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大学の課題のため、女性作家による妊娠小説を探しているのですが、タイトルやあらすじだけでは妊娠小説か判明できないことが多く、困っています。
近代~現代小説を範囲としており、小川洋子の「妊娠カレンダー」、よしもとばななの「イルカ」、中沢けいの「海を感じる時」は読みました。
それ以外に、女性作家が妊娠について書いた小説がありましたら、ぜひ教えていただければと思います。
妊娠を描いているものでしたら、どんなものでも構いません。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

確かに昔は妊娠は隠すべきものみたいですね。


特にアンのシリーズなどは性的なことなどについて厳しかった時代もあり

「希望」とか「動かれなくなるまえに」とか「すんでしまったら」とか
妊娠、出産という言葉すら避けて婉曲表現されています。
(ヴィクトリア時代は性的に非常に厳しい時代だったそうで)

エッセイでもいいのなら

「びっくり妊娠、なんとか出産」
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAT80116/
ツレがうつになりまして、の作者による妊娠出産エッセイです。

「マグダレンの祈り」
http://www.tsutaya.co.jp/works/40482597.html
妊婦視点ではなくて、勤務する助産師視点の作品です
結婚前の妊娠がタブーとされていた時代、悲惨な妊婦生活、出産をする女性達の話です。

小説で、一部触れている作品
有吉佐和子「華岡清州の妻」「非色」
前者で妊娠中の食欲に駆られる様子や出産の様子
後者も何度か妊娠する様子が出てきます。

とりあえず今思い出した分だけ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

そのように婉曲表現されるまで厳しかったんですね……。
妊娠、出産という言葉が使えないほどだったとは……。

「マグダレンの祈り」はリンク先を見させていただきましたが、なかなか衝撃的な内容のようですね……。
海外のものは範囲に含めるかまだ検討中なのですが、参考に見させていただきます。
有吉佐和子の二作は、まさに妊娠小説ですね! 早速探してみます。

ありがとうございます!

お礼日時:2009/11/11 17:21

・「予定日はジミー・ペイジ」 角田光代



はどうでしょうか!角田作品をたくさん読んできましたが、中でもお薦めの一冊です。
子ども嫌いな主人公が妊娠し、お腹がだんだん大きくなるにつれ、その子どもを愛しく感じるようになる、という内容の本です。中身は確か日記形式で、成長の様子がリアルに伝わってきます。主人公の捻くれた心が自分と重なって、とても心に沁みました。これで作者が妊娠したことがないなんて、本当に驚きの本です(笑)

http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%88%E5%AE%9A%E6%97 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

まさに妊娠小説ですね!
角田光代は一度も読んだことがないのですが、オススメとのことで、早速探してみます。
妊娠未経験の女性が描く妊娠、とても興味がわきました。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/11/13 09:59

中身を確認していないので断言できないのですが


青井夏海著『赤ちゃんをさがせ』と
続編の『赤ちゃんがいっぱい』はいかがでしょうか?
なんと主人公が助産士さんの推理小説です。
当然のことながら、妊婦さんがたくさん出てきますので
妊娠、出産に関する描写も多い、と思うのですが・・。

もし、まったく見当違いでしたら申し訳ないですが・・。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

助産師さんの推理小説……すごいですね。
しかも続編まで出ているとは!
タイトルといい、興味深いです。探してみます。

いえいえ、なかなか自分では進展しないので、さまざまな意見をいただけてとても嬉しいです。ありがとうございます。

お礼日時:2009/11/12 12:34

以前、ベストセラーになった


「赤ちゃんが来た」(石坂 啓 著)などはいかがでしょう?
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss?__mk_ja_JP=% …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

恥ずかしながら初めて知った本ですが、レビューなどを見たら、妊婦としての目線でリアルに描かれているとのことで、興味がわきました。
チェックしてみます! ありがとうございます。

お礼日時:2009/11/11 16:29

柳美里さんの「命」は、、、確かそんな感じだったような。

。。
出版当時騒がれたのも有って、書店で立ち読みしました。
その記憶のみであやふやな回答ですが。。。

ちょこっと、と言うのではなく、妊娠中の感覚やら経過やら、がある程度描かれていないといけないのでしょうか。。。?

壷井栄「二十四の瞳」
モンゴメリ「アンの夢の家」あたりにもさらっとあります。
壺井さんの方は、悪阻が酷くて教職を退職?する話がありましたっけ。
女性作家でも、妊娠はあまり描かないべきもの、だったのでしょうか。。。

女性作家でなければ、
出産場面で有島武郎「小さき者へ」の描写が、当時の時代からして私には新鮮だった記憶が。
でも、妊娠じゃありませんね。。。

あまりお役に立てそうにない気がして来ました。。。汗
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます!

あ、柳美里さんがいらっしゃいましたね……。見てみます!
「二十四の瞳」にも妊娠が描かれてるんですね!
「アンの夢の家」ははじめて聞きました。2つともチェックしてみます。
「小さき者へ」もそうですね。お母さんはすぐ死んでしまったって設定でしたが……。

そうですね、できれば、妊娠中の感覚や経過などが描かれていると嬉しいですね。
女性の妊娠に対する意識が、どれほど反映されているかを調べたくて……。
ですが、おっしゃる通り「妊娠はあまり描かないべきもの」だったのか、それとも売れないのか、なかなかそういった作品は見つからないので、さらっと触れているものでも読んでいこうかなと思っています。

いえいえ、とても参考になりました!
ありがとうございました!

お礼日時:2009/11/11 16:24

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