整機構が使えないので、そっちの方が勿体ない…と考える方だからです(これは、私の趣味的な部分も多分に含んでの話ですが)
ちょっと辛口ですが、質問者の方におかれては、「dbx376できちんとした音を作れれば、VF80はその音を流し込んで記録できるだけで良い」とお考えかもしれませんが、それも一つの考え方ではあるものの、そういう用途であればAES/EBU入力のある録音機器を使わないと、dbx376としても宝の持ち腐れ…な部分もあります。

そういう面も含め、これは私の個人的な評価ではありますが、VF80に対してdbx376というのは、正直なところ機器の組み合わせとしてはdbx376がオーバースペックです。VF80では、dbx376の機能性能を十分に受け止めるだけの性能がありません。
と、そんなこと言っても仕方ないし、ある物は使い倒したいのは私も同じなのですが、でも、私ならとりあえずはRODE NTKを直接VF80に繋いだ録音をしてみて、もちろんVF80のイコライザプリセット等もいろいろ試して、「一番気に入った音質」と、その音質の時点での「まだある声の不満」を一通り洗い出す。
そして、NTKとVF80の間にdbx376を噛ませ、まずはVF80側は設定をEQ等の設定を解除した「フラット」な状態で録音してみて、しかる後に「dbx376を調整して、まずはNTKを直で繋いだ時(で、最も気に入った音)と「ほぼ同等の音」を再現してみる…ということをお薦めしますね。
この再現の試行…の段階で、ご自分の声質について、どのパラメータをどうすればどう変化するか…ということも、かなりわかってくるはずです。
再三ですが「ここをこうすれば、結果必ずこうなる」なんていう便利な調整項目は、dbx376にはありませんし、パラメータの「傾向」も、私が前投稿で書いた域は出ません。
「バリトン」と言われても、私のようなクラシック系ド素人耳でバリトン歌手を聞き比べると「みんな同じ声」に聞こえることすらあるんですが、実際にマイクの前で歌って貰うと、人によって調整して音質が変わる場所は全く違います。こればかりは、実際に声をマイクに通した結果が目前にあって聞けないと、どうにもこうにも打つ手がないので、単に「バリトンです」だけでは、「とりあえずの例としてのセッティング」すら出しようがありません。

まぁ強いて言えば、「軽めにしっとりと」であれば、中低域が十分響く声の持ち主なら、MIDコントロールで200Hzあたりをやや下げ気味にして重みを軽減するか、4KHz以上を少し上げ気味にして軽い空気感を演出するか…また、「しっとりと」なら1KHzよりやや下を少し上げ気味にして中域の渋さを強調するか…なんてことは、私ならとりあえず頭に浮かびますが、この「○○Hzあたり(やや上、やや下)」のポイントを見つけるのが難しいし、こればかりは実音が聞けないことにはどうしようもないです。

むしろ、「バリトンで軽めにしっとりと」なら、それこそ私だったら、マイクがNTKだったらマイクプリアンプは使いませんね。チューブマイクプリでは、私が調整したらどうしてもねちっこい音になるので、本末転倒…ということで、私ならNTK→VF80直に徹底的にこだわると思います。

それと、dbx376のMIDコントロールですが、私はこのコントロール名称のモデルしか知らないんです。
http://www.dbxpro.com/376/376.php
ここの写真(マニュアルもですが)では、「Mid control」「MID Frequency」で『MID Sweep』というコントロールはありません。
ただ、経験上では、多分『MID Sweep』と「MID Frequency」は動作的には同じことなんじゃないか…とは思うので、もしかしたら質問者の方のお手持ちのdbx376は、私が知ってるのよりちょっと前のバージョンかな?と思う所。
『MID Sweep』の目盛りの単位が Hz なら、多分同じ意味と思うのですが、全然違う単位だったら、また補足下さい。調べて見ます。

この回答への補足

したがって、VF80では、S/Pdifで音を入れても直接アナログとして接続しても、エフェクト・イコライザーは同じようにミックス時点でかける事にになるようです。

補足日時:2009/03/09 00:25
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この回答へのお礼

詳しく教えていただき、本当にありがとうございます。ご説明を理解するのに時間がかかり^^;、お礼が遅くなり申し訳ありません。

実は、最初に書いておくべきだったかもしれないので恐縮なのですが、ボーカルパートを吹き込んだあと、ミックスはプロの方に頼もうかと思っています。ご説明を読みますと、イコライザーの設定はかなり難しそうなので、最初の録音の段階では、すべてフラット(0)にしておくのがよいような気がしてきましたがいかがでしょう。

また、おっしゃるように、一度VF80にじかに録音してみることをしようと思います。ただ、VF80は、録音の段階では原音が入るようで、エフェクト・イコライザーは働かないようです。

お礼日時:2009/03/09 00:18

MTRは、どんな物をお使いですか?



正直に言いますが、機材に素人な人が使うには、dbx376は「手強すぎる」機材です。私はこの手の機器を囓って20年来の「素人」ですが、素人キャリアがこの程度でもdbx376は手強いですから…
また、dbx376を活かそうと思ったら、かなり上級機のMTRでないと到底活かし切れませんし、中級クラスのMTRなら、ヘタにdbx376を間に入れるよりは、RODE NTKを直接MTRに接続する方が、よっぽどクリアで明瞭な音で録れる場合が多いです。

「そんなセリフでは、私の質問の回答になっていない」と言われるでしょうが…

>まず、エコライザー関係のつまみは、1、ローコントロール 2、ミッドコントロール 3、ミッドスイープ 4、ハイコントロール それぞれどのようにするとよいでしょうか。

最初は、すべて「ゼロ(あるいは真上)」からスタートし、本人の声質と、MTRの出力をモニターしながら、最適な音になるようセッティングするもの…としか言いようがありません。
「こう設定すれば、こんな感じの音になる」などという単純な法則はないんです。

ちなみに、「LO」は80Hz以下、「Hi」は12KHz以上の音域(周波数帯)を増減しますが、歌=人間の声の帯域の録音では、そうそういじる部分では無いです。むしろ、録音時にマイクに侵入してくる低周波のノイズや、機器類の発する微妙な高周波ノイズを低減する目的で、0か0よりちょいと下げ気味で使うことの方が、素人録音では普通です。

問題はMIDで、MID-frequency(私の知ってる376は、スウィープではないはずなんですが…ロットが違うのかな?)で指定した周波数帯域を中心に、MID Controlでその帯域を増減します。
これが一番調整が難しい。

非常に荒っぽく「傾向だけ」を言えば
・400~800Hzあたり…声そのものの音量感
・1~4KHzあたり…声の張りや滑舌感、躍動感
・4KHzより上…声の透明感、空気感
といったものをコントロールする…ということになりますが、1点しかコントロールが無いのは、「上の3つの項目のうち、どうしてもマイク直下で過不足の微調整が必要な所だけ調整する」という、職人的調整を行うために設けられている機構ですから、実際に声を聞かないことには、私でも全く調整できません。
むしろ、素人は触ってはいけない部類の調整機構とも言えるくらいです。
(なので、この部分の調整機構を省いた安いマイクプリアンプの方が、素人ではむしろ高音質に録音できることの方が多い)

>また、5、DITHERスイッチ 6、SHAPEスイッチ はどうすべきでしょうか。

これは、dbx376のデジタル出力を使って録音する場合にのみ活用される調整機構なので、アナログ信号でMTRに録音している場合には、全く関係が無く、どんな状態になっていてもそのままほっといてかまいません。

…ということになりますね。
あとは、MTRによります。
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この回答へのお礼

早速お答えいただきありがとうございます。

機材は6年ほど前に購入したものばかりですので、MTRは、FOSTEXのVF80です。

実は、5年程前に一度作った自主制作CDがあるのですが、ボーカルの出来にあまり満足できず録音しなおしたい気がしていました。最近、ある病気が判明し手術をもうすぐ受けることになりました。手術後は、歌が歌えなくなる可能性があり、現在病気のためにあまり力んだり大きな声を出したりすることができません。したがって、声の出し方としては、全体に軽めに細かなニュアンスを大切にして、しっとりとバラードを歌うという感じを狙うことになります。前回書きましたとおり、音域はバリトン(よりやや低いぐらいですが)です。

VF80への接続は、デジタルのS/P DIFで行っています。したがって、DITHER・SHAPEということも必要かと思います。スィープというのはどういうことでしょうか?

もし出来ましたら、こういったケースでのとりあえずの例としてのセッティングを示していただけないでしょうか。

お礼日時:2009/03/08 10:37

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