アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

菌糸ビンを購入して、使用せず保管していたら、フタの真ん中の空気を通すシールをキノコが押し上げてしまったため、隙間からコバエが進入して中で増殖してしまいました。この菌糸ビンはもう使用しないほうがいいでしょうか?
また、もし幼虫を飼っている途中でコバエがわいてしまった場合、幼虫には影響があるでしょうか?

A 回答 (3件)

>この菌糸ビンはもう使用しないほうがいいでしょうか?



未使用の菌糸ビンであれば、あっさり処分するほうがよいと思います。
中のオガをかき出して植木の肥料にし、容器は捨ててもよいし、飼育ビンとして使ってもよい。
この季節に常温下に菌糸ビンを保管すると、キノコが発生します。
23度以上のところに置くとキノコは出てきません。すでに出ているキノコはダランとなって腐ります。

>また、もし幼虫を飼っている途中でコバエがわいてしまった場合、幼虫には影響があるでしょうか?

コバエは、狭い菌糸ビンの中で大発生すると、幼虫に直接危害を与えることはありませんが、菌糸の養分を奪い、また酸欠にもなります。
菌糸ビンを交換するのがよいのですが、タイミングによっては交換できない場合もあります。
菌糸ビンに入ったコバエをやっつける方法は、
戸外に出て菌糸ビンのフタを開けてコバエの成虫を逃がす。
(室内でフタを開けると部屋の中をコバエが飛び回ります)
室内に戻って、キノコを除去し、ヘアドライヤで菌糸の表面を温めます。
よく見ると、菌糸ビンの内側の周辺に、直径0.5mm長さ5mmくらいの透明の糸虫が這っているはずです。これがコバエの幼虫です。熱と乾燥に弱いので、ドライヤーで温風を当てるとカンタンに死滅します。コバエの卵やサナギも熱で死にますが、生き残りがまた出てくる場合もありますので、1日おきにドライヤーを当てると累代を断つことができます。
あまり熱しすぎると、中の幼虫にも影響を与えます、また、菌糸も死んでアオカビが出やすくなります。
なお、中にクワガタの幼虫がいないからといって、ビンを電子レンジで暖めると、コバエの卵や幼虫、サナギは全滅しますが、菌糸も死んでしまい、必ずアオカビが出てきて菌糸ビンの中を埋め尽くします。
また、ゼオライト(ダニピタクリーン)という鉱物質のダニ除け剤を買ってきて、指先ですりつぶして粉末にして、菌糸の表面と菌糸ビンの内側に降りかけると、コバエの幼虫は体内の水分を粉に吸い取られて死にます。1日置くと、次の世代が孵化して幼虫になって出てきますので、また粉末を浴びせます。一週間ほどで累代を断つことができます。

この回答への補足

ありがとうございます。
やはり使用しない方がよさそうですね。

>この季節に常温下に菌糸ビンを保管すると、キノコが発生します。
>23度以上のところに置くとキノコは出てきません。
とのことで、今の季節は常温では菌糸の繁殖に適していないのでしょうか?冬に菌糸ブロックを買って自分で菌糸ビンを作成する場合、やはり23度くらいに温度管理しなければならないでしょうか?

補足日時:2009/12/24 09:03
    • good
    • 0

>菌糸ブロックを買って自分で菌糸ビンを作成する場合、やはり23度くらいに温度管理しなければならないでしょうか?



その必要はありませんが、ビンの中に菌糸をまわすときだけは、温度を上げる必要があります。上げないと菌糸が増殖しません。いったん菌糸がまわれば常温で大丈夫です。
ただし、ビンのなかの空間を無くしておかなければなりません。
オオヒラタケ(23度以下でキノコ)よりもヒラタケ(20度以下でキノコ)のほうがキノコはでにくいのですが、ヒラタケは入手困難です。また、20度以下になればいずれにしてもキノコは出てきますので、オオヒラタケで良いと思います。
キノコは夏場の気温の高いときに、菌糸(根っこ)を伸ばし、秋になれば、張り巡らせた根っこから栄養を吸い上げて立派なキノコを出し、胞子をばらまきます。
秋は、キノコ狩りのシーズンで、野山に天然のキノコがいっぱい出てきます。
秋の温度にせずに夏の温度にすれば菌糸が増殖するということです。

一応、ビン詰めの方法を下に示します。

菌糸ブロックから菌糸ビンを自作する場合、ブロックの耳をパン切り包丁(刃がノコギリ状になっているナイフ、100円ショップで売っている)で6面すべてを切り落とし、金網でおろして、いったんオガクズ状態にしてビンに堅い目に詰めていきます。このときには、100円ショップで売っているバーベキュー用の金網と、ビンに押し込むときには小さい目のスリコギを使うとよい。
冬場に作る場合は、雑虫が入る心配は少ないが、カビなどの雑菌の混入を避けなければなりません。100円ショップで、バケツなどを買ってきて、ドラッグストアで売っている、「エチルアルコール(エタノール)50%」液、 「消毒用エタノール スプレー式80%」健栄製薬株式会社製100mLを買ってきます。最近はインフルエンザのお蔭でエタノールが入手しやすくなりました。純粋なエタノールと水だけのものが良いです。インフルエンザ対策用の商品は他の物が色々入っていて、残留すると幼虫に害を与えるものもあります。
この薬剤でバケツの内側や、金網を消毒します。同時に作業する部屋の空間にも散布します。あと、使う道具もすべて消毒します。
道具の消毒のときは、100円ショップで売っている料理用トレー(A-4サイズ)を買ってきてその上に並べてスプレーすると良い。もちろん手指にもスプレーします。
ビンとフタの内側も消毒し、ここに硬く詰めていきますが、冬場で温度管理をしない場合のポイントは、「最終的にビンの中に余分な空間を作らないこと」です。物理的に空間を無くすことで、キノコが発生できなくしてしまうのです。それでも劣化してビンの内壁にスキ間ができると小さなのが出てきますが、気にすることはありません。
菌糸を回す段階では、「温度」と「空気」が必要なので、いったんビンの肩口まで軽くオガを詰めたら、消毒した割り箸2本(二膳)をまとめてビンのど真ん中に底まで突き立てます。その割り箸を中心にオガを突き固めて、またオガを入れて突き固めてという具合にビンの肩口まで硬詰めにします。最後に割り箸を抜いて穴にします。硬詰めにすると、あとから割り箸を突っ込むのが大変になります。この穴が通気を良くして菌糸のまわりを早めます。
オガを詰めたら、ビンを23度~28度くらいのところにおいて、菌糸をまわします。このときだけは、温度をあげてやらないと菌糸が回りません。温度を上げる方法としては、ホットカーペットの上にダンボールを1~2枚敷いて、その上に段ボール箱を置きその中に、ビンを置きます。半分ほどが白っぽくなったら上下を逆にします。100円ショップで売っている温度計を箱に入れて温度を見ます。温度が低ければ、段ボール紙を取り去り、高すぎる場合は、更に段ボール紙をはさみます。
十分にオガが回ったら、表面の真っ白い皮膜をかき取って幼虫を入れ、常温に置いて、オガに幼虫がもぐるまで待ちます。幼虫がもぐって底面や側壁に食痕が出たら、ビンの肩口から上の空間をオガで埋めます。
このときにオガが必要になるので、残しておかなければなりません。密閉容器に放り込んでおき、使うときにスプーンで突っついて再びパラパラにして詰めます。軽く押さえる程度に詰めたらフタをし、フタが外れないように、またダニなどが入れないように、セロテープを巻きます。これで常温で大丈夫です。少しキノコが出てきても、空間がないのででっかくはなりません。
なお、フタの穴は、薬局で売っている「サージカルテープ 不織布製 通気性あり 24mm幅」を買ってきてふさぎます。200~400円くらいです。メーカーはどこのでも大丈夫ですが、布製や薄いビニール製でこまかい穴の開いたものはよくありません。
あと、一点、フタをしたあと、2日に一度は、フタを一瞬明けて、新鮮な空気を入れるほうが安全です。酸欠の可能性があるからです。10日間は要注意です。フタを開けたときにキノコがあれば消毒したスプーンでかきとって下さい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

非常に詳しい説明ありがとうございます。
大変参考になりました。
菌糸ブロックを購入したので、早速やってみます!

お礼日時:2010/01/06 12:32

いずれの場合も悪影響があります。

不要な幼虫以外は使用しないように。
飼育中に沸いた場合はビン交換します。古いマットを新しい菌ビンに入れたら又沸きます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
もったいないですが、あきらめるしかなさそうですね・・・
使用しないようにします。

お礼日時:2009/12/24 09:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!