「クラヤミ体験」を経験したことはありますか？

Question

私は女子高生です。
先日、私の学校で「クラヤミ体験」というものがありました。
人間の五感の中でもっとも多くの情報を得るものは、目。視覚です。
その視覚を制限した状態で、学校内の校舎を一周してゴールを目指す。
用意されたアイマスクで目隠しをして、学校の校舎の中を一通りグループで手をつないで歩いていくという体験です。

ちなみにこのグループは、あえてそれまであまり喋ったことがない間柄の生徒同士で固めるということになってます。
初めはどうしてそんなことをするのかわかりませんでしたが、ぎこちないままスタートすることになりました。

慣れたはずの校舎の中も、目隠しでなにも見えない状態だととても怖いです。
その先は階段だったらどうしよう…とか、足がすくんでなかなか歩けませんでした。
他のみんなも同じく不安そうな声が聞こえてきます。
でも、声が聞こえることが、こんなに安心できるなんて思ってもいませんでした。

ここで私たちは、手をのばして存在を確かめ合いながら進んでいく中で、見えないからその人の印象など「手が小さいから小柄な人？○○さんよね？」とか気軽に、そして積極的に話せるようになるから不思議なものです。
目が見えないので、喋ったことがない人だからと人見知りができないんです。
とにかく会話してないと不安でいたたまれなくなります。

私たちは、無意識のうちにこのグループで校内一周を達成しようと結束が高まりました。
手足から伝わってくる感触を頼りに「ここは校舎の○○だよね。ここをもう少し進んだら目的の場所だわ。」と言い合いながら無事にゴールできました。

この「クラヤミ体験」の目的は、視覚以外の五感をフルに活用させて自分の感覚を研ぎすませられるかどうかということと、目隠しをした人同士での結束を高められるかどうかということが最大の狙いだとか。
おかげで私たちは、これをきっかけにそれまで人見知りだった人ばかりだったのが信じられないくらい打ち解けて仲良くなれました。

こういう行事と言ったら適切な言葉じゃないかもしれませんが、これはいい社会勉強になったと思います。
この「クラヤミ体験」は、ダイアログインザダークという言い方が正しいんでしょうか？
それと、こういうことを体験した人はおられるでしょうか？

kbfd33 · Accepted Answer

「クラヤミ体験」は、信州の有名なお寺の戒壇めぐりで体験できます

本尊の背中にある階段を下りて行くと目隠しをしないでも段々暗くなってゆきまして
地下室へ到達する頃には漆黒の闇です。鼻をつままれても分からない暗さです。
鈎の手に折れ曲がった廊下を側壁に手を沿わせて５分も歩くと冷や汗タラタラ。思わず傍の人の手握ります。彼女以外のヒトの手を握っても怒られないよ。
漆黒の闇の中に淡いかすかな灯明のアカリに照らされた未来への閂を見ますと思わず触りたくなります。
さらに漆黒の闇を通り抜けて地上へ出ますと世間は何とアカルイことよ。
修学旅行で行ってらっしゃいな。

moonmist · Answer

私も近畿のどこかのお寺で体験しました。（連れて行ってもらったので名前はわかりません）
自分の手を目の前に持ってきても見えない、自分が目を開けても本当に開いているのかも分からない場所でした。
これはとても良い経験だと思います。

この経験をしているのでダイヤログインザダークは本当に行きたいのですが、東京しかないので。。。
恋人なんかと行きたいですね。
きっと絆が深まります。

acd411 · Answer

これを考えた人は…天才ですね。何だか感動しました（全てに）。
これは生徒主催で企画されたんでしょうか？　先生方が？
どちらにしても、すっごい素晴らしい行事だと思います。ウラヤマシイ笑

上で分かると思いますが、そういう体験をしたことはないです。やってみたいなー。

「クラヤミ体験」を経験したことはありますか？

「クラヤミ体験」は、信州の有名なお寺の戒壇めぐりで体験できます

私も近畿のどこかのお寺で体験しました。

これを考えた人は…天才ですね。

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