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10月2日、朝日の天声人語
親鸞の言葉「我指をもって月を指ふ、汝をしてこれを知らしむ、汝指を看て月を視ざるやと」出典何処・?>

A 回答 (2件)

『教行信証』(『顕浄土真実教行証文類』)の中の一説のようです。



《われ指をもつて月を指ふ、なんぢをしてこれを知らしむ、なんぢなんぞ指を看て、しかうして月を視ざるや》

門外漢なので、詳しいことは分かりませんが、この譬えは親鸞の言葉ではなく、それ以前の仏典に多く見られるたとえ話だったはずです(たしかもとは『大智度論』あたりだったと思いますが、記憶が曖昧です)。
禅宗の語録にもよくあります。

浄土真宗本願寺派の教学伝道研究センターにあるデータベースで検索した結果が上記ですが、それをざっと見ただけでも親鸞が実際に言った言葉ではなく、伝聞か、何かの経典からの引用文がもとになっているようです。

サイトのURLを貼っておきますので、ご覧ください。

http://crs.hongwanji.or.jp/kyogaku/database.htm

このサイトの「オンライン検索」で「指」をキーワードに『顕浄土真実教行証文類』の中から検索してみてください。
あるいは「ダウンロード」で全文をダウンロードすれば、どの経典からの引用か分かると思います。

たぶん、この手の質問には専門の方の答えがあると思いますが、とりあえず回答しておきます。
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この回答へのお礼

有難うございました。新聞一読後、小生も「禅宗」の印象が強く、親鸞と結びつかなかったのです。
データーベースのサイト、確認しました。教行信証は、殆どが引用で、やはり「大智度論」が出拠のようです。助かりました。

お礼日時:2010/10/05 10:59

浄土真宗の聖典「顕浄土真実教行証文類」、いわゆる略称で「教行信証」に記されています。


この「教行信証」は全六巻からなり、その中に「顕浄土方便化身分類六」という本があり、これはさらに「本」と「末」とに分かれていますが、お尋ねのお言葉は、この「顕浄土方便化身分類六・本」の方に書かれています。
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この回答へのお礼

有難うございました、見つかりました。

お礼日時:2010/10/05 10:49

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