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日本語教育の関係者のみなさま。
『みんなの日本語』第1課で、「いいえ、そうじゃありません」という表現が出てきますが、生まれて30年間、実生活で一度も聞いたことがありません。不自然な表現だと思うので、授業では「いいえ、違います」だけを導入しています。
著者の先生方(の若い頃?)は「そうじゃありません」を使用していたのでしょうか。また、「違います」だけを教えてもいいでしょうか。

A 回答 (5件)

「いいえ、そうじゃありません。

」、「いいえ、違います。」は、
第2課ですね。
第1課では「いいえ、[名詞]じゃありません。」を学びます。

第1~3課では、文法事項として、「名詞文」と「こ・そ・あ」、
助詞「の」を学習します。ですから、文法的に理解できる話し方と
して「いいえ、そうじゃありません。」を例文2や練習B2で
取り上げています。ただ、自然な日本語でないことは確かです。
ですから、練習C2の会話練習で「いいえ、違います。」を
ひとつの表現として導入しています。

動詞文の導入は、ご存知の通り第4課です。
巻末の(語彙)索引に句点付きで載っているものは、文法的には
まだ習っていないが、表現(フレーズ)として覚える事項です。

何を教え、何を教えないかは、指導者が決めてよいと思います。
中間言語的なものとして不自然だが文法上間違いのない日本語を
認めるか、不自然な表現は誤用として排除するか、難しい問題です。
じっくりとテキストを分析してから自分で答えをだされるのが良いと
思います。

参考まで
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英語でいう「This is pen」みたいなものですね。


これはぺんです。 ってみればわかるよ、バカにしてんのかって
怒られそう。

そもそも「いいえ」って言葉自体も英語の授業でしか
聞いた事がない。
「Yes]=はい、「No」=いいえ

実際は使わないと思います。少なくとも私の周りでは。 
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>そうじゃありません、こうするのです


前後に自分の動作を伴って、相手が指示されたことに反したとき否定と訂正をする

>違います
状況に関わらず否定をする
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「>日本語教育の関係者」ではなく、あくまで個人的な感覚なのですが、


「いいえ、そうじゃありません」が、
単独の否定表現として使われることは稀ではないか、という気がします。

「いいえ、そうじゃありません」の後には殆んどの場合、
「(そうじゃなくて)こうです」といったような「正解」が続くのではないでしょうか。
または、実際に続かなくても、そう続けたい場合の表現。

それに対して、
「いいえ違います」は、単独の否定表現として使っても違和感は無い。
こういったイメージがあります。

>不自然な表現だと思うので、授業では「いいえ、違います」だけを導入しています。
:とおっしゃる点は良く理解できます。
「そう【じゃ】ありません」には、苛立ちのニュアンスを伝える作用も伴なっているように思いますから。
ただ、逆に言うと、そのようなシチュエーションにおいては有効な表現である、ということになるかもしれません。


いくら A だと教えても、 B と答える生徒に対して、
短気な先生は、
「いいえ、そうじゃありません。そうじゃなくて A です。何回教えたらわかるんですか!」
のように答え、
冷静な先生は、
「いいえ、違います。前に勉強したことをもう一度思い出してみましょう」
などのように答えるかもしれません。

この場合、「そうじゃありません」と「違います」は置き換えようと思えば置き換え可能ですし、特別不自然にはならないでしょう。
しかし、「苛立ちのニュアンス」という点に着目すると、微妙な違いではあるのですが、やはり置き換えないほうがしっくり来るような気がしますね。
 
 
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外国人に教えるのなら、


「いいえ、違います。」が、一番簡素、簡潔で適していると思います。

しかし、同じ意味の応用例として教えても良いと思います。
「いいえ、そうじゃありません。」
「いいえ、そうではありません。」

ちなみに私(47歳)の学生時代は、
「いいえ、そうではありません。」は普通に使っていました。
「いいえ、違います。」より、丁寧で柔らかな言葉遣いなので、
誰に対しても当たり障りが無いですし。
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