父がガンで余命宣告を受けています。
父(55歳)が昨年の夏に健康診断で肺に影が見られると指摘され、医療センターで精密検査を受けたところ、「小細胞肺癌(進展型)、手術不可能」と診断されました。
その時点で、脳、骨、副腎にガンの転移が認められるとの事で、抗がん剤(パラプラチン)による治療を始めました。
素人なりに小細胞肺癌について調べ、抗がん剤の効きは良いが予後不良、生存率の低さ等が判っていましたので、父の入院後すぐに担当の医師に余命を聞いたところ、「持って2年」と宣告されました。(父には話していません)
確かに抗がん剤の効きは良く、たまに肺が痛む事以外は父は発病前とほとんど変わらず、何よりも入院生活自体に苦痛を感じている父でしたので、癌が小さくなっていて、体調も悪くない事から、医師からも了承をしていただき、2ヶ月程度で一旦退院をしました。
しかし、その後やはり父の体調は思わしくないようになり再入院、再度の抗がん剤(カンプト)治療、少し体調が良くなったところで父の意向により退院、体調不良により再々度の入院、この時はカルセドによる抗がん剤治療を行いました。
先月、一時帰宅中に父が歩く事も儘ならない程に体調が悪くなったので、すぐに医療センターへ連れて行きました。
そこで医師から訊いたお話では、「もう父の体には抗がん剤は効いていない事、これからは脳と肺自体に放射線治療を行う事、余命はもって夏まで」というものでした。
今では父の身体が放射線治療にも耐えられない為か、麻薬を打つ事で何とか痛みを抑えている状態(延命治療でしょうか?)です。
父も、食事もほとんど喉を通らなくなり、歩くのも、喋るのもおぼつかず、放射線で焼けた父の顔を見るのも非常に辛いです。
現在の担当医師には「もう、これ以上出来る治療法はない、このまま入院をしていても良いし、退院しても良い」と言われました。父も言われたそうです。
父には余命の事は伏せていますが、父自身の身体ですので本人も察しているようで「俺はあと2ヶ月だ」と言っています。
今このような状況下で、今後どうするべきか悩んでいます。
現在通っている病院は車で40~50分かかります、父は入院中はほとんど放心状態で、家族が面会に行くととても嬉しそうにしています。
面会に行けない時などは、母や私に、日に何度も用も無いのに電話を掛けてきたり、面会時間ぎりぎりまで他愛もない話をして家族を引き止めるような行動をする、とても寂しがり屋の人です。
父は「余命が知りたい」と言っています。家族は「余命は怖くて聞けないからお父さんが本当に知りたいのなら医師に自分で聞いてみたら」と返しています。(父は自営業なので、身辺整理など、やりたい事も沢山あると言います)
明日、父も含め家族揃って医師に話を聞きに行く予定です。
あくまで母と私の気持ちですが、このまま、もう治療の余地のない病院に父を置いておくのなら、転院をさせてあげたいと思っています。
・余り評判の良い病院ではないですが、今の病院でも治療の余地が無いのなら、家から自転車で10分程でいつでも父に会いに行ける病院への転院(父の一時帰宅も容易になると見込んで)
・或る程度有名なガンセンターへ希望(他に治療の余地があるかも知れない)を持って転院(しかし、ガンセンターは入院待ちの間に父の命が持ってくれるか分かりません)
・今の病院でこのまま延命治療を続ける(転院となると、また検査が続き父の身体が心配です)
明日の説明で父が余命を知るかは判りませんし、最終的には父の希望を1番にと考えていますが、今の父の状態では判断力も思考力も衰えています。
まだ55歳の父です。このまま死を待つには早すぎます、諦めたくありません。
それから、私は川崎市在住ですが、良い病院等の情報があれば教えていただきたく思います。(少々遠くても望みが持てるのならば時間は惜しみません)
長文になりましたが、これからどういった選択をして行ったら良いのか、何でも構いませんのでご意見、ご教授願えればと思います。
長々と読んで下さり、有難うございました。
宜しくお願いいたします。
No.4
- 回答日時:
私の夫は癌ではありませんが、肺の難病になり、病院では治療法がないと言われたため、食事療法によってかなり改善しました。
病院、つまり西洋医学では、もう治療法がなくても、他の方法があります。(宗教でなくとも)
下記リンクは、自分が癌患者だった方が運営しているNPOで、多くの方が癌を治しているそうです。
ご相談なさってみてはいかがでしょうか?
参考URL:http://www.naotta.net/
早速リンク先のサイトを拝見させていただきました。
私自身も、病気は東洋医学だけでは判断できないし、西洋医学の重要性、
また、「治る」という気持ちが(本人も周囲も医師も)一番大切だと思い、これまで父を看病してきました。
同じように看病をしてくれる母や血縁の者は、はっきり言って「医者任せ」
まるで「もう治療法が無い」と言う主治医を神様のように思い、余命宣告も含め、総てを信じ切っている事に私は真っ向からぶつかってきました。
現在、父は食事も一切喉を通らず、水や吐き気止めの薬を飲んだ直後でさえ、嘔吐、血痰を繰り返していますが、私は決して諦めません。
「治る」と信じているからです。
日に日に弱っていく父を見ると信念もぐらつきそうになりますが、リンク先のサイトを拝見させていただいて、大変な心強さと自信を貰いました。
母にもこのサイトを見せたいと思います。
今日、父が「可能性があるのならまだ頑張りたい」と言ってくれました。
「もう死んでもいい」と言っていた父が、私の名前を呼んで、手を握って、そう言ってくれたのです。
私は間違っていないんだと確信しました。
話がそれてしまいましたが、goo-run-run-様には、素晴らしいサイトを紹介して下さり、とても感謝しています。
あたたかいご回答、有難うございました。
どうか、旦那様のご病状も益々ご回復されます事を祈っております。
No.3
- 回答日時:
私が今ちょうど読んでいる途中の本を紹介します。
祥伝社黄金文庫から出ている三石巌著「医学常識はウソだらけ」というものです。
ガンについても書かれていますし、様々なことを取り上げているので、あなた自身の今後にも役立つことと思います。
「医学常識はウソだらけ」
大変興味深いタイトルと同時に、大変むづかしい問題を孕んでいそうな書籍ですね。
今は、父に総てをかけていて、なかなか本を読むのはむづかしいかもしれませんが、時間が赦す時があれば、是非読んでみたいと思います。
ご回答有難うございました。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
質問文を読んで、父のことを思い出しました。
私の父は私が7歳の時にやはり癌で亡くなりました。もう20年も前のことです。
最初は家の近くの病院に入院をしていて、夏休みは自転車に乗って新聞とお茶を届けに行くのが兄妹3人の日課でした。
でも病状が悪化し、家は兵庫県ですが、千葉県の当時は癌治療で有名な先生のいた病院に転院しました。(その先生は当時すでに高齢だったので、もう亡くなられていると思います)
父はもう打つ手はないと言われていたそうですが、まだ40を過ぎたばかりで若かったので、すがるような思いで母は転院を選びました。
私はまだ子供でしたから、父のために何もしてあげられなかったことを今でも悔やんでいます。
でも、たぶん、本当は自分が父の側にいられなかったことが寂しくて、それを今でも引きずっているのだと思います。
父が転院してから最初の春休みに、祖父母に連れられてお見舞いに千葉県まで行った時、もう話すこともできない状態で、父は静かに逝きました。
私はただ泣くことしかできませんでした。
もっと遊びたかった、もっと話をしたかった、もっと側にいたかった、ずっと側にいてほしかった…
何を申し上げたいかというと、質問者様に私のように後悔をしてほしくないんです。
ですから、質問者様が今、お父様にしてあげたいことをしてください。
お父様の希望を叶えてあげたいという気持ちと、質問者様自身のこうしたいという気持ちを天秤にかけて後悔しない選択をしてください。
諦めたくないという質問者様の気持ちを押し付けても、お父様もきっとわかってくれると思います。
お父様が1日でも長く生きられることを祈ります。
質問者様もどうかご自愛ください。
ご自身のお辛い体験をお話していただき、本当に有難うございます。
また、辛い事を思い出させてしまった事に深くお詫び申し上げます。
現在まで、私以外の身内は、父の「死」を前提としてホスピスや在宅ケアを望んできましたが、私はたった一人、「諦めたくない」という気持ちで、セカンドオピニオンや他の病院への相談を母に訴えて来ました。
父は結局、余命については知らないままですが、今日、どうしたいかと訊くと、「他の治療法が残されているなら転院してでも頑張りたい」と言ってくれました。
後悔をしないように、否定的な周りから何と言われても、私が考え、出来る総ての選択肢を父に与え、
その中から父の意思をくみ取っていきたいと思います。
あたたかいお言葉に大変勇気づけられました。
有難うございました。
また、GATX103様も、ご自身をお大切になさって下さい。
No.1
- 回答日時:
ご心労お察し致します。
川崎市とのことですから、近隣にも良い病院はあるかと思います。私の知人が婦人科の病気で手術したのは、川崎市民病院で名医かいると言っておりました。癌の末期だとすれば、最後はご自宅で皆さんに囲まれている方が宜しいと思います。それが不可能ならなるべく近い病院で、ご家族様が代わる代わる側にいてあげるのが宜しいかと思います。
質問者様のお気持ち、文章から痛いほど良く解かりました。お父様の残された日々が安らかで長く続きますことと、質問者様のご健勝を陰ながらお祈り申し上げます。
ご回答、有難うございます。
父が今日、外出届けを出して家に戻ったのですが、母や私が交代で父の背中をさすっている時に、
やはり「こんな風にして貰いながら死にたい」とこぼしました。
余命については父には話せなかったので、(私自身、医師の云う余命を信じたくない、諦めたくないという気持ちもあり、)セカンドオピニオンの予定についてや、これからの事を励ますように話したところ、
父は「何か未だ治療法があるなら頑張りたい」と言ってくれました。
もう少し、頑張ってみたい(父の意思を尊重した上で)と思います。
病院についての助言も参考にさせていただきます。
本当にあたたかいお言葉を有難うございました。
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