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最近、大臣や知事が八ッ場ダムを現地視察をした、
といったニュースをしばしば耳にします。

そこでふと思ったのですが、
そもそも彼らは何のために視察をするのでしょうか?
視察とは具体的に何をするのでしょうか?
マスコミや庶民へ向けたパフォーマンス以外に、
視察の効果とはいったい何でしょう?

素人目に見て、建築の素人が作りかけの橋げたを見たところで、
何もわからないと思うのです。
それよりも政治のプロであれば、もっと大枠、
あるいは純粋に金銭面での事務的な考慮が必要なのではと思いました。
が、大臣の視察というのは、それすらしていないと思いますし、大臣がする必要はないと思います。
(例えば書面に××のために重機が何台必要で1台何百万円の経費がかかるというのを、実際に確認する等)
とすると、やっぱり謎です。

視察って何のためにするんでしょうか?
ただ遠足気分で工事現場を眺めてるだけじゃないですよね?

どなたか実際のところをお教えお願いいたします。

A 回答 (5件)

>視察の効果



      ↓
ご指摘の八つ場ダム・国土交通大臣ではありませんが、工場見学を例に考えて見ましょう・・・

◇実際に生産・検査・使用していない商品でも、モノ創りの現場・現物・現実を見る・知る・聞くのは有意義だと思いますし、プラスにするのは本人の目的意識や情報収集&活用の感性、価値感、行動発信力だと思います。

◇木を見て森をを見ずではいけませんが、一を知って見て聞いて10を推測・仮説を立てる・物差しの一つに加える事は有効であり、視野視点のバックデーター・引き出しは多種多様な方が誤認や固定観念の防止にも繋がる。

◇視察・見学にのみ頼ったり、それが総てと先入観に陥ってはダメだが、現地で関係者の意見を同じ場所・現物を前に意見交換・状況確認して、その上での合意形成を目指すのは問題解決の為の良いアプローチであり、空理空論や口先介入だけの上から目線・結論ありきの問答無用・上意下達の中央集権での決定よりも、民主的なプロセスの一環としては原点回帰・確認に必要条件であると思います。

◇単なるガス抜き・アリバイ作り・セレモニーではダメだが、対話集会・関係者の意見交換会・代替案も含めたベストチョイスへの総合評価や様々なシュミレーションや有識者の答申をシステム&セットし、活用を伴ってこそ十分条件となる。

◇要は、視察が有効か無効かでは無く、現場・現物・現実の適確な把握と将来ビジョンや他の方策との比較検証→利害や意見の異なるステークホルダーが忌憚無き意見交換と情報交流&データー開示によって→意見や方針決定に合意形成や政策の裏付けに活用するかどうかが必要十分条件でありキィーポイントでもある。

◇現状は、ムダという言葉が独り歩きしており、ムダという言葉の意味が→思考停止、問題の本質や判断を歪曲したり誤認(固定観念や偏見を生む)の原因になっている。

ダムの有用性、費用対効果、長期的な国土の保全や防災への効果効能、他の代替案や方策との比較検証がベースにあっての方向付けや方針決定に資するのが視察の狙い・効用・活用方法ではないだろうか・・・。

住民参加・地方分権の意向は何処にあるのか、全くの永田町・霞ヶ関の論理・ご都合・井の中のバトル&メンツ争いを、不毛の対立&非建設的な罵倒合戦を見させられてる思いと感覚を抱くのみである。

マニフェスト・結論ありきの今回の前原大臣の視察と論議の推移・進め方では→本末転倒・問答無用・ガス抜きへの手続きセレモニーと言われても仕方が無い。
視察の意味・意義・活用も、その後の展開にも甚だ疑問がある。
関係者が一堂に会して、合宿討議や本質や後顧の憂い無き解を求めたプロジェクトを、是非、実施してもらいたいです。

それが、真の危機管理や利水治水の当事者(推進・中止の両サイド)、地権者の顔が見え難くなり、情報の質量の不足や偏重に焦点が逸れている。
政争の具になったり、都&県と政府の駆け引き劇、限られた登場人物(前原・鳩山・石原・推進派住民代表)の言動だけが取り上げられ、目立つばかりである。

視察が唯一の特効薬ではないが、適切な診断・処方箋の原点・基本では無いだろうか?
問題解決:治癒・リハビリの第一歩にすべく、有効活用を心から祈念し望む!
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この回答へのお礼

ご丁寧な解説ありがとうございました。
そうですね、すべて書面や部下に任せるよりも実際に現場に赴いた方が、何かと気付きがあるのかもしれませんね。
特に、ムダムリムラなカテゴリーにおいては、
例えばお役所なんかを見ていれば、素人目にも民間業者に比べて、のらりくらりと仕事をしていたり、
部署をたらいまわしにされたり、情報が円滑に流れていないのを感じます。
これはその部署から上がってくる報告では絶対に認識できないムダですよね。
工事現場も、パッと見でこういった無駄(担当部署やら官庁が隠ぺいしているような無駄)がわかることもあるのかもしれません。
そう考えると、必要性もなきにしもあらずといった気がします。
抜き打ち訪問の方がなおよさそうですけどねw
いろいろと考えさせられました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/20 12:34

前原大臣の視察は良く分かります。


最高責任者として、中止を求める立場である以上、現場に足を運ばなければ説得力はありません。また、地元の方々と顔を突き合わせ懇談をしなければ誰も納得はしません。
しかし知事は違います。
1952年に水害から首都・東京及び利根川流域を守る為に計画発表されてから57年も経過し、今なおダム工事が着工されていません。
石原知事は10年もやっていますが、本気で都民の事を考えるなら、
遥か前に関係する周辺の県に対し呼びかけ、政府に強い要望を出すのが
筋です。
地元を見て国交省の役人の案内・説明だけでは話しになりません。
有識者と国交省担当を議会に呼び、ダム工事の必要性を検証するなどやり方はあります。
そんな機運もないようでは、現地視察はパフォーマンスでしかありません。
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地元民です。

知事連中の視察の模様はテレビで見ました。
アホさぶりをさらけ出したみっともない視察でしたね。
このあたりの地盤の悪さはつとに有名です。浅間山は古代から噴火を繰り返し最後は天明3年(1785年ごろ)の大噴火で下流渋川、前橋辺りまで火砕流が流れてます。現場はその真ん中で正にシラス台地です。
専門の学者の多くは水を貯めて重力が掛かれば、地すべりは必ず起こるだろうと予測してます。
にもかかわらず、国交省の案内役の人間は、「これほど条件の恵まれたダムはないのです。地盤をハンマーでたたけば火花が出るほど堅いのです」とテレビカメラの前で堂々と嘘っぱちを並べ、それに応じた大臣の誰かが、「そういうことはどんどん宣伝しなければ誰も知らないよ」と発言してました。知事どもの勉強不足は正にこれに代表されます。
今下流域の治水も利水もダムによって保障されるとは誰も期待はしてないでしょう。工事を止めては完成するまで続く筈の国交省関連出先機関の連中のうまい汁がなくなる、これが彼らには困るのです。
ダム本体は中止しても周辺工事、「鉄道 道路 住民の移転先の造成」等土木工事は数年先まで仕事は有るようですので作業員たちがすぐ失業するような事はありません。
彼らのデモンストレーションは住民向けではなく、国交省とゼネコンに対するものが見え透いて見苦しい限りです。
今の状態では、我々年寄りはダムに満々と水がたまる姿はもう見ることはありませんが、せめて死ぬ前には賛成、反対の立場を超えて昔のように山あいに肩寄せあい助け合って生きてきたきた頃に戻れないものかということに淡い期待を寄せてます。
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地元民の生の意見を聞くことは大事だと思いますが。


前原大臣の場合はマニフェストに乗ってる事ですし結論ありきは当たり前。
それを説得すると言う目的もありますが。
まぁ八ッ場ダムの場合は自民党員や知事なんかも行ってると思いますが
彼らこそ決定権も無いのに結論ありきで行ってますので
結局、地元民の意見聞いてますよっていうアピールですね。
TVで取り上げて無ければ行ってないってのが本音でしょ。
まぁアピールも政治家の仕事の1つですから、批判はしませんが。
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結論はわかってるのに、有権者向けに、仕事をしてますよのアピールなんだけど、有権者は馬鹿ばかりじゃないから、税金使って遠足に行ってやがると、反発されるのがオチです。


これこそ無駄です。
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