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土器(粘土など)を野焼きするなどすると堅くなり水も漏れなくなります。この変化は、どのような変化によっておきるのでしょうか。これは縄文土器などのものです。

A 回答 (3件)

2番の方の紹介サイトで大体のことは理解できるかと思います。



なお.ローム土(モンモリロナイト)は融点が低く.800-1000度である程度ガラス状になります(完全にガラスかするにはsk4-5ぐらいほしいですね.ただしナトリウムガラスなので冷やしたとたんパリンと行きます)。ただ.収縮が激しいので.適当に抑えないと形状が保てません。
あと.焼き物の場合には.積算熱量という考えかたがあって.低温でも長時間加熱すれば.本来おこらないでアロう高温反応が発生します。
だから.熱伝対による温度測定は目安であり.正確な温度はゼーゲルコーンを使用していますから。
長石が溶けて磁き化するには.少なくとも2-3日は燃やしつづける必要があります。近代工業のような短時間ではSK7-10程度まで温度を上げるひつ夜うがあります。
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素人考えで恐縮なのですが、私の推論をご紹介いたします。


まずは、資料として、
参考URL(http://www.e-net.or.jp/user/igayaki/kozan/k3.html)をご覧下さい。

ポイントは、1000℃付近でのカオリナイトのムライト化と、
1000℃以上での長石・石英のガラス化だと思われます。
(長石がガラス状になるのは、1000~1100℃とか、1200℃などと言われています)
基本的には、この二つの変化が、土器の水密化や硬化に寄与していると推測いたします。

但し、野焼きでは、熱が逃げやすく、
1000℃以上の高温を確保するのは難しいという話を聞いたことがあります。
ですから、野焼きの場合では、
「ムライト化」は、そこそこ達成できるかもしれませんが、
「ガラス化」については、あまり期待できないのではないかと思われます。
(もちろん、ムライト化も不十分である可能性がありますし、
局所的に高温になり、ガラス化が生じている箇所もあるとは思います)
事実、「野焼き土器は、窯焼き土器よりも水漏れがしやすく、脆弱である」
という話も聞いたことがあります。

したがいまして、
「野焼きの場合では、十分に反応しきっていない可能性があるが」
という補足をした上で、
焼くことによる水密化・硬化の要因は、
「カオリナイトのムライト化」と「長石・石英のガラス化」
であると推測いたします。
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この回答へのお礼

ありがとうござういました。これからもよろしくお願いします。実をいうと野焼きで今度土器を焼きます。

お礼日時:2003/06/14 10:47

カオリナイト.モンモリロナイト等がムライト(「水が漏れない」より縄文晩期.比較的高温であると推定できますので)やガラスになる

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この回答へのお礼

ありがとうございました。もしよければ、教えていただけませんか。カオリナイトやモンモリナイトは粘土鉱物らしいですが、これがムライトに化学変化するのですか。それとも例えば長石が熔けてガラス状になるというような変化(あえていうなら状態変化?)ですか。もう少しく教えていただければ幸いです。

お礼日時:2003/05/28 11:40

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