プロが教えるわが家の防犯対策術!

今オオクワガタの幼虫を菌糸ボトルで飼育しています。
一週間に一度ボトルをチェックしています。
ところが表面に青カビが発生していました。
応急処置としてスプーンで青カビ取り除いて様子を見ています。

質問は、菌糸ボトルを交換した方がいいのかしばらく様子を見るのか
どちらがいいのでしょうか。
まだ初心者なのであまりわかりません。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

まず、菌糸ビンは開けてはいけません。

どうしても青カビその他の雑菌が入りやすくなります。
一週間に一度ボトルをチェックということですが、何をチェックされているのでしょうか?
表面に青カビが出たということですが、それはフタを開けたときに見える場所でしょうか? 幼虫を投入して2週間も経てば、オガの上を菌糸が覆ってしまって、青カビの生える余地はないと思いますが、万一生えたとしても青カビは放っておいても大丈夫です。オガの中まで侵入してくることはありません。
フタを開けて見える位置であれば、スプーンでかきとってまたフタをしておけば、大丈夫です。再び中で生えるかもしれませんが、気にすることはありません。中身のオガとビンの内壁の間に空間が生じている場合は、その隙間にもカビが回ることがありますが、置くまでは入り込まないので気にすることはありません。
それから、菌糸ビンは、騒音振動のない暗い場所に置いてください。さわったり動かしたりすると大きく育ちません。幼虫はビンを動かすなどの異常を感じると、オガを食べるのをやめてしばらく様子を見ています。その間は栄養を摂取しないことになりますので、飼育期間の割には大きくなりません。

発酵マットに比べ、菌糸ビンの都合の良いところは、ダニ、コバエ、線虫などの不快雑虫や、雑菌が入りにくいことですが、頻繁にフタを開けるとこのメリットが生きてきません。
逆に、不快害虫が入り込むと余計に厄介です。
また、エサ交換の時期がわかりやすいことも菌糸ビン飼育の大きなメリットです。ビンの外観で白い部分がなくなれば完全なエサ切れということがわかります。茶色い部分は「食痕(ショッコン)」と言って、幼虫のフンです。通常は3ケ月を目途にビンの交換をしますが、この茶色の部分が80%になれば交換というのも一つの目安となります。
したがって、菌糸ビンによる幼虫飼育の場合、いったん幼虫を入れて、1週間くらいしてビンの外周や底に少しでも食痕がでれば、元気に育っている証拠なので、静かなところに置いて3ケ月は放置しておくのが幼虫にとっては一番ありがたい=大きく育つということになります。
カブトにしてもクワガタにしても、観察過剰が虫にとっては一番迷惑なので、飼育の秘訣は、「我慢」の一言に尽きます。
虫は物を言いませんので、本当に虫の気持ちになって工夫をして飼育をすれば、必ず期待通りの結果を見せてくれますが、逆に意に添わないことであれば、いきなり「死」という結果を突きつけてきます。
人間であれば、脅かしたり、お世辞を言ったり、金品でつって意のままにするというのは可能であり、もし不満があればその旨を訴えてくれますが、虫はそうはいきません。望む結果がほしいのであれば、本当に虫の気持ちになるほかはありません。たかが虫ですが、その飼育から学ぶことも多いのです。


オス・メスの判別はされているのでしょうか?
また、多数飼われているのでしょうか?
3ケ月後のビン交換では、オスなら1400CC以上のビンが好ましいです。
ビンが小さいとそれに準じたサイズの成虫となります。
クワガタの幼虫は、羽化不全を自ら嫌って、自分の住家をパトロールして、そのサイズを把握しています。そのためビンの壁に沿ってくるくると周回しています。やたら食べて大きく育っても、そのからだに合った蛹室を作るスペースがないと完全な成虫になれないので、ビンのサイズに合うように、自分の成長をセーブします。賢いものです。従って、最後にいくら大きなビンに移しても、幼虫は住家のチェックを終えているので、大きな成虫は出てきません。もちろん大きな成虫にこだわらないのなら、1100CCくらいでも問題ありません。
メスは最後まで800CCで十分です。
この12月に交換して、食痕の多寡にかかわらず、4月のアタマに交換すれば、5月には蛹になって、6~7月には成虫の顔が見られます。
人工で温度管理をしない場合は、4本目のビンが必要となることもあります。
虫自体は、常温で大丈夫ですが、菌糸ビンは生き物なので、気温が下がるとキノコが生えてきて菌糸ビン内の栄養を吸い取ってしまいますので、キノコを発見したら菌糸ビンを開けてスプーンでかきとってください。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました。
ネットや幼虫を買った店の店員が言っていたので週一でチェックしていました。
今回の質問以外でも貴重なアドバイスをありがとうございます。
性別の判別は、まだしていないっていうか判別方法がいまいちので三匹いれば、確率で一匹は、オスだろうという憶測です。
三匹なので菌糸ボトルは、三本ですね。

お礼日時:2009/09/12 12:30

菌糸ビンはまた交換するものです。

アオカビ¥は見た目が悪いものの、悪影響はありませんので何もしないほうがいいです。
観察したい気持ちもわかりますが、放って置いた方が良い結果が出ます。
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表面だけならよくあることなので問題はありません。


基本的には中の菌糸の支配が強いと思います。

これがもし、腐ってジュクジュクのスポンジの様になっていたら、
青カビに負けて腐敗したという事だから替えなければなりません。
しかし、固くて元気なら大丈夫です。
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