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中3の美術の課題で
「シュールな絵を描こう」というものを今やっています。

その原案がまったく決まりません。
一体どういったものを書いたらいいのかわからないんです。

インターネットでいくつか画家の方々の絵を拝見しましたが、
ちっとも意味がわかりません。
ウィキペディアも何度も読んだり検索したりしました。

シュルレアリスムの「意味」はわかるんですけど
絵の「意味」がわからないんです。

去年のうちの学校の中3の絵は、もっと理解できたはずなんです。
(たとえば地球が燃えてる絵とか…地球温暖化の意味です)

画家さんの絵と中3の絵じゃ難解度が違いすぎて
どんなものを参考にしたらいいのかわからないんです。

参考にするサイトなどがあれば教えてほしいです。
お分かりになる方情報提供お願いします。

A 回答 (7件)

実年齢はともかく、精神年齢だけは中学生以下の平凡なオジさんです。



回答者さんたちはいずれも立派な大人すぎるせいか、おっしゃることがちょっと難しすぎるかもしれませんね。
「シュールな絵」と言われても、デタラメ、ナンセンスやファンシーとどこが違うのかとなると、美術事典やウィキの説明だけではなかなか理解できないかもしれません。

>去年のうちの学校の中3の絵は、もっと理解できたはずなんです。
>(たとえば地球が燃えてる絵とか…地球温暖化の意味です)

う~ん、「シュール」というのは、実はこういう「理解」と正反対の考え方をすることなのです。
たとえば、幼児は朝焼けや夕焼けがどういう光学的な原理によって起こるかは知らなくても、その真っ赤な空に対して、素直に驚異や、不安、感動等を覚えるのではないでしょうか。
このように、できるだけ学校で教わった、頭の中にある知識に頼らず、自分が幼児に戻ったつもりになって、眼前の風景なり、物事なりを観察したら、はたしてどのように見えるだろうかと考えたとき、その時に実は「シュール」なモノの見方ができているわけです。

だから、「シュールな絵」といっても、画家がなにか実物や事実を偽って描こうとしたわけではないのです。
そうではなく、海は水色、空は青色、草木の葉は緑色といった常識的な約束事にとらわれず、本当の意味であるがままに、見えるがままに描こうとした結果、いわゆる「シュールな絵」が出来上がっただけとお考え下さい。

試みに、太陽に照らされた海なり、湖なりをジッと眺めてごらんなさい。
すると、それが巨大な黄金色の竜のウロコに見えてきても全然不思議ではなく、これはこれで正確な観察であり、同時に「シュール」な観察であるとも言えるはずです。

ということで、これまでよりも、ほんの少しだけ、みんなと同じようなモノの見方、捉え方をしないといけないのでは、という考え方をしないように心がけてみませんか。
言い換えますと、幼いときにはどんなささいなことにも旺盛な疑問を抱いて、「お母(父)さん、どうして? ネエ、どうしてなの?」としつこくたずねたことを思い出し、あの好奇心旺盛な自分、簡単に大人の説明に納得しなかった自分に戻って、周囲の物事を観察してみませんか。

こういう姿勢で絵を描いたとき、その絵は立派な「シュールな絵」となっているはずです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
わかりやすい!見方を変えればいいわけですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/01 17:51

こんばんは。



>シュルレアリスムの「意味」はわかるんですけど
>絵の「意味」がわからないんです。

大人でもわからないことがほとんどです。
でもシュルレアリスムの絵からは、何らかの感覚って伝わってくると思いませんか。

例えば「虚脱感」「虚無感」「孤独感」といった不安な感じ。
決して画家たちはこれを意図して描いたとは思いませんが、これらの感覚を真っ白な画材に思うがままに描いてみては面白いかと思います。

景色、人物、静物、何でもアリ。
中3の時代にしか描けない「シュールな絵」ってとても面白いと思いますけどね。

どうか楽しんで課題に取り組んで下さい。

参考例:
ジョルジョ・デ・キリコ『街の神秘と憂鬱』
http://www.geocities.jp/syu_58jp/we2/1.JPG
フランシス・ベーコン『ベラスケスの「法王イノセントX世の肖像」に基づく習作』
http://image.blog.livedoor.jp/kay_shixima/imgs/2 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
むずかしい世界ですよね。
サイトの紹介までありがとうございました。

お礼日時:2009/05/01 17:52

こんにちは。


ルネマグリットは、「いくらリンゴを描いても、リンゴにならない」と言ったそうです。それで、部屋いっぱいのリンゴを描いた。すると、今までのリンゴの概念とは違うリンゴを表現することができた。

「あり得ないものの組み合わせ」
これがシュールな絵を描く、一つのキーワードですね。
はじめは色々考えずに、そのことだけ考えればどうでしょう。

例(1)、風景を描く。空を水面に見立てて、風景が薄く空に映っている。これもシュールですね。
私は、御嶽山を描き、その空にシーラカンスふうの魚を空いっぱいに泳がせた絵を描きましたが、好評で売れました。
例(2)、人物を描く。その顔が魚だ。(ありましたね。)じゃあ、顔がカマキリで、服の袖からカマが出ている。(これもシュールですが、よっぽどしっかり写実しないと、漫画になってしまうよ。)
映画「ハエ男」もシュールだね。SFとシュールは紙一重。そういえば銀河鉄道999もシュールだね。
例(3)、覗く。教室で合唱をしている絵。その後ろの扉から、大きな顔の子どもが覗いている。よく使われる手法ですが、「不安」を表現できますね。

色々考えられますが、このくらいに。
がんばって下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
実際にお描きになっている方なのですね!
詳しく例をあげていただいてとても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/01 17:54

意味は、解説を読むと「なるほど」と思えるのですが、


大方の人間は絵を見ただけでは「こういう意味だ」とは理解できません(笑)
それにもかかわらず、私は見るのは好きです。

シュールと聞いて思い浮かぶのは、やっぱりサルバドール・ダリ先生。
あとはルネ・マグリット。

ウィキペディアによると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5% …
シュルレアリスム絵画には大きく二つの潮流があり、
「2.不条理な世界、事物のありえない組み合わせなどを写実的に描」く。
1.の自動筆記などで無意識の世界を表現、は難しいと思いますので、実際にあるものを突拍子もない組み合わせで描いてみたらいいのでは?

ダリ先生は巨大な耳とか、溶けた時計とか、燃えるキリンとか描いてます。
キリンは実際いる動物ですが、普通は燃えるわけないですね。
しかも絵の題名が「燃えるキリン」なのに、手前に大きく描いてあるのは人形みたいな人物で、当のキリンは後ろにいます・・・・。

マグリットは写真のように綺麗に描きますが(ダリも写真みたいに描きますが)、なんか変です。
タイトルが不思議。
「心の琴線」とか「ピレネー城」とか。
「心の琴線」で、Googleで画像検索してみてください。
綺麗な絵で好きですが、なんでこれが心の琴線なのかは分かりません。

雲もグラスも普通のものだけれど、大きさや組み合わせを変えるとこうなっちゃうんですね?
青空と白い雲の下にワイングラスを置いたらわりと普通かもしれませんが(いや、これもちょっとシュールかな)、グラスの中に雲を入れちゃったんですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ウィキペディアは本当に何度も見ました。
けど難しかったですね~。
キリンの絵は授業で見たんですが、本当に独特だと思います。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/01 17:56

ダリの絵をいくつか模写してみてはいかがですか。

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この回答へのお礼

そういう方法もありますね!
模写は本当に勉強になりますよね。
でも時間がなかったのでおかげさまで
作品の案はすでに考えて提出できました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/01 17:55

むずかしいですね。


まずはシュールレアリスムの絵をたくさん画像検索で見て意味ではなくて「感じ」をつかんでみてはいかがでしょうか。
つかめない(好きになれそうな絵が無かった)場合は無理なのかもしれないです。そのうちピンとくる時が来るかもしれないのでそれまであきらめましょう。

「いつどこで誰が何をした」という遊びがありますよね?あれで考えても考えつかないような場面ができあがった時ほど面白いわけですよね?
そういうふうに意味で考えても思いつかないような組み合わせを絵の中で作ってみてはいかがでしょうか。
題材を選ぶ方法は頭で考えないでなにか選ぶシステムを作ってそれに任せるという手も良いと思います。
それでいくつかスケッチを描いてみてなんだか面白いやつを絵にしてみるとか。(基準は「なんだかわからないけど面白い」で良い)
そういう絵を描く時はいつもやっているような理屈を考える頭ではなくて
頭の別の部分を働かせます。無意識の部分と言うか頭を空っぽにした時の手の動きと言うか。
何かわからないけどこっちの形が良いと思う、とかいう判断に従うのです。

まあそんな所をヒントに自由な遊びだと思ってやってみることが大事では。

普通の中学生の方ですと画家のように精密に本物らしく描けないわけですがそのあたりは気にしないで自分なりの絵で。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おお、そんな考え方もあるわけですね。
私はなかなかその「ピン」が掴めなかったのですが
授業中閃いて案を提出することができました。
参考になりましたありがとうございました。

お礼日時:2009/05/01 17:58

こんばんは。



お役に立てるかどうか分かりませんが、自分だったらこうしたものを題材にしようと思うものを下記にいくつか挙げますね。

(1)夢
質問者様が夢をよく観られる方であれば、その情景を元に描いてみられてはいかがでしょう。

夢の中って、よく突拍子もないことが起こりますよね。
とても現実には起こり得ないことなのに、夢の中ではそれをリアルに体験していて、
なぜかその状況(超現実?)をすんなり受け容れていると思うんです。

おもしろい夢を観たら、忘れないうちに内容をノートなどに書き留めて、
それに肉付けしていかれると良いと思いますよ。

(2)文学作品の一場面
私が「シュルレアリスム」と耳にして一番に思い浮かべる作家は、安部公房(あべ・こうぼう)という方です。
課題提出までに割と時間があるのであれば、新潮文庫の『笑う月』という作品をお薦めします。

あと、今思いつくのは夏目漱石の『夢十夜』と、
ちょっとおどろおどろしいのですが、マザー・グースの子守歌の中のいくつかです。

(3)色彩や点景する物で遊ぶ
あとはもう、いっそ写実的に静物か何かを描いて、それに有り得ない色を塗ってしまう、
隅っこにおかしな物を入れる(モチーフのりんごを齧る小さな自分など)、というのも楽しいかもしれません。

課題、がんばってくださいね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
遅くなってしまい申し訳ありません。
参考になりました~。夢などでもいいのですね。
夢はつじつまが会ってなくていかにも超現実ですよね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/01 17:50

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