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 日本語を勉強中の中国人です。「そして」と「それから」の違いについてお聞きします。次の段落に【】で表記された三箇所のニュアンスを教えてください。お互いに置き換えたりすると、意味が多少変わるのでしょうか。

 「わたしはトモです。サントスさんのうちにいます。わたしは毎朝奥さんと散歩に行きます。8時ごろテレサちゃんと学校へ行きます。【それから】うちへ帰ります。【そして】、奥さんと買い物に行きます。午後学校へテレサちゃんを迎えに行きます。【それから】、いっしょに公園へ遊びに行きます。」

 また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (9件)

微妙で個人的な感覚になってしまいますが、


「それから」=時間の継続。
「そして」=動作・行為の継続。
このようなイメージがあります。

「読者に与えるトモの心境(=感覚)」が多少変化することになりますが、「それから」と「そして」を入れ替えても特に不自然にはならないでしょう。
 

この回答への補足

>「それから」=時間の継続。
「そして」=動作・行為の継続。

A。それから、B
A。そして、B

Aが終わってからとBが始まるまでの間の間隔は「それから」を使う文のほうが長いと感じておられますか。

また、「そして」は動詞と動詞の間に使う「て」の感じに近いでしょうか。

補足日時:2009/03/30 22:21
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。感覚のようなものはわかりやすく書いていただき、大変助かりました。まだよくわからないところがありますが、もう一度教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

お礼日時:2009/03/30 22:29

#8さんの、


>日本語では筆者=1人称=の代名詞=私=は省略してよいので、
このような動詞の使い方が正しいのです。
:とおっしゃる点について。

「(私が)表記した」と書くべき、とおっしゃっているのでしょうが、
「(参考書の筆者によって)表記された」と捉えることもできるでしょう。
実際に【】をつけたのが誰であるかは重要なことではありませんし、どちらに解釈しても差し支えありません。
特に問題は無いように思いますけどね。

あえて添削するとすれば、
『次の段落の【】内に表記された(表記した)』
ぐらいでしょうか。
 
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この回答へのお礼

 何度もご親切に回答していただき誠にありがとうございました。日本語を心から愛しています。

お礼日時:2009/03/31 20:30

下記の翻訳調文体が混じっております。


この形は意味はわかるけれども、好ましくありません。

【】で表記された三箇所のニュアンス⇒
表記した

日本語では筆者=1人称=の代名詞=私=は省略してよいので、
このような動詞の使い方が正しいのです。
英語が苦手なくせに英語教育に毒されて
近年どういうわけか「無生物主語の受動態」がはやってきており、
NHK newsでさえも普通に聞くので耳障り、目障りでかないません。
「正統的な」日本語表現とは違いますから外国人は気をつけてください。

参照:
赤塚伊三武(2007)許すな!悪文と不正確発音。大学教育出版
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この回答へのお礼

 ご親切に指摘していただきありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/03/31 20:15

#6です。


訂正があります。

×
「 B してすぐに A する」というニュアンスが、より強くなるでしょう。


「 A してすぐに B する」というニュアンスが、より強くなるでしょう。

たびたび申し訳ありません。
 
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この回答へのお礼

 お気になさらないでください。ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/31 20:11


A。それから、B
A。そして、B

Aが終わってからとBが始まるまでの間の間隔は「それから」を使う文のほうが長いと感じておられますか。
:あくまで個人的感覚ですが、おっしゃるとおり「それから」のほうが間隔は長くなるように思います。

>また、「そして」は動詞と動詞の間に使う「て」の感じに近いでしょうか。
:「うちへ帰って、奥さんと買い物に行きます。午後学校へテレサちゃんを迎えに行って、いっしょに公園へ遊びに行きます。」
と表現する場合に近い感じでしょうか、というご質問であれば、そのとおりです。

ただ、
「A て、B 」の場合、
「A。そして、B」よりもさらに間隔は短くなります。
「 B のために A する」 あるいは、
「 B してすぐに A する」というニュアンスが、より強くなるでしょう。


【感覚のようなもの[は]わかりやすく書いていただき、大変助かりました。】
ではなく、
『感覚のようなもの[を]わかりやすく書いていただき、大変助かりました。』
とする必要があります。

「は」を使うのであれば、
『感覚のようなもの[は]理解できたように思います』
などのように表現します。
 
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この回答へのお礼

 たびたびありがとうございます。疑問が解けてすっきりしました。回答文まで添削していただき心から感謝いたします。「は」は難関ですね。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/03/31 20:01

#4です。


修正箇所があります。

×
「トモ」が犬のような動物を擬人化した文章ではないか、と考えたからです。


「トモ」が犬のような動物であって、それを擬人化した文章ではないか、と考えたからです。
 
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この回答へのお礼

 はい、承知いたしました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/30 22:51

#3さんのおっしゃることについて。



>ただし「学校へ行きます。それからうちへ帰ります」はおかしいです(ここでは「そして」に替えてもおかしい)。
:「トモ」が人間だった場合には、たしかにそのとおりでしょうね。
「授業を受けるという行為」がはさまることになり、「学校へ行く」ことと「うちへ帰る」ことの間には継続性が無いからです。

わたしが「換えてもok」と回答したのは、「トモ」が犬のような動物を擬人化した文章ではないか、と考えたからです。
トモは、授業を受けずに家へトンボがえりする。
漱石の「我輩は猫である」的な文と想定して回答したわけです。
 
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。おっしゃるとおりで、「犬の生活」という読解文からの抜粋でした。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/03/30 22:47

それから=after that


そして=and(ただし、after thatの意味で使うこともある)

ご質問で挙げた例では、交換可能です。ただし「学校へ行きます。それからうちへ帰ります」はおかしいです(ここでは「そして」に替えてもおかしい)。行って、まもなく帰るような感じです。

「そして」は、口語的・文学的な感じ? 公用文・技術論文・機器のマニュアルでは、あまり使いません(空間的なNEXTだったり、時間的なNEXTだったり、意味があいまいになりやすい?)。

ふるさとは遠きにありて思ふもの、そして悲しくうたふもの‥
「それから」という題の小説もあります。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/03/30 22:37

日本語の先生ではないので、コレが正しいと断定できるわけではないのですが、ネイティブなスピーカーとして肌感覚をお伝えしますね。


もうご存知だとは思いますが、日本語には「話し言葉」、「書き言葉」があります。
その観点から言いますと、ネイティブなスピーカーは「話し言葉」として「そして」はほとんど使いません。「そして」は、「書き言葉」だといえると思います。これは確かです。少なくとも私は、これまでに一度も「話し言葉」として使ったことがありません。
対して、「それから」は、「話し言葉」、「書き言葉」どちらにも使います。「それから」の意味は、「その後に」とほぼ意味は同じです。
あなたの書いた例文は、明らかに「書き言葉」ですね。
ですから、全く問題ありません。
「それから」「そして」「それから」と同じ言葉を繋いでいないので違和感もありません。
「それから」「それから」「それから」や「そして」「そして」「そして」のようにつづけるとおかしく聞こえます。
「それから」「その後」「そして」などと使いこなすといいと思います。

話し言葉だと、「そして」はつかわず、「それから」「その後」がいいのではないですか。
参考にしてください。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。ネイティブスピーカーの日本語感覚を伝えていただき、大変嬉しいです。「話し言葉」と「書き言葉」の観点からのご意見は大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/03/30 22:01

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