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エンジン構造は理解しているのですが、実際のところ「静粛性」や「加速性及び滑らかさ」ではどちらの方に軍配が?

A 回答 (6件)

直6とV6、同じメーカーが、全く同じ時期に等しく力を入れて開発したもの(*)でないと、比べられないんじゃないでしょうかね(^^;


(*そういう事例はナイと思いますが識者の方々、いかがでしょう?)

市販車レベルでは、静粛性は、車体側の要素が大きい気がしますし、加速性及び滑らかさなんかは、ECUのセッテイングなんかのほうが、重要だと思います。

で、σ(^_^)の勝手な回答は「構造よりはメーカーによって差が出る」で~すm(__)m
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この回答へのお礼

~総括~

質問に回答してくれた方々に対してこの場を借りてお礼を申し上げます。

色々な回答がありましたが、「結局はどうなのかな?」ってひねくれた考えが・・・。
愚問で失礼しましたm(__)m

お礼日時:2003/06/11 23:22

静粛性、特に振動面ではV型(90度)が有利です。

シリンダー数が偶数の90度V型エンジンでは慣性質量の50%のカウンターウエイトをクランクに設けるだけで、1次振動が完全にキャンセルされます。ただし、シリンダー数の少ない(2気筒など)では燃焼間隔が不均等になるV型ではトルク変動に伴う振動の発生が問題になる場合もあります。

また、V型にはクランクシャフトの全長を短く出来るという利点(シャフトのねじれ振動を低減できる)もあり、8気筒や12気筒などのエンジンでは圧倒的に直列エンジンより有利になります。

加速性能についてはシリンダー配置による差異は特に無いと考えて差し支えないでしょう。ガソリンエンジンでは大排気量のエンジンをどうしても多気筒化が必要になります。これはガソリンエンジンではノッキングの発生などの問題で、ボアをあまり大きく出来ないためです。多気筒化を進めると直列エンジンよりもV型配列や水平対向やW型などのシリンダー配列のほうが有利になるので大型エンジンには直列よりもこれらの配列のほうが有利でしょう。

余談ですが、星型エンジンをご存知でしょうか?、昔の航空機用のエンジンですが、このエンジンには18気筒や24気筒などと言うものがあり、総排気量も72リットルなどというものまであります。
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うーん・・・・考えてみればいまどき、フルサイズボディの


アメリカンV型エンジンでもあるまいし、わざわざ
ロングストロークにするわけは無いですよね(大笑)

スペース効率を有効に生かすのなら、どうしてもまずは
ボアアップを先に考えるだろうし・・・・
動弁機構を考えても、ボアが大きい方が絶対に有利だし・・・
わざわざロングストローク化するわけは無いわねえ(笑)
トルク発生を変化させるために、バルブタイミングなんて、
今ではなんとでも緻密に変更出来てしまうのだし・・・

まあ、直列ではどうしても排気量の上限があるけれど
V型ならばその上を実現出来るわけだから、発展性は高いと・・・

やっぱ「パッケージ効率」の問題だけでしょう(汗)
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>直列は高回転に特性を振るでしょうし、V型は逆に


トルク優先で設計を進めるでしょうから。

私は逆だと思います。
6発ではV型の方が2次モーメントが残りやすいので振動面では不利ですが、クランクシャフトが短いので剛性が高くねじり振動が出にくいので高回転に向きます。
しかもボアを小さくしようとするとジャーナルの幅が取れなくなるのである程度の大きさが必要となり、スクウェアからショートストローク型のエンジンになりがちです(水平対抗もそうですね)。

直6は完全バランスといわれているぐらいに振動面では有利です。
BMWがV6を採用しないのもそのせいだといわれています。
ただ全長がどうしてもVより長く、また重くなるので、パッケージ優先の設計をされている最近の車ではV型が多くなっているのではないでしょうか。

私の結論としては、基本部分の設計が同じであれば、静粛性および滑らかさでは直6に軍配が上がると思います。

でも実際のエンジンでは直6より滑らかなV6もあるのであくまで机上だけの話として聞いてくださいね。
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ところで「特性」についてですが・・・・



「直列6気筒」と「V型6気筒」の相違しか無いですよね?

V型8気筒はあっても、直列8気筒は無いし・・・
直列4気筒はあっても、V型4気筒はごく稀ですし、
特性の違いを述べるほどの種類ではないでしょう(汗)

とすれば、マスとしての差と、振動としての差、
回転バランスぐらいですよね・・・・

若干ながらですが、エンジン振動を車体に伝えにくいと
いう点からはV型が有利でしょうね。
エンジンマウントの支点も取りやすいですから・・・

反対に回転バランスから見れば、直列が有利でしょう。
常に同方向のピストン運動モーメントですから。

もっとも両方が、同じボア・ストロークであるとは
ならないと思います。
直列は高回転に特性を振るでしょうし、V型は逆に
トルク優先で設計を進めるでしょうから。
パッケージから考えて、それが自然ですし、効率的でしょう。

従って振動対策に有利なV型はロングストロークに、
高回転に有利な直列はスクエアかショートストロークに、
必然的にそういう設計がなされていくものと思います。
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現在の製作技術をもってすれば、性能的に大きな差はありません。


唯一の違いがあるとすれば「パッケージの差」だけでしょう。

常に、「ある制限の中に収める」という現実の壁があります。
そのために開発されて来た構造であり、技術なのですから、
求められて来たのは「効率」という問題であって、
「性能差」では無いと思います。

といっても、延々と長い直列エンジンでは、機械損失がありますし、
とんでもない多気筒V型エンジンでは、かえってその本体の
重量そのものが問題になってしまうことでしょう。

過去には直列12気筒もありましたし、最近ではW型という
V型を二つ、合わせたエンジンも登場しています。

いずれもそれなりの性能を発揮していますが、所詮車両は
完成した車体としての性能で較べられるものであって、
エンジンだけで優劣を論じても、あまり意味が無いと思います。

失礼いたしました・・・・
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