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理系の研究者になるには、旧帝大または東工大に進学すべきか

理科系の研究者になるには、旧帝大または東工大に進学しなければ不利なのでしょうか。

A 回答 (6件)

○○学の△△分野でXX先生に師事したいとお考えならそこの大学が良いでしょうね。

院から入るということもできますが、人気の分野、先生なら、内部からでも厳しかったりします。

そこまで決めてなくて漠然と研究者と思われているなら、旧帝以上が望ましいでしょう。ラボもたくさんありますので、自分にあったものが見つかりやすい。

但し、二浪も三浪もしていくところではないです。精々一浪でさっさと大学に行きましょう。研究職はポストを取るのが大変です。1歳でも若い方が良いです。
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現在、その業界にいる者です。


今までの経験からすると、旧帝大か東工大出身でない場合、不利になる場合が多いようです。
勿論、それ以外の大学出身者で活躍されている方もいますが、数としてはどうでしょう?
私の周りでは圧倒的に少ないです。
汚い話ですが、採用時に学部出身がどこかを重視するケースもあります(次は**大出身者が欲しい等)。
それは、採用側に旧帝大出身者が圧倒的に多いからです。さらに、外部からは気付きにくいのですが、派閥ができています。
自分の母校出身者を採用したいという気持ちになるのは自然なことでしょう。
先のご回答にもありますが、大学院は定員に到達する場合が少なく旧帝大であっても入り易いのが事実です。
従って、入学が困難な学部出身の方が評価としては上になります(研究業績がライバルと同程度の場合)。
一方、そのような大学を出ていても業績が無い人はいますが、それは論外ですのでここでの議論対象になりません。

また、理系の場合、受験勉強は研究に必要な理論の基礎となるので、必死で習得して上位大学へ入るのが良いと思います。
そうすれば、得することはあっても損することは絶対にありません。
受験勉強を一生懸命頑張って下さい。そして、その知識から新たな知識を創出し人類を豊かにして下さい。
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研究者になるためには、大学の学部の勉強は「基礎」です。


どの大学に所属じていても、「基礎固め」がしっかりしていれば、大学院選びが可能になります。
ご本人の性格・能力によりますが、家から通える範囲に「そこそこ良い」大学があれば、そこに通うのも悪くありません。 
大学院進学時に、興味・適性のある分野で第一線の指導者のいる場を選びなおす事が可能です。

気持ちの弱い方が、自宅や友人から離れて大都会に出て、勉強も段違いに「できる」方達に囲まれてショックを受けて研究職に就くのを止めてしまう方もあります。
一方で、のんびりした学風の大学の中でコツコツと地道に休むことなく勉強を続けるうちに、それなりの力をつける方もあります。 
いずれの場にいても、飛びぬけた能力を持つ人は芽を出します。

理系大学で勉強しているうちに、能力差は、自他共に「明らか」になってきます。 興味の持ち方、着眼点、解析力、集中力、持続力、その様々な集積として自然に見えてきます。
研究者としての適性がありそうな人で、本人にも意志があるときには、どんな大学にいても大学院進学時に研究者へ続く道が選択可能になります。 

実は理系大学院の定員には余裕があるのが現状です。 能力と意志のある方が出身大学の名前で極端に不利になる事は心配しないで大丈夫です。 

研究者にも、トップになり組織を統括する立場の方々ばかりが必要なわけではありません。 それを支える有能な技術者も多数必要なのです。 また、旧帝大や東工大に進学しても適性・意志の無い方々(これが、圧倒的多数です)は自ずと研究職以外の進路に就きます。

どの大学に進むか?ということよりも、その意志を持ち続けることができるかどうか?を含めて「研究者としての適性があるのか」が最重要です。
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>理科系の研究者になるには、旧帝大または東工大に進学しなければ不利なのでしょうか。



旧帝大や東工大が全ての研究分野をカバーしているわけではありません。
ニッチで地元密着型の研究とかは地方の国立大に多いのです。ニッチな分野は競争が少ないのでその分野ではトップに立てる可能性が高いかもしれません。

最近の話題では

(1) ふぐの無毒化でふぐの肝が食べられる:長崎大学
毒のないふぐを開発?することによりふぐの肝が食べられるようになる。
ふぐの産地である北九州ならではの研究ですね。
http://www.nagasaki-u.ac.jp/zaigaku/ronbun/ronbu …
http://www.saga-chiji.jp/teian/goiken_new/entry. …

(2) 「みかん」から抗癌剤?:愛媛大学
いままで生ゴミとして捨てていた「みかん」の果皮から免疫促進効果物質が発見されて話題になりました。
「みかん」の大産地である愛媛県向きの研究といえましょう。
http://web-amb.agr.ehime-u.ac.jp/subject/cell_cu …
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020091029eaai.h …

(3) いつのまにか世界有数の大学に:信州大学繊維学部
先進国で繊維産業が廃れた結果、信州大学がいつのまにか世界のトップクラスに・・・
http://sangakukan.jp/journal/journal_contents/20 …
いま個人的に注目しているのは「野蚕」です。
http://www.cis.kit.ac.jp/~kaikoga/
生糸というのは養蚕の「カイコ蛾」の産み出す絹の事を指しますが、それは純白であることが珍重されたのです。理由は染色しやすいからです。「カイコ蛾」以外の繭の繊維は今まで色が付いているということで、さほど重用されてこなかったのです。しかし逆転の発想で「染色しなくても、様々な色の生糸を組み合わせればいいんじゃないの?」という発想に目から鱗が落ちました。養蚕復活となるのか?
東京農大で金色の生糸(クリキュラ)を見せていただいた時にはその美しさに感動しました。

純粋に学問的な研究(天文や考古学など)とか産業(工業)界の要請による研究とかは、歴史と伝統のある旧帝大の方が圧倒的に強いのですが、『地場産業に密着した研究』となると地方の大学の方が強いですね。地場産業を発展させる研究は、自治体や地元の経済界からもお金を集めやすいのです。

いまの自動車産業や電気産業は20年後にはどうなっているのか判らないので、旧帝大じゃなきゃ駄目とかいう視野の狭い考えを捨てて「これから何が世の中の役に立つのか?」じっくり考えてみるのも良いかと思います。

あと個人的には、未知の分野が多いのは今まで「金にならない」と思われていた農水産学・生物学系ですね。先進国の産業構造・軍事の都合上、工学には莫大な金が投入されてきましたが、農水産学・生物系はそのぶん未開拓の部分が多いのです。
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東工大院卒業したものです。


「研究者になるのに不利」とは何を意味するのか、よくわかりませんが、どんな学校でも研究者にはなれると思いますよ。
「名前の通った研究者になりたい」ということでしたら、学校というよりは、どの先生に付く(どの先生の研究室に入る)のかが重要だと思います。
私立にだって素晴らしい研究者はたくさんいますよー。

ただ、東大、東工大には「頭がいい」「(研究の)センスがいい」いわゆる「できる」人は多いと思います。なので、そういう中で勉強できるので、刺激になって自分が鍛えられるし、研究者ネットワークもできるから、その意味では、有利だとおもいます。
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分野にもよると思います。



意外と、国立は金がないので研究施設がショボかったり、
教授陣が微妙なことも。

進みたい分野から第一線の大学をさがして比較してはどうでしょうか。
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