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外国人ですけど、神社とお寺の違いは何ですか。
教えてください。

A 回答 (5件)

 神は神社、仏は寺ということですが、神と仏がどう違うかを説明します。



 どんな民族でもそうですが、土着の宗教を持っていました。日本の土着宗教は専ら自然を崇拝するもので、汎神論(すべての物に魂が宿っているという考え)でした。

 そこから発展してきたのが神社ですね。大小の違いはあっても、日本全国、どこの集落に行っても神社があります。
 また、多くの人々は、家の中にも「神棚」を作って神を祭ります。

 飛鳥時代(6世紀末~7世紀前半)になって、大陸に遣隋使が送られ、いろいろな文化とともに仏教が伝来しました。そのとき作られたのが寺院です。

 その頃の日本人は、教義について無頓着です。ですから、寺院もたくさんある神社の一つに過ぎません。違いは、戒律があり、規模が立派なだけです。従来から持っていた土着の宗教と混ぜ合わせていきました。それで、両者の違いはどんどんなくなっていきました。

 江戸時代(1600~1867)になって、幕府は「隠れキリシタン」(キリスト者)を弾圧するために、「檀家制度」を設け、すべての国民に対し、いずれかの寺の檀家となることを強制しました。けれども、神社崇拝については不問にしました。それで、多くの日本人が神社と寺という二つの宗教を持つことになりました。

 現在でも、多くの日本人が神式で結婚式を行い、仏式で葬式を行うのは、この頃からの伝統です。

 明治時代(1868.9. 8~1912.7.30)になって、政府が「神仏分離令」(1868)を出します。目的は、仏教を排除し、天皇を神とするのに都合のよい「神道国教化」を目指したわけです。それで、政府の擁護を受けて多くの神社が立派になりました。

 それは一時に終りましたが、神社と寺院の区別した一つの機会になっています。けれども、今でも神社とも寺とも区別のつかない施設が日本中にたくさん見られます。特に、僻地へ行くほどこの傾向は強いです。

 現代の多くの日本人は、両者に漠然とした違いを持っています。明確な定義を持っているわけではありません。ただ、葬式は寺で、その他のお祝い事は神社で、という習慣を持っています。
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神道(Shintou)と仏教(Bukkyo)の違いです。


神道は日本古来の神をまつる多神教で、現在は皇室がその祭祀(まつりの方法)を守っています。
仏教は聖徳太子の頃に中国経由で渡ってきた宗教です。
日本人はあまりポリシーがないので、特定の宗教を信仰していない限りは、時々によって使い分けをしています。

例えば娘さんの結婚式を教会で行い、子供のお宮参りを神社で、亡くなったおじいちゃんの葬儀はお寺で…といった具合です。
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神社は神様を祭っている神の社(Yashiro)です。


(Yashiro is meaning like house)
祭っている神様はそれぞれの神社により違います。
宗教は神道になります。

一方、お寺は仏様(ブッタ)を祭っております。
宗教は仏教ですね。
宗派により(キリスト教のカトリック・プロテスタントのように)、色々なお寺があります。

日本語がわかりにくかったら、その旨回答ください。
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神社は、神様を祀っています。


お寺は、仏様を祀っています。

神社で崇拝するのは、鏡などです。
お寺で崇拝するのは、仏像です。

神社でお参りする場合は、拍手というのを
打って拝みます。
お寺でお参りする場合は、手を合わせて拝む
のみです。

こんな感じでいいでしょうか?
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神と仏の違い

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